会山行紀行文
No−105
グレード:C上
2016年
 9月10日(土)
晴れ
(にしあづまやま)(にしだいてん)
西吾妻山・西大巓

  2035m  1981m
参加者 (紀行文) 2097 T/Y 
13名
(男性5名・女性8名) (写真) 2097 T/Y
≪コースタイム≫
新潟駅南口(5:00)=ベイシア新潟豊栄店(5:30)=豊栄新潟東港IC=(日本海東北自動車道)=荒川胎内IC=(国道113号・県道2号)
=天元台ロープウェイ湯元駅(8:08-8:20)≒天元台高原駅≒北望台(9:20-9:26)(1820m)…かもしか展望台(9:55)…大凹…梵天岩
…天狗岩(11:15-12:05)…西吾妻山(12:23)(2035m)…西吾妻小屋…西大巓(13:25-13:45)(1981m)…グランデコ山頂駅(15:22)
…グランデコ山麓駅(16:29)=猪苗代磐梯高原IC=(磐越道)=新潟中央IC=新潟駅南口(19:40)=ベイシア新潟豊栄店(20:10) 
≪紀行文≫
〜〜〜快晴の中、吾妻連峰を眺めながら湿原の池塘と草紅葉の秋の縦走〜〜〜

 予報は土曜日前後は天候不順であるが土曜日のみ晴れで幸先良い。
 新潟駅から12名を乗せ新潟駅5時小型バスで出発、途中ベイシア新潟豊栄店駐車場で1名を乗せ合計13名。
 豊栄新潟東港ICから日本海東北自動車道に乗り、胎内ICで下りて国道113号等経由で天元台ロープウェイ湯元駅に8:08到着。

 中大巓・西吾妻山はオオシラビソの原生林、ハイマツの広がり、そして高層湿原には可憐な高山植物が豊富で、山頂よりも周辺に見どころが多く、湿原や湖沼が点在するほか、シーズンにはチングルマなどが咲き乱れるお花畑がある。日本百名山に選ばれた西吾妻山は吾妻連峰の最高峰で2000m峰でありながら、山形県側からは天元台スキー場からリフトを利用して容易に登ることができる。

 西大巓は吾妻連峰の西端に位置し、ここもオオシラビソの原生林が広がり、山頂からは360度の大展望が楽しめる。連峰の最高峰で、日本百名山に選ばれた西吾妻山は樹林に覆われ全く視界がないので西大巓まで足を延ばす登山者も多い。

  ロープウェイ湯元駅の下の駐車場で登山準備。駐車場では大勢の若い人たちが集まっていたのと、今日は「西吾妻山秋一番フェスティバル」というイベントがあり往復のロープウェイリフト代が半額、日中も各種イベントがあるようで、上の駐車場もすでに満車状態であった。
昨年も同じ土曜日で紅葉の時期にかかわらず駐車場はガラガラ、ロープウェイ内も我々グループのみで空いていたが、今日は、搭乗者が大勢であったため2回に分かれてしまった。20分待つのかと心配したがこのように混むときは、5分後に乗れるとのことで安心した。
全員8時20分発・25分発のロープウェイに乗り込む。
 天元台ロープウェイ湯元駅に到着  ロープウェイ下の駐車場で登山準備  ロープウェイで天元台高原駅へ

 ロープウェイ天元台高原駅に5分程で到着後は、歩いてリフト1基目から乗る。1人ずつ乗車するが、乗る・降りる時にうまくできない場合は、リフトを止める、ゆっくりになったりしていたので、リフトの管理の方が乗り降りに配慮していることが分かった。
天元台高原駅に到着 駅の前で再度登山準備 1基目のリフト乗り場へ出発

 ロープウェイ天元台高原駅から北望台まで3基のリフトに乗っている間は気温が16〜17°程度、風が少しあり寒いくらいだったが快晴で正面の中大巓、左に藤十郎方面がきれいに見えた。
 バスの中で注意事項としてリフトの3基連続で乗ると寒くなるので、1枚厚手の服を着こむよう指示しておいたが、降りてきた皆が一様にこんなに寒いとは、と驚いていた。 
1基目のリフト乗り場 1基目のリフトから天元台高原 2基目のリフトから快晴で景色も素晴らしい

 標高1820mの北望台へ9:20到着。ここは米沢盆地(北西方向)の眺めが見事なところ。
  ここから本格的な登山、長いリフト乗車で寒くなっている人が多いので、そのままの服装で歩くことにし9:26出発、急登で大きめの石がゴロゴロあり、以前振った雨か朝露なのかで登山道は若干濡れていたため滑りやすそうなのでゆっくりと登る。
3基目のリフトから前方の中大巓が見えた リフト3基目の北望台から
米沢盆地(北西方向)の眺めが見事
リフト終点の北望台へ全員到着し
本格登山準備

 かもしか展望台(1940m)に9:55到着。今まで山行で2回ここへ来たがいずれも霧の中、今日は3度目の正直と思ったが西側の飯豊連峰、北側の朝日連峰や月山、蔵王の山々は雲海の中、残念ながら望めなかった。 
かもしか展望台に到着し、休憩 池塘と湿原地帯の草紅葉に囲まれた
木道を歩く
一面草紅葉

 かもしか展望台からすぐ下りの木道になり、人形石に向かう木道と湿原地帯の大凹、西吾妻山の梵天岩方面の分岐に差し掛かる。
 早速、池塘周りの草紅葉出会うが若干早そうだ。
正面に西吾妻山、西大巓が見えてきた 人形石の分岐から降りる 大凹への下り 

 途中で東方面に見える吾妻連峰の主稜連峰(東吾妻山、一切経山、家形山、烏帽子山、東大巓、藤十郎)や安達太良山が良く見え、その都度見える位置が違うので説明をした。
 その後も大凹、梵天岩、天狗岩、西吾妻小屋の間は湿原の中を抜けていく木道が多い登山道で、池塘周りの少し早い草紅葉でも素晴らしく、晴れて気分もよいのでゆったりと周辺の山々と景色を見ながら歩く。
 池塘が点在している大凹で休憩  池塘の先に吾妻連峰の主稜連峰 梵天岩への大きな岩場の急登 

 大凹を過ぎると灌木帯の短い登りになり、登り終えると再び湿原が広がり、奥へ進んで行くと大きな岩が重なる梵天岩に11:00到着。皆に岩をよじ登ってもらい、今まで来た縦走路や広大な吾妻連峰、湿原を一望してもらった。  
もう少しで急登岩場が終わる  整備されている登山道  だんだん梵天岩に近づく 
 梵天岩直下の最後の登り  梵天岩の標識 梵天岩をよじ登り今まで来た
縦走路や広大な吾妻連峰、湿原を一望

 梵天岩を過ぎて天狗岩にたどり着き、南側を見るとこれから行く西吾妻山が見える。
 天狗岩に11:15到着し、晴れているが風が少しあるので、風を避けて広い天狗岩の場所のあちこちに分散し12:05まで昼食を取る。 
梵天岩を出発 正面に西吾妻山が大きく見えて来た 快晴の天狗岩に到着
天狗岩の奥にある
吾妻神社に山行の無事を祈りに行く 
風を避けて広い天狗岩の
あちこちに分散し昼食 
天狗岩からいよいよ西吾妻山へ出発


 昼食後、木道の場所は良いが、低い灌木の道はいつものように水がたまり汚泥のような場所が多い登山道を歩き、針葉樹の森をゆるやかに登って行けば20分弱で吾妻連峰最高峰の西吾妻山(2035m)の山頂に10:08到着。

 2000mを越える山であるが山頂はオオシラビソの樹木に囲まれていて展望はきかない。  
西吾妻山頂上までの低い灌木の道 
西吾妻山頂上で集合写真、1班の皆さん 2班の皆さん

 森に囲まれた山頂を10分も下ると途中から木道とまた池塘のある湿原地帯に出会う。西吾妻小屋、天狗岩に方面の分岐を左に折れ、西大巓を目指す。  
西吾妻山から西吾妻小屋までの木道から、
これから登る西大巓が見えてきた
 正面奥が西吾妻小屋と湿原は草紅葉 西吾妻小屋への木道を歩く

 池塘のある湿原地帯を抜けて、少し歩くと西大巓までは一旦降りてから登りになる縦走路が良く見える。左に見える中吾妻山と一体の雄大な景色を楽しみながら歩いた。途中には高山植物が群生しており7月頃は花畑になっていそうな場所が多く、7月の縦走も考えたい。
西大巓へ一旦降りる 西大巓までの縦走路が見えた  ここが一番低いところ
この周辺から高山植物が群生

 縦走の目的になる西大巓(1981m)の広い山頂に13:25到着。少し霧がかかって会津磐梯山は見えない。

  13:45西大巓を出発し、最初急坂が多く慎重に歩く。グランデコ山頂駅直前までは樹林帯で眺望がなく、岩や木の根をのりこえ、ぬかるみを避けながらグランデコのゲレンデまで1時間40分弱下っていく。 
西大巓への急登が始まる   もうすぐ西大巓、頑張れ、奥は西吾妻山  西大巓の頂上標識
西大巓下山開始 
西大巓頂上で集合写真   樹林帯で眺望がなく、岩や木の根をのりこえ、ぬかるみを避けながら慎重に降りる

  ようやくグランデコ山頂駅が見えるゲレンデに到着したが、ここもかなり急なのでジグザグにおりる登山道になっていた。

 グランデコ山頂駅にしばらく休憩し、珍しくにパノラマゴンドラが整備中で止まっていたので、磐梯山、猪苗代湖が良く見える山頂駅からなだらかなグランデコスキー場を約1時間弱歩いた。
 ゲレンデ最高地点直前の沢にある標識 グランデコ山頂駅が見えるゲレンデ最高点直前に到着、ここから急坂のゲレンデを下る ゲレンデから正面に
磐梯山、猪苗代湖が見えた

 スキー場ではあるが高原のような場所で、時々秋の花が咲いていたので慰めになった。
 草場はよかったが作業道の砂利道はやはり足に来た。グランデコ山麓駅に16:29到着した。
 パノラマゴンドラ山麓駅に到着  スキー上の
ゲレンデの草場や作業道の砂利道を歩く
ようやくグランデコ山麓駅に到着