会山行紀行文
No−013
グレードC
2015年
 3.07(土)
曇り
(はるなさん)
榛名山外輪山

  1411m(相馬山)
参加者 (紀行文) 2198 H/W 
23名
(男性9名・女性14名) (写真) 2044 S/H
≪コースタイム≫
新潟駅南口(6:10)=関越道渋川伊香保IC=榛名湖畔(9:25-9:40)…氷室山(10:15)…天目山(10:50)…スルス峠(12:10-12:45)
…相馬山登山口(13:05)…相馬山(13:35-13:45)…相馬山登山口(14:05)…ヤセオネ峠(14:30)=ゆうすげ元湯(14:50-15:50)
=関越道渋川伊香保IC=新潟駅南口(19:40)
≪紀行文≫
                   〜〜〜凛とした雪山の静けさと、木の枝々に付着した細かな雪が白い花に〜〜〜

 予定どおり新潟駅南口を出発、関越道を上州榛名山へと向いました。

 魚沼地区を走っている時は日もさし、お天気は割合に良かったのですが春も近づき冬型でなくなったせいか、関越トンネルを出るとそこは新潟とは反対に曇天でした。

 9時半前に榛名湖畔に到着、準備を整えスタートしました。天神峠から氷室山へと登ります。
 登山道はよく整備され、丸木の階段が続いていました。
 関東の山とはいえ標高もあることから周りは一面の残雪でした。昨夜もちょっと降ったようです。
 積雪は多い所でも20〜30p位でした。滑らない様に気をつけながら、急な登りが続きます。
バスの中から見る県境の山々。
トンネルの向こうは晴れているのか。
榛名湖畔で準備して、これから歩きだす。 雪の残る階段を登る。

 上州名物のからっ風はなく、うっすらとした乳白色のもやがかかっています。
 天気が良ければ榛名湖を望む展望のコースななですが、見晴しはききませんでした。

 鳥の声や花はありませんが、凛とした雪山の静けさと、木の枝々に付着した細かな雪が白い花の様できれいでした。

 しばらく登りが続いて第一のピーク、天目山(1,303m)に到着しました。ここで小休止をとりました。
 せっかく登ったのですが、天目山からは急な斜面を下り、「関東ふれあいの道」と銘打った道を七曲峠方向へ進みました。
画像は寒そうに見えるが、
乾いた雪の上、寒くはない。
天目山山頂 雪の残る階段を慎重に下る。

 七曲峠からは緩やかな防火帯の尾根道を登り返したりしながら松之沢峠へと出ました。

 松之沢峠からは相馬山を目指しての登りとなりましたが、途中の東屋で予定通り昼食タイムとなりました。
 この東屋は晴れていれば眺めの良い場所なのですが、残念ながら展望は望めませんでした。
誰が作ったのか雪だるまがあった。 階段を降りるのは危険と判断、
横の雪原をラッセル、誰も交代してくれない。
霧の中のスルス峠東屋。

 昼食後、本日の最高地点である相馬山(1,411m)に向かい登り始めました。
 急な登りが続く道でしたが、ハシゴ場や鎖場は一部壊れており、迂回路を使うよう指示が出ておりました。

 迂回路にはロープが掛けられておりましたが、急な登りに加え点々と凍っている場所もあり、緊張しながらの登り下りでした。
相馬山登山口への登り。 相馬山登山口の鳥居。 鉄ハシゴは壊れていて巻き道を進む。

 相馬山の山頂には黒髪神社の立派な社殿があり、皆さん参拝されていました。

 下山時もスリップに注意しながら全員無事に降り、目的地のヤセオネ峠に着きました。
相馬山山頂の黒髪山神社。
さあ、もうすぐヤセオネ峠 全員無事に下山し集合写真の納まりました

 下山後は榛名湖温泉「ゆうすげ元湯」へ移動、ゆったりと温泉に浸りました。
 登山をし、温泉に浸かった後に来るものと言えば、やはりビール、ビールです。
 みんなでテーブルを囲み持ち寄ったつまみと缶ビールでのどを潤したのです。

 展望はききませんでしたが、雨に降られることもなく一日の予定を終え、帰宅の途につきました。