会山行紀行文 2015年
 10.6(火)〜7(水)
曇り後晴れ
馬蹄形縦走
白毛門-清水峠-西黒尾根
1234m
参加者 (紀行文) 1968 N/K
単独行
(男性1名) (写真) 1968 N/K 
≪コースタイム≫   下記記載
≪紀行文≫
〜〜〜視界が広がると気持ちは一挙に変わる〜〜〜

 好天予報、自分の休日、紅葉、この条件がそろったチャンスは逃せない。前から行けなかった馬蹄形縦走への駐車場に車を走らせる。
 両日とも天気は予報よりも良くなく、でも午後からは晴れてくれた。

≪1日目(白毛門登山口 〜清水峠)10月6日≫
〈山行タイム:概略〉
白毛門登山口駐車場(6:06)…白毛門(9:08)…笠ヶ岳(10:23)…朝日岳(11:39-12:06)…清水峠(14:06)

 高速道路を使うと自宅からは約2時間で行ける、手ごろな時間だ。
 一緒に歩いた80歳だと言う大阪から来られた方はかなりの時間をかけて来たらしい。
 朝日岳を日帰りとの事で、そこで下山の『無事とさよなら』を交わした。自分の80歳の姿もそうありたいと思いながら先を目指した。

 白毛門までは急登の連続だった。ガレ場の急登や鎖場もあったが、なんとか通過できた。その後はアップダウンと続く。
 歩き始めガスで視界なしの出発だったが笠ヶ岳を過ぎる頃になると回りが見えて来た。
 今日上ったことを悔やんだが視界が広がると気持ちは一挙に変わる。げんきんなものだ。
1934mピーク付近より撮影    行く先の朝日岳方面 

 朝日岳に着くと早速奥社に神頼み。(………...)来れた事に満足し先へ歩く。

 いろいろな体験を含め、無人の白崩避難小屋を今日の宿泊利用にさせてもらった。
 早めに水を確保し夕ご飯を済ませると東京からの男性が入って来られ心細さから解放された。
朝日岳祠より撮影   左の登って来た1934mピークと右の朝日岳の標識 中央の遠くは明日歩く武能岳の辺りだろうか?
                    

≪2日目(清水峠〜肩の小屋〜西黒尾根)10月7日≫
〈山行タイム:概略〉
清水峠(5:36)…七ツ小屋山(6:52)…蓬峠(7:46)…武能岳(8:48)…茂倉岳(10:23)…一ノ倉岳(10:47)…オキノ耳(11:49)…トマノ耳(12:02)
…ラクダの背(13:35)…西黒尾根登山口(15:05)…白毛門登山口駐車場(15:42)

 寒くて目が覚めるが、起きて重ね着するのも面倒だ。うつらうつらしているうち起床の時刻になった。
 相部屋の男性から見送ってもらい、歩きだす。雲が吹雪のように速く尾根を横切ってゆく。視界なし、、、黙々と歩いている中で、すれ違いがあり、先の登山道の様子を教えてもらう。人と出会えてらっくりする。

 上空は晴れている。時々明るくなってガスが抜けると真っ青な空と紅葉が綺麗だ。足取りにも元気が出る。武能岳、茂倉岳、一ノ倉岳と登り、オキノ耳、トマノ耳が近くなった頃に景色が見えるようになってきた。鎖場が出てきた。風はかなり強く又寒い。
 山頂では記念撮影をしている人が多く、下る西黒尾根が良く見える。強風に気を付けながら、43年前に登ったコースを下りた。
       茂倉岳辺りの紅葉                  清水峠辺りの紅葉              ラクダの背よりトマとオキ
西黒尾根ラクダの背より撮影   馬蹄形縦走の道程  蓬峠〜白毛門辺り