会山行紀行文
No−144
グレード:C
2015年
 12.12(土)〜13(日)
晴れ   雨
(いしわりやま)
石割山

  1412m
参加者 (紀行文) 2044 S/H
17名
(男性6名・女性11名) (写真) 2044 S/H
≪コースタイム≫
≪一日目(12/12)≫
新潟駅(6:05)=北陸・関越・圏央・中央道=山中湖IC=石割神社駐車場(11:45-12:00)…石割神社(12:30-12:45)
…石割山山頂(13:05-13:30)…平尾山(14:00)…石割神社駐車場(14:45-15:00)=崇岳荘(15:15)
≪二日目(12/13)≫
崇岳荘(8:30)…冨士浅間神社(8:50-9:10)=三ツ峠白糸の滝(9:50-10:20)=忍野八海(11:00-11:40)=山中湖IC=新潟駅(18:20)
≪紀行文≫
〜〜〜越前岳は来年だ!〜〜〜

 今年の冬の関東地区の天気予報はよく変った。いつもは晴れと安定している天気、異常気象はここにも表れているのか。
 出発前の日の天気予報では一日目雨、二日目晴れの予定だった。もし初日雨なら観光でもと考えていたが、その初日が快晴になった。

<一日目>

 中央自動車道から雄大な富士山が見えた。
 これなら正規の登山道でなく、石割神社の駐車場までバスで登り、そこから歩いたほうが40分ほど短縮されるので、富士山のよく見えるうちに山頂へ行こうとみんなに提案した。

 石割神社の駐車場はトイレも暖房されていた。準備をして歩きだす。
 いきなりの階段、403段をゆっくりと登る。15分くらいな登りだが汗がしたたり落ちる。
中央自動車道から見た富士山 駐車場から見える赤い鳥居、
そこから403段の階段の登りが始まる。
これが403段の階段 

 そこからは緩やかな道、周りの樹林帯の葉っぱが落ちていて時々富士山が望める。
 そして石割神社で休憩。ここには大きな岩があり、まんなかが割れている。そこを3回通ると幸運が開けると説明し、希望者には岩くぐりを勧めた。ただ、過去に悪いことをした人は岩に挟まれてしまうと説明すると、私を含め数人の男性軍は怖くてみんなが潜り終わるのを待っていた。
 緩やかな登り道  石割神社  神社横の大岩の割れ目

 神社から山頂までは25分の道のり、急登が続き、ロープが張られていた。そこをがんばって石割山山頂に到着。
 そこからの富士山はよく見えたが、時間的に太陽が富士山の横に位置しカメラではよく写らない。
 大休憩の後、時間がまだ早いので別の道を通り平尾山に行くことに変更。急坂をロープに捕まり慎重に降りる。
 後は緩やかな道を展望のいい平尾山の山頂に、そしてゆっくりとバスの待つ石割神社駐車場に。
石割山山頂よりの富士山、
横に太陽があり逆光になり残念
集合写真(石割山山頂) 平尾山への急な下り

 バスに乗り15分ほどの崇岳荘に。

 電話でお風呂の準備をしてもらっていたが、みんなは山中湖畔の散歩がいいと、そして宿の近くのコンビニでお酒を購入、夕食まで雑談に耽る。

 夕食はいつも出る山梨名物のほうとうが美味しい。
<二日目>

   朝から雨。出発を8時半まで延ばしたが雨は止まず観光に切り替えた。


 バスに乗り冨士浅間神社へ、西暦110年創建という古い神社、まだ朝早いのに多くの参拝客がいた。

 現在の本殿は1615年に創建の国指定重要文化財だという。

 神社入り口近くに白糸の滝まで9キロという表示があったとか。
朝食 湯豆腐が美味 崇岳荘
 そこへ行ってみようということになりバスで移動、バスの中で地図を見ても見つからず、途中で運転手さんが民家に聞いて山道を移動した。
 なんと、そこは三ツ峠山の白糸の滝だった。移動は約40分、とても9キロではなかった。あの表示はなんだったのだろう。

 山道の途中でバスが通れなくなる細い道になり、そこから歩く。そのとき雨はもう止んでいた。
 少し車道を歩くと山道になり、そこから15分ほど登ったところに白糸の滝があった。
 滝の落差は150メーターとのこと、決して水量は多くないが流れる水が岩肌を滑るように落ちる様子はまた格別だった。

   バスに戻り忍野八海へ。そこは見る物も多いので40分の時間を作り自由行動とした。まずみんなを湧池まで誘導して、そこで解散、後はいろいろと探索した。富士山の伏流水を水源とした湧水、富士山は見えなかったが、透明度の高い水、泳ぐカラフルな鯉、そして外国人観光客の多さが印象的だった
 冨士浅間神社  三ツ峠白糸の滝  忍野八海
 バスに乗り道の駅に寄り、談合坂のSAで遅い昼食、そして雨の降る新潟に早い時間に帰ってきた。
 越前岳は登れなかったが内容の濃い山行だったと思っている。越前岳は来年だ。最後に私は決して雨男ではありませんよ。