会山行紀行文
No−042
グレード:C上
2015年
 5.27(水)
晴れ
(いわいがめやま)
祝瓶山

  1417m
参加者 (紀行文) 2216 S/K 
41名
(男性17名・女性24名) (写真) 2216 S/K
≪コースタイム≫
 新潟駅南口(6:05)=針生平登山口(8:25)…分岐(8:50)…一の塔(11:10)…祝瓶山山頂(12:10-12:50)…一の塔(13:40)…分岐(15:25)
…針生平登山口(15:50)=新潟駅南口(18:30)
≪紀行文≫
                                〜〜〜〜〜〜

 ◆楽山ニュースをお伝えします。

 5月27日新潟楽山会の登山隊が、日本三百名の一つ祝瓶山の登頂に成功しました。
(写真は大朝日岳側から撮影した祝瓶山、赤線は今回の登頂ルート)


 
 山形県の小国町側から「一の塔」を経由して頂上へアタックする
ルートを踏破されたメンバーのお一人S/Kさんにお聞きしました。

 (Q:質問、A:S/K)
Q:祝瓶山はどんな山?

A:山形県の長井市と小国町にまたがって位置し、名前はめでたいものの中々手強く、槍の穂先のように尖った山容から「東北のマッタ―
   ホルン」とも呼ばれています。

  数年前大朝日岳の山頂から観た景色の中でひときわ目立つ秀麗な姿に魅かれ、いつか登りたいと思っていましたが、今回その願いが
  叶いました

Q:コースは?

A:針生(はんなり)平登山口から標高差約1000mの鈴振尾根コースを登りました。

 最初にワイヤーの吊橋で荒川を渡りますが、  揺れる上に踏み幅が狭いため、正直ビビり
 ました。

 登り始めから急坂になりますが「一の塔」の
 手前の鞍部までは、鮮やかな新緑と鳥のさえ
 ずりに励ましをもらい、高度をあげると姿を
 現す朝日連峰に元気づけられて、気持ち良く
 歩くことができました。
揺れる吊橋で荒川を渡る 登り始めから急坂の歓迎を受ける 後方の左ピークが一の塔、
右は頂上ではなかった

  しかし、その先にきつい急登が待ち構えていました。高度差約450m、これでもかと急登が続きます。
 遠くに見える飯豊連峰の姿と時々吹く涼風に力をもらいながら、ようやく「一の塔」へ、しかし、頂上だと思っていたピークが実はニセ頂上で、
 その裏にもうひと登りあると知って「ハァ〜っ」ため息と一緒に力が抜けてしまいました。
 残りの高度は約200m、真の山頂が射程距離に入ったものの、疲れが出た足は中々前に出ません。
 平岩山を経て大朝日岳に繋がるルートへの分岐を通過し、ラストの登りにもうひと汗をかいて頂上へ。
 待ち焦がれていた山頂に、「やった―!」の声が上がりました。
朝日連峰が見えた、ファイトいっぱ〜つ! 飯豊連峰が見えた、ハッスル、ハッスル!
頂上を目指し、最後のひと登り
高度を上げてきた、一の塔はもうすぐ シャクナゲの花は終わっていた
奥の中央がニセもの、右が本物の頂上 展望が広がる山頂でランチ

Q:景色は?

A:きつい登りのあとに素晴らしいご褒美(景色)が待っていました。
  祝瓶山は朝日連峰と飯豊連峰の展望台と言われていますが、頂上からは360度の展望が開け、最高峰の大朝日岳(1807m)から
  北端の以東岳へと連なる峰々を見渡すことができました。
  その大パノラマを間近に観ながら、ゆっくりとランチタイム。
  登ってきた者だけが味わうことが出来る幸せな時間を過ごしました。
朝日連峰の大パノラマをとくとご覧あれ
撮りま〜す「1+1は?」 ♪笑ってもっとBaby素敵にエ・ガ・オ

Q:お花は?

A:数は少ないもののアカモネ、タムシバ、ムラサキヤシオを見ることができました。
  そして、シラネアオイも5、6株発見(写真を提供していただいたリーダーT/Yさんは今回初めて見たとのこと)
  また、既に花は終わっていましたが、一の塔周辺にシャクナゲの群生があり「この花を見るため来年も登る」と話されている人がいました。
タムシバと大朝日岳 鮮紅紫色のムラサキヤシオが映える シラネアオイを発見

Q:下山は?

A:右に朝日連峰を見ながら下りますが当然下りも急斜面。右側に斜面が削られて危険な場所があり、リーダーの注意事項「景色に見とれて
  滑り落ちないよう、見る時は立ち止まって下さい」を思い出しながら慎重に足を運びました。
平岩山を経て
大朝日岳に繋がるルートを俯瞰
急斜面を下山、右側が雪で削られている 一の塔は一度登ってから下る、
後方は大上戸山

  長い坂を終えた後は、登山口までしばらく新緑の登山道を歩きます。

  ケガなくバスに戻れると確信できると、「祝瓶山に来て良かった」という思いが湧きあがってきました。
  鮮やかな新緑、苦しんだ急登、綺麗なお花、素晴らしい景色、心地良い疲労感と達成感・・・楽しい一日をプレゼントしてくれた山行に心から感謝
朝日連峰ともお別れ 下りを終え、鮮やかな新緑の中を歩く 川の流れに癒しをもらいながらバスへ