会山行紀行文
No−139
グレード:B
2015年
 12.13(日)
曇り
(といしやま・やけやま)
砥石山・焼山

  三川IC周辺の里山
参加者 (紀行文) 1861 K/Y 
20名
(男性11名・女性9名) (写真) 1861 K/Y
≪コースタイム≫
新潟駅南口(7:10)=磐越道ガード(8:30)…尾根上の鉄塔(9:05)…砥石山(9:50-10:00)…大防山(10:30)…真福寺(11:25)
=公園<昼食>(11:30-12:05)=小花地集落(12:10)…送電線保守用道取付き(12:15)…焼山(13:40-13:50)…林道終点(14:30)
=新潟駅南口(16:00)
≪紀行文≫

 新潟駅をバスで出発した時点では晴れてお日様も出ていました。でも三川の山間は例によってガスっていて、お天気はくもりで、時折小雨がぱらぱらとあたる日でした。お天気が今少し悪ければ、きちんと登山道がある山やコースを登ろうと思っていましたが、一時期の予報よりもだいぶ天気が回復していたので当初の予定通り、砥石山と焼山に登ることにしました。

 こうした日の山中は、木の小枝や常緑樹の葉には水滴が着いていています。パーティーの先頭は文字通りの露払いになります。
 最初の内はストックで小枝を揺すって雫を払いながら進みましたが、身体が暖まってきたら山行モードにしっかり入り、露など気にならなくなり普通に歩いていました。

 まずは砥石山に向いました。
 砥石山は尾根上に送電線の鉄塔があり、三川IC近くから鉄塔まで保守用道が付けられています。鉄塔から先の尾根上には踏み跡があります。通常は保守用道で尾根に上がるのですが、私達は砥石山の尾根の南端から藪を掻き分けて登りました。
磐越道ガード脇で準備を整えます  コンクリート板で用水路を渡ります 用水路に添って尾根南端に向います

 用水路脇から尾根に向って斜面を登ります。斜面も尾根も傾斜は急ですが、藪は薄く、急傾斜を登る時の手掛かりに丁度良い程度です。
 尾根の傾斜が緩むと鉄塔に出ます。ここからは踏み跡が入っていて楽に歩けます。
斜面を登る 南端の尾根上を登る 送電線鉄塔です、ほっとします。

 尾根を進むと砥石山の山頂が眼前にガーッンと現れます。岩の痩せ尾根が続いています。この岩の痩せ尾根を通過するにはそれなりの心得が必要です。
 新潟楽山会の会員でこの岩尾根を通過した人は、私の知る限りでは1人です。
 岩尾根の通過は危険すぎるので、通常は岩尾根の左側5〜6m下場を巻いて通過します。
砥石山山頂部の岩の痩せ尾根 岩尾根の険しい部分を巻きます 巻き終わってもまだけっこう怖い!

 全員無事に岩場を通過しました。
 砥石山の山頂はとても狭いので、20人が登ると少々過密状態でした。
岩場を無事通過、山頂はもうすぐ 砥石山の三角点です 山頂から岩の痩せ尾根方面を振り返る

 砥石山からは大防山に向います。砥石山山頂直下は岩場なので、慎重に下りました。
 砥石山や大防山には数年ぶりに来ましたが、以前に比べると大防山から下る道は随分明瞭になっていました。
砥石山からの下り、怖いです  大防山の山頂 真福寺に降り立ちました

 焼山は雪がある時期に歩くのにちょうど手頃な山だと思っています。
 焼山には、揚川ダムと国道49号線の中間にある林道の終端から登山道があります。
 また、林道終端の少し手前、ログハウスの民家の先から送電線の保守用道があり、通常はこの保守用道や登山道で登られています。
 今回は小花地集落裏手から尾根伝いに焼山に行き、登山道で下りました。
小花地集落の送電線保守用道入口 保守用道を登り上がった所の鉄塔 保守用道と別れ、焼山に向かう尾根

 根を進んで行くと焼山の保守用道に出ます。そこからはしばらく保守用道を進みます。
 保守用道から分かれて焼山に向かう尾根を100mほど進むと焼山の登山道に合流します。
焼山の鉄塔に出ました 保守用道を進みます 焼山山頂

 焼山からは登山道で下りました。30分ほどで下りました。                       (おわり)
雪割草の葉を見つけたのでしょうか 急斜面の下り、滑りそうです 林道終点に降り立ちました