会山行紀行文 2014年
 03.04(火)
快晴
(やひこやま)(たほうさん)
弥彦山・多宝山
634m
参加者 (紀行文) 2070 S/F
4名
(男性1名・女性3名) (写真) 2070 S/F
≪コースタイム≫
岩室丸小山公園(8:55)…岩室神社(9:00)…松ヶ岳(9:25)…石瀬峠(10:00)…多宝山(11:05)…大平公園(11:30)…弥彦山(12:00-13:00)…多宝山(13:50)…石瀬峠…天神山(15:00)…丸小山公園(15:30)
≪紀行文≫
                                 〜〜〜西蒲五山?縦走〜〜〜
 春には少々早いが快晴の空模様。この天気どこかに登りたいと思案の挙句またもや多宝山となった。
 今回は少しルートを変えてみようと松ヶ岳から登ることにした。そして時間にもよるが弥彦山まで足を伸ばそうとの意見を採用し、少々タフな山歩きとなった。
 我が楽山会の会山行で“西蒲三山縦走”があるが、それ風に表現すると松ヶ岳⇒多宝山⇒弥彦山⇒多宝山⇒天神山の“西蒲五山縦走”となるが、それはジョークとして留めて頂くとしてそれにしてもタフな登山になりそう。

 岩室温泉にある丸小山公園駐車場で登山準備をする。

 駐車場からは多宝山の美しい姿が望めた。

 先ずは松ヶ岳に登るために、その登山口である岩室神社に向かう。

 神社で今日の安全登山を祈念する。
 神社から比較的穏やかな登山道を登っていく。天気が良くて暖かい。

 山頂の少し手前の斜面でショウジョウバカマの蕾を発見。
 春はもうすぐそこに来ているよう。

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丸小山公園から観る多宝山 松ヶ岳登山口の岩室神社 ショウジョウバカマの蕾

 登り始めて一汗で松ヶ岳(松岳山とも言う)に到着。
 温かい陽射しを浴びて小休憩。木々の開けた部分から多宝山の美しい姿が見える。
 こんなに温かいので何か春の花が咲いていないだろうかと探すも見当たらず。しかし、山頂から少し進んだところで同行メンバーのNさんがカンアオイの花を発見。春の近さを実感させてくれた。
松ヶ岳山頂標 松ヶ岳山頂から望む多宝山 山頂付近で見つけたカンアオイの花

 松ヶ岳から気持ちの良い尾根を歩くとカタクリの群生地があるのだが、未だ全くその気配がなかった。
 やがて天神山との分岐、ここを右折し石瀬峠に下る。石瀬峠も全く雪が消えていた。
 しかし、多宝山への登りに入ると間もなく残雪が目立ち始め、急激に体感温度が下がってくる。
石瀬峠 石瀬峠からの多宝山登山口 残雪が目立つようになってきた。

 徐々に深くなる残雪で歩き辛い登山道を進むと山頂が近い林道との出会いが見えてくる。「もう少しだよ!」と声が出る。
 山頂直下の急登を登りきると山頂の観測ドームが見えてくる。
 山頂では観測ドームに燃料を運び込む作業をされていた以外は静かな佇まい。
 ここで時間を診て弥彦山頂まで行こうと決断、記念写真もそこそこに弥彦に向かって出発。
まだまだ雪がたっぷりな登山道 山頂が見えてきた 多宝山山頂標

 途中大平公園に立ち寄るが、ここも一組が昼食休憩を取っているくらいでとても静かだった。しかし青空と残雪の白さが美しい。
 大平公園から弥彦ロープウエイ降り場を経由し山頂に進む。振り返ると多宝山や角田山が遠くに観える。
大平公園から多宝山を望む 弥彦に向かう途中振り返る 弥彦山山頂から多宝山を望む

 到着した弥彦山山頂で会友のKさん(とても写真が上手)とお会いし、昼食をご一緒させて頂く。
 我々は毎度の“煮ラーメン”と餅。温かい陽射しを浴びての昼食は最高!!。何を食っても旨いかも。
 山頂から遠く佐渡が肉眼でも見えたが我が安カメラでは写真には映らない、同様蒲原平野後方に観える山並みも映らなかった。
弥彦山頂(空が美しい) 弥彦山頂から佐渡が見える(写真ではNG) 弥彦山頂から蒲原平野

 山頂でのゆったりとした休憩の後、多宝山、天神山を経由し丸小山公園に戻った。
 休憩含め6時間半、思いつきの登山としては結構タフだった。でもとても楽しい一日が過ごせた。感謝、感謝。

 会山行の西蒲三山縦走まであと少し、今回の登山から登山靴が良いかピン付長靴が良いか迷うところだ。