会山行紀行文
T-49
2015年
 9.25(金)
小雨後曇り
(きょうがだけ)
京ヶ岳
529m
参加者 (紀行文) 2052 M/T
31名 (俳句) 557 T/K
(男性10名・女性21名) (写真) 1633 S/S
≪コースタイム≫
新潟南口駅(7:40)=春日山城址(9:35-10:45)=あるるん畑(11:00-11:35)=京ヶ岳(12:15-13:40)=岩の原ワイン蔵(14:00-15:00)
=新潟駅南口駅(16:55)
≪紀行文≫
〜〜〜実りの秋を巡る・京ヶ岳〜〜〜

 今日はリーダーのアイデア満載、お楽しみ一杯の山行です。
 お天気が心配される中、新潟駅を定刻に出発。バスは北陸道を一路、上越に向かいます。

 最初のお楽しみは名将上杉謙信公の居城、春日城址跡の散策です。
 少々きついコース組とゆったりコース組に分かれて本丸を目指します。
 「あそこに見えるのが二の丸、その上が本丸で、直江兼続は素早く本丸をとり、景虎は二の丸で・・・」、「景虎は男前だったそうだ・・・」などリーダーの話がまた面白い。
謙信公がお出迎え   春日山城址の案内図  春日神社にお参りして
杉木立の中ゆっくりと 直江兼続の屋敷跡  向こうに見えるのは二の丸跡 
毘沙門堂でお参り 毘沙門様  お休み処
春日山城址跡 四百年涸れぬ大井戸 悲劇の武将景虎屋敷跡
≪俳句≫  春日山城址にて        
・謙信の像城跡に薄紅葉 ・石垣の反り美しく蔦紅葉 ・本丸へ秋草の道雨晴るる
・本丸の跡霧の晴れ広々と ・四百年涸れぬ井戸あり水の澄む ・天守跡より一望に霧の街
・切株のベンチあちこち大茸(おおきのこ) ・米蔵の跡切株と露草と  ・切株の祠に野菊活けられし 
・天守跡むかご二十個ポケットに     

 歴史探訪の後は、上越の農産物直売所「あるるん畑」に直行。
 広い売り場は秋の味覚が溢れんばかり、買い物客で賑わっています。なにより嬉しいのは値段が安いこと。
 あれもこれもで、30分の制限時間はあっという間に終わってしまいました。それぞれ大きな包みを抱えて車中の人に。

 バスに乗ること30分余、次は、いよいよ京ヶ岳です。
 標高差50mを20分かけてゆっくりと山頂へ。山頂は山城跡、春日山城を支えた支城の一つだそうです。
 360度の展望を有し、頚城平野に妙高山が一望できます。
 ここでお待ちかねのランチタイム、話しが弾み、食が進み・・・。ゆっくりと過し、最後の〆は集合写真でニッコリ。
全国ため池百選の坊ヶ池 登山口にある石碑 歩きやすい登山道
眺めの良い京ヶ岳城跡
素晴らしい景観 皆そろってパチリ
≪俳句≫  京ヶ岳にて
・頬なでる穂芒の道出城跡 ・屋敷跡くるみ三つ四つ転がりし ・出城跡棚田の稲穂見おろして

 最後に訪れたのは岩の原葡萄園。今年の日本ワインコンクールで金賞を受賞したワインが期待されます。
 ワイン作りの説明のあと、ワインを貯蔵する石蔵を見学し、いよいよ試飲のできるワインショップへ。皆さんの足取りが軽いです。
 ワインの試飲は無料、有料、いろいろ取り揃えてあります。
 なかでも珍しいのはこの時期、ここだけで飲める「ペルレ」と呼ばれる発酵中のワイン。シュワシュワと泡立った赤ちゃんワイン、軽くて美味しかったです。ワインのお土産を手に帰路につきました。
岩の原葡萄園 ワインの眠る石室 原料の葡萄の説明
日本のぶどうとワインの父、川上善兵衛 川上善兵衛資料館 何杯目かな?
≪俳句≫  岩の原葡萄園にて
・刈田中(なか)木の香漂うワイン倉

 リーダーの素晴らしい企画で、充実した一日を過ごすことができました。
 個人的には全て初めての体験で、大感激でした。ありがとうございました。