会山行紀行文
TL-65
2015年
 11.5(木)
晴れ
上川の東小出川沿い
林道散策

(たきがしら湿原・麒麟山等含む)
参加者 (紀行文) 1861 K/Y
18名
(男性2名・女性16名) (写真) 1861 K/Y
≪コースタイム≫
新潟駅南口(7:05)=大尾不動滝(8:35-9:05)=たきがしら湿原散策(9:15-9:40)=東小出川沿いの林道<林道大倉峠線>散策(10:00-13:35)
=麒麟山(14:40-15:30)=新潟駅南口(16:25)
≪紀行文≫
〜〜〜お天気のお恵みに感謝して〜〜〜

 快晴です。10月23日に実施した山形の羽黒山の山行も快晴でした。2連ちゃんで快晴とは何という幸運でしょうか。
 紅葉の具合が多少心配でしたが、お天気さえ良ければ紅葉が時期的に遅くても早くても、この快晴の下ではそんなことは問題なしで、山行を思いっきり楽しめること請け合いです。

 少し不安があるのは、ガスが出ていないかということでした。三川から先は、この時期になるとお天気の日には大抵ガスに包まれています。
 ガスは早ければ9時頃には晴れるのですが、遅い時は午前中いっぱいガスに包まれていることもあります。

 バスが磐越道に入ると前方に菅名と五頭が見えます。遠目では、菅名と五頭は連続した尾根に見え、その尾根の鞍部状の部分に雲が掛かっていました。
 がぁ〜んという感じ、これは三川から先がガスに覆われている印です。
 菅名の鳴沢峰から見下ろしたら、素晴らしい雲海が楽しめるのでしょうが、雲海の下を歩こうという私達には怨嗟の対象です。
 はたせるかな、三川ICから先はガスの中でした。

 紅葉が真っ盛りであったとしても、ガスの中では今一つ、いや今三つ以下のものになってしまします。
 ガスのはれ上がりを待ってから林道の散策に入りたいと思い、途中の大尾不動滝やたきがしら湿原に回って時間調整をすることにしました。

 幸いなことに、ガスは大尾不動滝に到着した時点で晴れてくれました。
 また林道散策終了後にも時間に余裕があったので、帰りの駄賃に麒麟山に登りました。

 一日目一杯楽しみました。何もかも快晴のお天気のおかげです。お天気の神様に感謝です。
 ガスが晴れるのを待つために、目的地途中の大尾不動滝とたきがしら湿原に寄り道しました。
 ガスのせいなのでしょうか、大尾不動滝周辺はたっぷりと夜露に濡れていました。
 大尾不動滝に到着した時点でガスはほぼ晴れ上がっていました。
夜露に濡れた道を滝に向います 滝に向かう途中の道 大尾不動滝、晩秋なのに水量が豊かでした

 まずは紅葉の遊歩道を散策しました。たきがしら湿原の遊歩道はループ状に付けられているので、周回で楽しめるのですが、今回は寄り道なので周回はせずに適当な場所までの往復にしました。
 帰路は湿原の木道を歩きました。たきがしらの湿原の中にはもちろんお花はありません。でも代わりに色づいた湿原の植物がお花同様楽しませてくれました。
遊歩道の入り口付近  遊歩道は紅葉の盛りでした 湿原の木道の様子

 林道の入り口付近は標高が低いからでしょうか、緑が少し多目です。でも見上げる尾根は燃える紅葉に包まれています。
いよいよバスを降り散策開始です  林道から見上げる峰はりっぱな紅葉です 沢の周りも色づいています

 林道を進むと徐々に標高が上がります。林道は紅葉に包まれています。
 2qごとにバスに乗ったり歩いたりを繰り返そうと思っていましたが、歩き始めたらもう誰もバスに乗る人はいませんでした。
林道は紅葉に包まれています 赤色がたっぷりある場所もあります 車は来ません。ゆったりと歩けます

 磐越道の温度計は6度を表示していましたが、林道では時間がたつに連れて気温が上昇してきました。風も無いので汗ばむほどです。
 のんびりのどかに歩いて、ゆったりと昼食を摂りました。
 しかし、昼食に良い場所がなかなか見つからず、最適地を見つけた時は、痺れを切らしたメンバーは途中の林道上で昼食を始めた後でした。
 昼食に最適な場所の恩恵に預かれたメンバーは半数弱でした。もちろん、一番のおかずは紅葉です。
林道脇の紅葉 遠景も紅葉です 紅葉をおかずにゆったり昼食です

 お昼後も誰もバスには乗りません。紅葉に包まれた林道の歩きが続きました。
 林道が終わりに近づくと、一万三千歩とか一万四千歩という声が聞こえました。
お昼後も林道の散策は続きます 林道下の斜面の紅葉も見事です 林道の終わりが近づくと緑が多くなります

 林道の散策が終わった後、時間があったので帰りの駄賃に麒麟山に登ることにしました。
 「3時になったら引き返すこと」という条件で登りました。
 大方の人は神社までで下山しましたが、中には通行止め地点まで行った方々もいたようです。
 私は神社で、お天気のお恵みに感謝して下山しました。                                (おわり)
麒麟山の登り 展望台周辺の様子 神社、大方の人はここまでで下山しました