会山行紀行文
TL-27
2015年
 6.23(火)
曇り後晴れ
駒止湿原と
高清水自然園

1100m
参加者 (紀行文) 2151 M/K
46名
(男性15名・女性31名) (写真)2151M/K 1341M/N
≪コースタイム≫
新潟駅南口(6:05)=新鶴IC(7:40)=駒止湿原入口…湿原散策(9:50-11:40)=昼食休憩(12:30-13:30)=高清水自然公園
…ひめさゆり見学(13:40-14:50)=会津坂下IC(17:00)=新潟駅南口(18:40)

≪紀行文≫                         〜〜〜湿原の花々を堪能〜〜〜

 梅雨の晴れ間の好天気。「降雨率50〜80%」の予報は大外れ。湿原の花々を堪能できたトレッキングでした。

 新潟を出発した時は重苦しい曇天。時折ぱらつく小雨。今日は雨、仕方ない。誰もがそう思っていました。

 会津田島を経由して駒止湿原に到着。ぱらついていた雨も止んでいました。9時50分湿原に入ります。
 湿原には単線の木道が敷かれています。入ってしばらくはブナ林が続きます。「カツン、コツン」と乾いた靴音が響きます。
湿原入り口 (2151 M/K) 木道を歩く (2151 M/K) ブナ林を行く (2151 M/K)

 10分程歩くと目の前がひらけ、駒止湿原で一番広い「大谷地」に出ます。
 コバイケイソウのふんわりした白さがまぶしいほどです。その中に朱色のレンゲツツジが点在しています。
 若草色のシダと相まっていろどり鮮やかなコントラストが見事です。
コバイケイソウ (2151 M/K) 湿原を歩く (2151 M/K) 湿原を彩る (2151 M/K)

 「きれい、きれい」の声が聞こえてきます。ひと際の歓声はワタスゲの群生です。
 一面白玉をころがしたようなワタスゲの中を歩くのは気分爽快です。カッコウ、ウグイス、ホトトギス、その他の鳴き声が湿原を渡ってきます。
ワタスゲとコバイケイソウ (1341 M/N) ヒオウギアヤメ (2151 M/K)  (2151 M/K)
 レンゲツツジ (2151 M/K)  ニッコウキスゲ (2151 M/K)  気分爽快 (2151 M/K)

 気づけば空には夏雲。日差しも強くなっていました。
 1時間程歩いて木道は終わりです。同じ道を戻るのですが、46人のUターンはなかなか大変でした。
 来月には顔をだしはじめたニッコウキスゲやシャクナゲが咲き誇ることでしょう。

 昼食はバス移動して、「森の家」で全員一緒にとりました。ここは高清水自然公園の管理棟です。
シャクナゲ (2151 M/K) 木道をUターン (2151 M/K) 昼食はここで  (2151 M/K)

 ひめさゆりの群生は高清水自然公園にあります。
 昼食後バスで10分程の移動です。

 「ひめさゆり群生地」は正にひめさゆりが群生していました。

 そして不思議なことにわらびも群生しています。
 つい手が出そうになります。が、しかしそこは管理人がしっかり監視しています。

 管理人いわく「ひめさゆりとわらびは相性がいいのでわらびは採らない」のだそうです。
 わらびの葉に守られるようにして咲いているひめさゆりは不思議な光景でした。

 1時間程の散策の後集合写真撮影。
ひめさゆり園へ
木道を歩く 群生してます わらびに囲まれて
集合写真1,2班 集合写真3,4班

 帰路は只見、柳津経由です。
 南会津地方を一回りしたことになります。

 出発時の雨模様とは打って変わっての眩しい日差しです。可愛い花たちにも会えたし、なんてラッキーな一日だったでしょう。
 計画してくださったリーダーに感謝、強運の持ち主の皆様に感謝します。