会山行紀行文
No−T43
グレード:D
2016年
 7月31日(日)
晴れ
(ひめきだいら)
姫木平

  1838m(南の耳)
参加者 (紀行文) 1507 N/0 
33名 (俳句)1507N/O・557T/K
(男性7名・女性26名) (写真) 1507 N/0
≪コースタイム≫
新潟駅南口(6:10)=上信越道 坂城IC(9:20)=エコバレースキー場P(10:40-10:50)…スキー場中腹林道…ハイキングコース入口(11:10-11:30)
…大笹峰(12:20-13:10)…山彦谷 北の耳…山彦谷 南の耳(13:35-13:45)…殿城山(14:50-15:50)…エコバレースキー場P(16:00-16:15)
=上信越道 坂城IC(17:45)=新潟駅南口(20:22)
≪紀行文≫
〜〜〜蓼科を 右に左に 風露道〜〜〜(T/K)

 「姫木平」と聞いてもピンと来ない人も多いと思います。

 有名な霧ケ峰の一角にあるのに、車山や八島ヶ原湿原などにブランドを取られてしまっている感があります。それだけに静かな高原歩きが満喫できます。

 エコバレースキー場と言った方が分かりやすいかもしれません。

 そのスキー場のゲレンデの中腹までペンションや別荘の立ち並ぶところをバスで上がると広い駐車場があります。其処を左回りに周回するハイキングコースです。

 まずは林道を歩きます。
本日歩いたコース(クリックで拡大)
身支度を整えると眼の前には蓼科山 ゲート脇を入りスキー場から林道を歩きます ハイキングコースは気持ちの良い樹林帯

 このコースは長和町観光協会が主催する「霧ケ峰・美ヶ原 分水嶺トレイル」のサブコースであり、メインルートへも繋がるようになっています。

 (俳句) バス降りし高原すでに風の秋 T/K    (俳句) 高原の道秋茜足元に N/O

 笹原と木立は既に秋の気配の涼やかな風が通り過ぎていきます。

 今夏は花の咲きが速いのですが、まだまだ、咲き残っていた花がポツポツとあって、緩やかな登りの疲れを癒してくれます。

 (俳句) 笹原になでしこの紅ほつほつと T/K   (俳句)万緑の姫木平や足軽く  N/O

刈り払いされたばかりの笹原の間を歩く皆さん そんなに居心地が良いのでしょうか?
私の指
 
  大笹峰はブランシュたかやまスキーリゾートの山頂でもあって、この小屋に中にはスキーシーズンには表に出される自販機とか施設用具が詰まっています。

 (俳句)蓼科の 青嶺間近に 北の耳  T/K
バックには蓼科山を左端に
八ヶ岳連峰が聳えています
行く手には車山のドームが見えます 「山頂休憩所」と書かれた大笹峰の小屋
休憩所のドアの内側に掲示されている
「望まれる山々」 
(俳句)草の穂の揺らぎの中の昼餉どき
  T/K 
 山彦谷 北の耳
大笹峰で蓼科をバックに

 大笹峰からは気持ち良い高原の稜線歩きです。

 (俳句)草原にすっと抜き出で(いで)吾亦紅  T/K

 緩やかなアップダウンを繰り返して、北の耳、南の耳と歩きます。
 山彦谷 南の耳  天空の高原を我等が独り占め 

  蝶々深山への分岐を分けて、周回コース最後、殿城山のピークを目指します。
 天空の高原を我等が独り占め ビーナスラインに続く民宿、ペンション、山小屋が見えます。残念ながら一軒、一軒名前は言えませんが・・・ 殿城山 山頂


 殿城山からは苔に覆われた石のゴロゴロした急な下りを降りて、林道に出て、周回コースは終りです。


 今回のトレッキングは周回コースの歩きとなり少しきつかったかもしれませんが、お天気と展望と花に恵まれ「良かった!」とのお声を頂きました。
    
 林道に出て、下った道を振り返る。
鹿除けの張られています。
 駐車場の真ん中に設置されている案内板

  今回見つけた花(写真はピンボケもあります。ご容赦願います。撮影し忘れた花も多かったでした。ゴメンナサイ!)