会山行紀行文 2016年
 4月26日(火)
晴れ
(くわのきやま〜ねこぶやま)
桑ノ木山〜ネコブ山
1794m
(ネコブ山)
参加者 (紀行文) 1968 N/K
単独
(男性1名) (写真) 1968 N/K
≪コースタイム≫
三国川ダム駐車場(4.13)…尾根取付(5.12)…桑ノ木山(8.43)…ネコブ山(11.16)…前進限界1713m▲(11:34-12.13)…ネコブ山(12.39)
…桑ノ木山(14.6)…尾根取付(16.39)…(途中で工事関係者の方から乗せてもらいました)三国川ダム駐車場(17.21)
≪紀行文≫
〜〜〜下津川山や巻機山への稜線を見て満足感に浸る〜〜〜

 桑ノ木山は越後三山を眺めるに素晴らしい所と教えてもらった事がある。

 越後三山中ノ岳より巻機山に連なる稜線上の下津川山から北側に下がる尾根はネコブ山〜桑ノ木山〜三国川ダムへとつながっている。

 自分には無縁の所と思って聞いていたのだが、何年か前に会の友達がネコブ山へ行き、良かったと言っていた。
 行けるところまで行ってみようと思い立った。

 三国川ダムの駐車場から歩き始めると間もなく明けてきた。アスファルトの道路は綺麗に整備されていた。

 橋を渡りトンネルを抜けると登山口で、急な階段をゆっくりと登った。階段の終点には建物がありその先は絶壁になっている。

 左の方に赤いテープがあったが自分には無理と思い不安ながらも右の方を登った。先に見える大きな松の方に道が続いていた。

 その先にも大きな松が何本も生えていて帰りの目印にもなった。

 いつの間にか急登が緩くなると道がはっきりしなくなってきて、窪地のようなところには雪が残っていた。

 その雪上を歩き、窪地が無くなる辺りで左の尾根に向かう。ここは標高1000m辺りだろうかと推測する。迷いそうでマーキングした。

 稜線沿いの少し下がった辺りに踏み跡があるのにうっかり下り過ぎることが幾度かあった。

 1200m辺りでようやく雪渓に出た。ずーっと先まで続く雪渓を見てすぐにアイゼンを着ける。気も弾んだ。

 中ノ岳から下津川山へ続く山々を左手に見ながら次のピークを目指す。

 1338mピークを越えてしばらくすると窪地になっている所があり横切るようにして桑ノ木山に向かった。この辺りはマーキングをして行く。

 桑ノ木山のトップは藪が出始めていて左の雪渓を使ったが、下りでは反対側を使った。

 1518mピークを超えると徐々に藪が出てきた。

 右の下津川側斜面を少し下がると雪渓が上までつながっているように見えたが不安だったので反対側の割れた雪渓と藪を渡りながら登り、わずかな藪にてこずった。

 1774mピークからはネコブ山まで藪が続いているように見えた。ここで気力が落ちた。

 おにぎりを食べ、長めの休憩を取り、気を取り直して藪に突っ込むと意外にも直ぐ雪渓があり、しかも遠くまでつながっていた。

 稜線を見ながら歩いているうちにネコブ山頂に着いた。

 越後三山から連なる下津川山や巻機山への稜線を見て満足感に浸る。




 この先の雪渓の続いている所まで下がってみた。

 1713m地点、ここを前進限界としてゆっくりとお昼を食べる。
 飲み物も美味しい。

 下津川山まで往復2時間半くらいはかかるかな?
 次回いつになるか?体制を整えてトライしよう。 


 下津川山を見上げて帰路に着く。