会山行紀行文 2015年
 12.22(月)
晴れ
(さるげだけ)(いかづちやま)
猿毛岳・雷山
327m
  378m
参加者 (紀行文) 2011 Y/O
2名
(男性2名) (写真) 2011 Y/O
≪コースタイム≫
新潟(9:00)=(R290、R403、五泉、村松経由)=猿毛登山口(10:30)…255m峰(11:10)…猿毛岳(11:25-12:05)
…(往路を戻る)猿毛登山口(12:45)=川内郵便局前経由=永谷寺(13:30)…雷山登山口(13:50)…雷山(14:35)…(往路を戻る)
…永谷寺(15:35)=馬下保養センター(17:00)泊   (歩程4時間20分)
≪紀行文≫

 猿毛岳にいい山小屋が出来たと聞いて、一度訪ねてみたいと思っていたのです。

 車一台がやっと通れる日吉橋を渡ったら、すぐに右折して川沿いの林道を進むと終点の駐車場には4、5台が駐車していました。

 林道駐車場の手前の登山口からひと登りで日吉神社に出ると、神社の裏からハイキングコースが続いていました。

 のっけから階段の急坂は竹林を通り杉林をぐんぐん上って、左側からの尾根に乗ると255m峰に着きました。
 
間もなく雑木林に変わると傾斜が緩み、右手眼下に旧冬鳥越スキー場が見えました。
 中学生の頃、兄と蒲鉄の電車でスキーを担いでスキー場に通ったことを思い出しました。
登山口は階段から
竹林の急登です 杉林も急登です 木洩れ日のプロムナードを


 落葉の道を緩やかに登って行くと、三角屋根の手作りの小屋が現れました。日が差し始めて小春日のようです。

 小屋前のベンチに腰を下ろすと東面に雪を被った粟ヶ岳と白山が見渡せました。

 小屋の中はストーブが焚かれて暖かいので、先客の老夫婦組と常連氏に混じって中でランチにさせてもらい、お弁当を広げて山談義に花が咲きました。
 猿毛小屋です
 小屋の中はあったか  粟、白山が一望に きのこがいっぱい 

 ランチの後は往路を戻りました。午後はR290を村松へ戻ると、村松公園から早出川ダムに向かう途中の川内郵便局前で右折したら、直進しT字路を左折して永谷寺(ようこくじと読みます)山門前の駐車場に着きました。
 永谷寺は蒲原三十三観音札所の第五番霊場で曹洞宗の古刹です。

 雷山の登山口は山門の左手から谷奥に続く林道を辿ります。
 新中線の鉄塔監視路の表示板が左右に立つ、路肩が広がった辺りが登山者用駐車場になっていました。
永谷寺の苔むす石段を  熊さんはこわい  山頂まで50分 

 林道ゲートから更に歩くこと10分、漸く登山口に出ました。ここから一本調子の登りが続きます。
 8合目の「四の郭」を上がり戦国時代の山城の空堀跡の急坂上の曲輪跡に立派な小屋が建っていました。

 中に入ると、この山を管理している山の会の人たちが迎えてくれました。

 「来訪の記帳をしていって」といわれて山頂に登ると今日の来訪者はおいら達を含めて5名のようです。
一本調子の登りです 戦国時代の古城址
沢コースは水戸野への下り 小屋が立派です 暖炉の火がとろとろと


 雷山の山頂は杉林の中ですが、南の縁に出ると目の前のかやの木山の右に白山が、左に権現山が見え、その奥に雪を被った川内山塊が広がっていました。

 展望を楽しんだ後は山小屋の管理人さんたちと一緒に往路を戻りました。

 今日は仲間と忘年会で泊まります。
 山談義に花を咲かせて飲み明かす積りです。     (おわり)  
山頂です 
春に登った権現山が 指差す先は川内山塊中核部 かやの木山はまた今度