会山行紀行文 2015年
 7.11(土)
快晴
(かさがだけ)
尾瀬笠ヶ岳
2058m
参加者 (紀行文) 2070 S/F
4名
(男性1名・女性3名) (写真) 2070 S/F
≪コースタイム≫
新潟(4:20)=沼田IC=鳩待峠(7:40-7:50)…オヤマ沢田代(9:30)…小笠(10:30)…笠ヶ岳山頂(11:30-12:20)…往路…鳩待峠(15:45-16:00)=新潟(20:00)
≪紀行文≫
〜〜〜豊富な花々に感動!〜〜〜

 自身の会山行を控え、知っている山とはいえ団体登山としての下見を実行した。
 自宅を早朝出発しシャトルバスに乗り為に戸倉温泉駐車場へ、しかし第一Pは満杯。第二Pに停め鳩待峠に向かった。
 雲一つない鳩待峠では多くの登山者で賑わっているも、人の流れは尾瀬ヶ原。我々のように至仏山登山口に入るのは少ない。
 その中でも笠ヶ岳に向かう登山者はもっと少ないと思われる。
快晴の鳩待峠 至仏山登山口から入る 暫くは穏やかな登山道

 登山道はオヤマ沢田代の分岐点まで至仏山登山道と同じ道。
 歩きはじめは穏やか樹林帯を登って行き、やがてやや傾斜が出て木道や階段を上がると木々が開ける。
 左前方に今日の目的地“笠ヶ岳”が観えてくる。
木道や階段が続き高度を増していく 樹林帯を抜ける 目指す笠ヶ岳が観えてきた

 尾根筋を一旦右に入ると景色は一転、尾瀬ヶ原や燧ヶ岳、そして至仏山等の素晴らしい景色が眺望できる。
 そして登り切ると“オアマ沢田代”に到着。木道が至仏山に向かって真っすぐ伸びている。
尾根の反対側にでると前方に至仏山 眼下には尾瀬ヶ原と遠くに燧ヶ岳 オヤマ沢田代

 オヤマ沢田代の端に笠ヶ岳を示す道標がやっと出てくる。ここに至るまで笠ヶ岳を示す道標は無い。
 分岐点から少し入ると“悪沢岳”山頂?、らしくなく展望もない。しかし少し先に進むと前方が開け気持ち良い稜線の先に笠ヶ岳が観える。
やっと笠ヶ岳を示す道標が 悪沢岳山頂 悪沢岳から笠ヶ岳に続く稜線

 稜線といっても樹林帯と開けたところが混在し、所々に残雪が点在しその雪解け水でぬかるんだ道も少なくない。
 小笠付近まで来ると登山道周辺はお花畑で素晴らしい。
未だ所々に残雪があった 小笠を通過 フラワーロード

 様々な花を楽しんだ為、やや歩行が遅くなるもやがて笠ヶ岳の直下に来る。
 山頂への道は回り込むように登って行くが途中の岩場は登山道が不案内で知らないと悪戦苦闘の登りが強いられる。
 やっとたどり着いた“笠ヶ岳”山頂は360度の大展望、特に新潟県側の山々(谷川岳、巻機山、越後三山等)が素晴らしい。
 勿論群馬県側(武尊山、皇海山、赤城山等)や福島県(燧ヶ岳)、栃木県側(日光連山)も十分楽しめる。 
笠ヶ岳直下 山頂までもう少し 笠ヶ岳山頂
山頂からの新潟県側の遠望(左から谷川岳・檜倉岳・巻機山と続き越後三山まで遠望できた)

 素晴らしい遠望を楽しみながら昼食を頂き、後ろ髪をひかれつつ下山開始。
 下山は往路を戻るのだが、山頂からの下りは要注意。また悪沢岳までが来た道なのにダラダラととても長く感じられる。  
 悪沢岳迄登ると後は、鳩待峠まで下るのみ。
 下見登山ではあったが素晴らしい快晴と、数えきれ名位の花々に感動した登山となった。
≪登山道で出逢えた花々≫もっと沢山ありました。