会山行紀行文
No−T24
グレード:D
2016年
 5月8日(日)
晴れ
西山日光寺
参加者 (紀行文) 2011 Y/0 
19名 (俳句)557T/K・2091T/K・2011Y/T
(男性6名・女性13名) (写真) 2011 Y/0
≪コースタイム≫歩程1時間40分
新潟駅南口(7:10)=(R49、津川経由)=西山日光寺(8:50)…旭滝(10:00)…西山日光寺(昼食、秘仏ご開帳10:40−12:30)
…旧参道散策(12:30−13:00)=芹沢高原ハーブ園(13:30−14:10)=清川温泉・入浴(14:30−15:40)=新潟駅南口(17:10)
≪紀行文≫
〜〜〜荘厳な御開帳に立ち会う〜〜〜

 大人3人が両手を広げた程もある大杉が点在する森を歩いて旭滝へ向かいました。
 若葉風が頬に気持ちいい季節になりました。

 途中で滝を見てきたという村人に会いました。
 木の間越しに落差35メートルの大滝が姿を現しました。

 急な坂を更に下り、沢床を隔てた先にごうごうと飛沫をあげて落る滝が見えて来ました。

 (俳句)
 折れ枝と青しだの道滝つぼへ
 
                    (557T/K)
 

 (俳句)
 十丈の滝木漏れ日にがうがうと

                    (557T/K)
 
旭滝へ向かいます 村の人;「いい滝だったよ」
急坂を下って 大滝が見えました 落差35メートル

 滝を後に急坂を西山日光寺に戻ると、山門に幔幕が張られて春祭が始まりました。
 文化財の仁王像の前で集合写真に収まってから御開帳の薬師堂に登りました。
 堂内は檀家の村人でいっぱいです。護摩壇に火が焚かれ、3人の和尚さんの読経が始りました。

  (俳句)風薫る御堂秘仏の御開帳 (557T/K)

  (俳句)護摩壇の焔(ほむら)赤々御開帳
 (2011Y/O)

急坂を登り返して
奥が薬師堂です  集合写真 
御開帳です 南無西山薬師の幟名号 堂内は人でいっぱい

 (俳句)
  
若葉して十二支刻む薬師堂
                  (557T/K)
 (俳句
  
村人の守りし古刹風薫る   
                  (2091T/K)
  
和尚さんのお帰りです  手にほら貝が 

 大庫裏前の広場でランチにしました。ランチの後、野点の御点前を頂きました。

 「色んな感動がありましたが檀家50軒で守りついでいることに感動しました。」(2091T/K)

 御開帳の終った薬師堂の扉は閉じられて、いつもの静けさに戻りました。

 境内の歴代住職の墓地や今は藪に帰した旧参道をゆっくり散策しました。

 (俳句)
  代々の僧の奥津城新樹光
 
                  (557T/K)
 (俳句)
  倒木の旧き参道わらび摘む
 
                  (557T/K)
お点前を頂きました 御堂の軒飾りが見事です
 裏山の奥津城へ  旧参道はヤブの中 わらび摘み 

 日光寺を下りてから、ハーブ園を訪れました。高台に立つと残雪の飯豊連峰が雄大でした。  

 (俳句)
  残雪の飯豊まぶしくハーブ園
 
                    (557T/K)



 最後に阿賀野川の対岸の清川温泉でゆっくり湯につかりました。

 (俳句)
  湯上りはかへで若葉のベランダで

                    (557T/K) 
  ハーブ園は風光明媚   大日岳は雄大な眺めです 

 今日はひねもす一日を西山日光寺に登って荘厳な御開帳に立ち会うことが出来ました。  (おわり)