会山行紀行文
No−136
グレード:C
2016年
 11/13(日)
晴れ
地図読み山行B
櫛形山脈南側

  400m(大峰山)
参加者 (紀行文) 2259 M/U 
27名
(男性8名・女性19名) (写真) 2051 S/T
≪コースタイム≫
新潟駅(7:40)=金山集落(8:50-9:05)…願文山(10:30-10:50)…大展望台(11:20-12:25)…大峰山(12:50)…無線中継所(13:25)…箱岩峠(14:45)…菅谷コミュニテーセンター(15:15-15:30)=新潟駅南口(16:55)
≪紀行文≫
〜〜〜地図読み山行に参加して〜〜〜

 大峰山は入会する前4月中旬桜の季節、友人夫妻に同行し今回で2回目となりました。地図読み山行は、私にとりましてこれからの山行計画に少なからずの影響を与えてくれそうです。

 バスは定刻通り7:40に出発です。天候は快晴とはいきませんが、寒からずの絶好の山行日和、車窓からの街路樹は晩秋を迎え葉が落ち始め、冬支度をしなさいと教えているようです。
 バスの中は、顔見知りで和気あいあいです。早速、Tリーダーより挨拶があり人員の確認と一日の行動計画及び資料について説明があり、Yリーダーが講師となり指導してくださるとのこと座学の開始です。
 コンパスには、一般に3種類ありシルバタイプのコンパスが最適であること、また、GPSやスマホは長所短所があること、地図には山行に必要な記号が示され現在位置を確認するうえでも重要であることの説明がありました。

 金山集落に到着、いよいよスタートです。現在位置と進む方向を地図で確認し、コンパスに進む方向のセットです。
 道路上での講義、皆真剣で地図とコンパスとの格闘で自動車の往来に注意散漫。Tリーダー大変、後尾で大声を張り上げファーストレディー台無しで申し訳ありません。また、出会った村人へ挨拶、山に入れさせて頂きます。

 林道から神社境内へ上りのスタートです。願文山、大峰山大展望台、大峰山頂上、箱岩峠への稜線、休み場、248mの三角点で尾根や樹相及び角度の確認を行いました。 
新人さん紹介 準備はOK 講義の開始
コンパスの使い方は… 上手くできたかな 願文山の方向のセット
角度は何度 真剣そのもの 教え合い学び合い
この辺かな コンパスの向きは 熱が入ります
この方向は何度 分岐点には注意して 異なる地図と現地

 山道から見える風景は、木洩れ日の中で幽玄の世界を映し出しています。
 まさに晩秋の山の風景です。

 また、落ち葉の上を歩く爽快感と危険感が適度の緊張感を醸し出し疲れを感じさせません。


チェリーヒュッテ手前で参加メンバーの集合写真


 無線中継所を過ぎた頃、カモシカを見ることができ、厳しい冬を乗り切るための餌を探しているのでしょうか、我を忘れて無事を祈るしだいです。
 願文山への急登
 もう少し頑張れ
黄金のトンネル  
黄金色の稜線歩き 中継所への登り 一息入れて
京都の紅葉に負けないね 林道に到着 箱岩峠は工事中

 帰路バスの中でYリーダーが締め括りとして、地図とコンパスの使い方に自信をつけるのには高山で訓練するより、低山(800m位)または里山で数多く練習をした方が安全面を含め自身につながるとの話があり、これからの山行に向け大変参考になりました。

 前回の個人山行とは、登山口、下山口が違い別の山に思えました。春の桜の季節でしたが、四季折々に自然が作り出す美しさは力と勇気を与えてくれる栄養素であることを再認識しました。