会山行紀行文 2016年
 5月27日(金)
曇りのち晴れ
(あおたなんばやま)
青田南葉山
949m
参加者 (紀行文) 2070 S/F
4名
(男性1名・女性3名) (写真) 2070 S/F
≪コースタイム≫
自宅=南葉高原キャンプ場P(9:15-9:50)・・・木落し坂コース・・・7合目見晴台(10:55-11:05)・・・青田南葉山山頂(11:35-12:35)
・・・明神峠(13:15)・・・明神沢・・・明神沢コース・・・南葉高原キャンプ場P(14:35-15:00)=自宅
≪紀行文≫
〜〜〜変化に富んだ面白いコース〜〜〜

 会40周年の記念登山の“青田南葉山」のリーダーに選ばれたNさんと下見に行くことにした
 朝方まで激しい雨が降り、家を出るときもまだ小雨が降っていた。
 「止めようか‥。でもこの後のスケジュールが‥。」と思案を巡らせながら現地に到着。しかし、小雨は続いていた。

 しばらく様子を見る間にキャンプ場にある“南葉ロッジ”の方から、様々な登山情報をお聴きした。
 そうこうしている間に雨も上がり、登山を開始することにした。
 コースは木落し坂コースを登り、明神沢コースを下山することにし、キャンプ場上部にある木落し坂コースの登山口から入山。
 しばらくは穏やかな歩きやすい道を4合目付近まで進む。
南葉高原キャンプ場と青田南葉山 木落し坂コース入口 最初は緩やかな登りで快適

 4合目付近から“ウツギ”の花が咲き誇り見惚れながら歩いていると、徐々に斜度が増し、5合目から6合目は結構きつい登りになる。
 6合目には水場があり休憩する場所もあったが、急坂が続きそうなので長居はしなかった。
 やがて7合目の分岐路に、ここは“見晴台”に立ち寄るための分岐路となっている。
 見晴台は文字通り広く北東方向に展望が開けていた。刈羽黒姫山や八石山、苗場山などが望める。
タニウツギのトンネルを通過 6合目の水場 7合目見晴台入口

 7合目を過ぎ、8合目が近づくと急坂もなくなり穏やかな登山道となる。(山頂か?思うも結構歩く)
 8合目9合目と新緑を楽しみながら足を進めると、広く丸く刈り取ったような山頂に到着。(広々として気持ちの良い山頂)
 山頂には二等三角点と石で出来たかなり古そうなお社が建っていた。
 穏やかな日差しを浴びながらゆっくりと昼食を頂く。
8合目付近緩やかな登山道が続く 広い山頂に到着 山頂に立つお社

 昼食ののち、山頂の北側に明神沢コース下山口と書かれた標柱のわきから下山開始。
 しかし、ここから数十メートルは急坂でとても滑りやすい。木の枝を掴みながら下山するも滑ってしまった。
 少し道も穏やかになったかなと思う頃“明神峠”に到着し「ホッ」一息つく。
下山は明神沢コース 滑りやすい急坂を下る 明神峠まで降りると勾配は緩やかに

 明神峠から
  ・美しいブナ林の中を歩く(とても気持ちがいい)
  ・崩れた斜面をトラバース的に歩くこと数ヶ所(結構谷が深いので要注意。本番ではロープが必要かも)
  ・小さな渡渉部が5ヵ所ある(差ほど危険性はないが、一部完全に道がない箇所がある)
 等と変化を楽しみながら(リーダーは楽しめないかも)下山する。
美しいブナ林が続く この程度の渡渉が5ヵ所程ある トラバース的な道が続く(これは比較的広い)

 変化ある明神沢の登山道も沢から離れると歩きやすい登山道となり、間もなくやたらと看板が目についてくる。
 このあたりからキャンプ場の遊歩道のようで、脇道が目立ってくる。
 どこを曲がっても間違いではないがふみ跡のしっかりした「南葉ロッジ」への道を進むと、キャンプ場の上部に出て、この先が下山口となる。
ようやく安心して歩ける道に 道も広くなると下山口は近い 下山口のキャンプ場上部

 初めて歩いた山だが、結構変化に富み面白い山歩きが出来る山だった。
 本番(紅葉が素晴らしい)では多くの会員に楽しんでもらいたい。
 ただ、グレードC扱いになっていて、確かに体力的にはCレベルだが、明神沢コースの下りは歩きなれた技術が必要かもしれない。

≪出逢えた花々の一部≫(他にも多数あり)