会山行紀行文 2014年
 09.07(日)
晴れ
(ちょうかいさん)
鳥海山
2236m
参加者 (紀行文) 2070 S/F
2名
(男性1名・女性1名) (写真) 2070 S/F
≪コースタイム≫
自宅=鉾立登山口(5:30-5:45)…御浜(7:05-7:10)…七五三掛(7:55)…頂上御室(9:20-9:30)…新山山頂(9:50-10:05)…七高山(10:40-11:05)…伏拝岳(11:40)…文殊岳(12:05)…七五三掛(12:30)…御浜…鉾立登山口(14:30-14:40)=新潟
≪紀行文≫
                          〜〜〜ちょっと無理したけれど、やはり素晴らしい〜〜〜
 自身の会山行が中止になり、リュックを解く気にもなれずパソコンを眺めていると東北(特に山形方面)の天気が良いことが分り、急遽鳥海山を
登ることにした。
 到着した鉾立登山口の駐車場は多くの車で埋め尽くされていた。団体さんが出発の準備をしていた。
 登山開始時に車のカギ締め忘れなどでもたもたするも何とか出発。登り始めて直ぐの展望台から遠く頂上が観え、さらに足を進めるころ稜線からご来光。一気に登山道が明るくなった。
鉾立登山口 展望台から山頂を望む(先は長い) 稜線からのご来光

 よく整備された石畳の登山道を登っていくと、広く庭園のような“賽の河原”に、ここは広々とした景観も素晴らしいが足元の花々も素晴らしい。
 賽の河原を過ぎ少し登り傾斜が出てきたころ前方に小屋が観えてくる、御浜小屋と神社だ。
 御浜には先に出発した団体が休憩をしていて賑わっていた。見下ろす鳥海湖や周辺の山肌も素晴らしい。
賽の河原 御浜小屋が観えてきた 御浜から見下ろす鳥海湖
登山口から御浜の間で出逢えた花々の一部です  

 御浜の小屋を後にし、見晴の良い稜線を進むと、結構なアップダウンが出てくる。このあたりがが八丁坂か、見た目よりキツイ。(帰りがきつそう)

 左に切れ落ちた谷(千蛇谷)と残雪が観えてくると七五三掛。

 地図ではここから谷経由と稜線経由の分岐になっているが、分岐点はここから少し登ったところに気に看板が置いてある。(初めての人は迷うかも)
  分岐路に置いてある看板
御浜小屋を後にして 八丁坂を中心にアップダウンが 千蛇谷への分岐点がある七五三掛

 七五三掛から千蛇谷に向かう登山路は急峻な岩場を降りる。
 千蛇谷は未だ残雪があり、変わった気分を味わえる。その後、急穏を繰り返す長い登り我慢強く登っていくと大きなガレ場にでる。
 ここからが最後の急登で上が観えているのになかなか到達しない。
急峻な岩場を降りて千蛇谷に向かう 千蛇谷の残雪を渡る 山頂が観える千蛇谷上部(結構な急登)

 喘ぎながら登り上がると、大物忌神社(頂上御室)が建つ広場に出る。最高点の新山に上がる前に神社にお参りをすませた。
 いよいよ新山に向かうも、前方で迷うグループを見上げる緊張が走る。ただ以前よりマーキングが増えた気がする。
 鎖も梯子も何もない急な岩場を超え、狭い岩の間をすり抜けその先が新山山頂。
 この山頂はとても狭いので記念写真を撮り早々に下山。
大物忌神社(後方は新山) 新山への道は厳しい 山頂標は新しくなっていた

 新山山頂から足場がとても悪く急な道を下り七高山に向かう。
 七高山も噴火でできた外輪山の為頂上やその稜線が切れ落ちている。稜線への急な登りを一登りすると七高山への稜線(外輪)に出る。
 山頂までは直ぐで、山頂は多くの登山者で賑わっており、場所見つけて昼食休憩とした。
新山からの下り 七高山を見上げる 七高山山頂
七五三掛から七高山の間で出逢えた花々の一部です

 昼食中に雲がどんどん湧き上がってくるので早めの下山とした。
 下山は七高山から伏拝岳、文殊岳経由で七五三掛に戻り、そこからは往路を辿り登山口に無事戻った。
稜線から観る大物忌神社と最高点の新山 伏拝岳の分岐点(以前間違う) 文殊岳

 下山後は風呂も入らずひたすら新潟へ。少々無茶だったかなと反省しながら、そして睡魔と闘いながら。