会山行紀行文 2015年
 10.21(水)
晴れ
(あわがだけ)
粟ヶ岳
(中央ハイキングコース)
454m
参加者 (紀行文) 2011 Y/O
4名
(男性1名・女性3名) (写真) 2011 Y/O
≪コースタイム≫
新潟(7:40)=(R49、加茂、黒水経由)=岳山寺(9:20)…長瀬神社(9:40)…東屋・387m峰(10:40)…岩野展望台・454m峰(11:20)
…粟ヶ岳中央道3合目・昼食(12:10-12:55)…貯水池(13:40)…岳山寺(14:30)=花の湯館・入浴(15:00-16:00)=(往路を戻る)
=新潟(17:00) 歩程5時間10分 
≪紀行文≫
〜〜〜アップダウンが連続して結構達成感が味わえるコース〜〜〜

 加茂の水源池の手前、岩野の岳山寺前から「中央ハイキングコース」を辿り、中央道3合目に合流し水源地に下って岳山寺前に戻る周回コースを歩いて来ました。

 岳山寺前のバス停をスタートして橋を渡ると、長瀬神社へ続く苔むした石段を登ります。

 古い鳥居をくぐって参道を辿ると正面と右手に社殿の建つ境内に着きました。

 長瀬神社は「延喜式」神名帳に蒲原郡13座のうちの一座と記載されている古社です。
 地元では「岳の奥満様」といって虫歯の神様として信仰されているようです。

 境内に立つ注連飾りが捲かれた御神木の脇からハイキングコースが始まります。
バス停前をスタート
苔むす石段を上り 長瀬神社の境内です 御神木の熊野杉

 長瀬神社の上の242m小ピークには約700年前、南北朝時代の山城の空堀跡も見られます。
 登山道の状況を加茂市役所に聞いたら「定期的に刈払いをしていますからどうぞ。」という話の通り、ヤブがきれいに刈られた尾根道が続いていました。

 尾根には伸び放題のワラビの葉やオオイワカガミのつやのある葉も茂っていて、春にはワラビ採りやヒメサユリを見ながらの登山が楽しめそうです。

 緩やかな登りは初めだけで間もなくアップダウンが始まりました。

 登り始めて約1時間、「山ノ神」の刻字の入った立木の辺りからロープの垂れた急坂を上り詰めると東屋の建つ387mピークに出ました。

 グルっと360度の眺望が利いて、いい休み場になっています。
目指すは3合目 空堀を上ります
急坂を登り登って 東屋でひと休み 454m峰は三角山

 ここから水源地に下る道が分かれますが、直進して緩やかに下って行くと、小俣川林道を経由して粟薬師へ向かう分岐にしっかりした標識が立っていました。

 前方にはこれから越える454mのピラミッドピークが立ちはだかります。

 ここが今日一の難所です。
 見上げる急坂には数本の虎ロープが下がって、昨年秋に会山行で登った六日町清水の威守松山の急坂を彷彿とさせます。

 454mピークの狭まい山頂に立つと、3号目から一気に立ち上がる粟庭の急尾根と奥に三峰が間近く見えました。
丁度中間点です
454m峰の急坂です 山頂は眺望よし 袴腰山が間近に

 454mピークから大きく下り、再び443mピークの登りにかかります。
 中央道3合目分岐へは443mピークを越して、南側を捲き気味に緩やか越えて行きました。
 粟庭の尾根の紅葉が間近に見えてくれば、このコースの終盤です。
急坂は続きます 終盤近し ゴールが見えた

 3合目分岐から入ったという長靴スタイルの2人組のオジさんとスライドして間もなく分岐に出ました。
 登り始めて3時間、アップダウンが連続して結構達成感が味わえる中央ハイキングコースでした。
 ランチの後はいつもの道を水源地へ下り、林道を歩いて車に戻りました。(おわり)
3合目分岐です 454m峰が遠くに 下山しました