自然保護活動
レポート・紀行文
2014年
 4.3(木)
晴れ
角田山
雪割草パトロール

参加者 (レポート) 2070 S/F 
29名
(男性14名・女性15名) (写真)2070・2110
≪コースタイム≫ 2組に分かれて別ルートを歩く
@角田浜駐車場(9:50-10:10)…桜尾根経由…山頂(12:00-13:10)…灯台コース…角田浜駐車場(14:40-14:50)
A角田浜駐車場(9:50-10:05)…灯台コース経由…山頂(12:00-13:10)…桜尾根…角田浜駐車場(14:40-14:50)
≪紀行文≫
                              〜〜〜素晴らしい角田の自然を守ろう!〜〜〜

 楽山会自然保護部が主催する「角田山雪割草パトロール」に参加しました。

 楽山会の自然保護活動は下記の“自然保護憲章”に基づく活動です。

  自然をとうとび、自然を愛し、自然に親しもう。
  自然に学び、自然の調和をそこなわないようにしましょう。
  美しい自然、大切な自然を永く子孫に伝えよう。


 この言葉はリーダーの“1630 S/O”さんが昼食後の勉強会で話された内容の冒頭の部分です。

 さて今回は、参加者が多数の為二組「桜尾根登り灯台下山コース」と「灯台登り桜尾根下山」に分けあるくことになりました。

 レポートを担当する小生は「桜尾根登り灯台下山コース」を歩きましたのでレポート内容や写真はそれに沿ったものです。

 暖かい陽射しの中、角田浜に集まった参加者に対してOリーダーから説明があり、其々のコースに分かれて出発しました。

 桜尾根コースの入り口には団体(ツアー)登山が登り始めた為、少し間を開けて登山開始。
 しかしツアーの速度が遅く間もなく追い越すことになりました。

 コース上には目立ったゴミ(空き缶、ペットボトル等)は殆どなく、登山道に咲く花々(雪割草、カタクリ、キザキイチゲ等)の美しさを堪能しながらの快適な山歩きとなりました。
Oリーダー手作りの車内用カード(1630)
出発前にOリーダーの説明を聞く 団体登山者から間を取ってスタート 美しいカタクリがお出迎え

 途中別ルートから上がってきた女性グループがビニール袋に数本の雪割草を入れていたので「それはどうしたのですか?」と尋ねましたら訳の分からない返事が返ってきました。このようなグループに強制力は及ぼすことは出来ないが我々の活動が抑制力になればと思う。 
 桜尾根は木々の芽は膨らみつつあるも新緑が覆うまでは未だ先ですね。その分名物の“雪割草”見事でした。
 急坂を登りきった尾根で休憩を取るも気温が高く飲料がとても旨く感じる初夏のようだった。
新緑はまだ先の登山道 可憐な雪割草も目を楽しませてくれる 暖かい陽射しを浴びて休憩

 山頂に近づくと数は少なかったもののショウジョウバカマも可憐な姿を見せてくれました。
 やがて灯台コースと交わり山頂へ。奇しくも灯台コース組もほぼ同時刻に山頂に到着しました。
 山頂には温かい陽射しに誘われた登山者が思い思いの場所に陣取り昼食を摂っていた。
 山頂では各自がバラけて歩きゴミ拾いに励みましたが、意外と言うか当然と言えば良いのか目立ったゴミは見つかりませんでした。
ショウジョウバカマも咲いていた 広い山頂に到着 小屋の裏付近も見歩きました

 山頂から少し下がった観音堂の前で昼食休憩となりました。
 ここからは遠く飯豊や五頭、粟ヶ岳の白い山並みが美しく観えました。
 昼食後はOリーダーの講師による“自然保護活動”に関するミニ勉強会が開催されました。
観音堂の前で昼食(1630さん提供)
昼食後の勉強会 五頭や飯豊の山並みをバックに集合写真(2110さん提供)

 下りは一方が灯台コースへ一方が桜尾根とコースを入れ替え下山しました。
 灯台コースの途中にカタクリの群生地がありましたが、その中にとても美しく目立つ“白いカタクリ”が咲いていました。

 灯台コースへの下りは登り組がゴミ拾いをして頂けたお蔭でゴミを拾うこともなく順調に足を運べました。

 スタートした角田浜に到着した時、またもや桜尾根コース組とほぼ同時刻の下山となりました。
 下山後はOリーダーの挨拶で解散となりました。

 パトロールとは言え、とても有意義であり楽しい登山を堪能することができました。
 今後もこのような活動が計画されていますので、会員各位には大いに参加されることを望みます。 
 灯台コースで見つけた白いカタクリ
灯台コース登山道のカタクリ群生(1630) 灯台コース 角田浜でリーダーの話を聴き解散

 ◎2110 KMさんからご提供頂いた角田山の花々の写真です。