会山行紀行文 2014年
 11.07(金)
小雨後晴れ
(とがくし)
戸隠高原
1350m(奥社)
参加者 (紀行文) 2070 S/F
19名
(男性4名・女性15名) (写真) 2070 S/F
≪コースタイム≫
新潟駅南口(6:10)=戸隠キャンプ場(8:55)…さかさ川遊歩道…奥社入口(9:40)…随神門(9:55)…奥社(10:20-10:30)…鏡池(11:25-11:40)…小鳥ヶ池(12:35)…石楠花ロッジ(12:45-13:40 昼食(戸隠蕎麦))…中社(13:50-14:00)=火之御子社=宝光社(14:15-14:25)=新潟駅南口(17:30)
≪紀行文≫
                                〜〜〜黄金の絨毯を歩くよう〜〜〜

 あまり良くない天気予報に気を揉みながら、今山行のスタート口の戸隠キャンプ場入口へ。
 願いも空しく小雨が振り雨具を付けてのスタートとなった。
 当初予定していた“ささやきの小径”は到着時間の遅れから急遽変更しやや短い“さかさ川遊歩道を”歩くことにした。
 遊歩道の木々は殆ど葉を落し、白い幹と緑の熊笹、オレンジ色の落ち葉が対照的で美しかった。
小雨振る中、軒下をお借りし準備 さかさ川遊歩道を歩く 葉がすっかり落ちた木々もまた良し

 さかさ川遊歩道の終点は奥社参道入口になっていて大きな鳥居がある。

 この鳥居から奥社まではまっすぐに約2kmほどあり歩きごたえがある。

 ちょうど中間点に“随神門”がある。予定していたささやきの小径は此処が終点。
 此処で少し後れを取り返すことが出来た。

 随神門をくぐるとメンバーの歓声。
 目を見張る“杉並木”の参道がその存在感を魅せてくれる。

 ここで本日最初の集合写真。

 この頃にはほとんど雨は上がっていた。
奥社の大鳥居 随神門 杉並をバックに

 杉並木を過ぎるころから階段状の登り、結構疲れるようだった。
 途中岩陰に何の説明看板も経っていない苔むした石仏が妙に関心をそそられる。
 石段を上りつめると右に奥社、左に九頭龍社(ともに戸隠五社)がある。 早速お参りをさせて頂いた。
参道わきには苔むした名も無い石仏が
奥社にお参り 奥社の前で集合写真

 奥社を後にし随神門まで戻り、右折し戸隠森林公園に入る。
 このころから陽射しが差し暖かくなってくる。
 流石この季節の平日、この道で出逢う人はいない。静かな遊歩道散歩が楽しめる。
戸隠森林公園の遊歩道 これもまた名も無し石像(夫婦対で立つ) 遊歩道最後天命稲荷を後にする

 森林公園遊歩道も広々とした芝生が広がる鏡池が西の端。
 鏡池はさざ波が立たなければ戸隠山が湖面に映りとても良いビューポイント。今日はやや風があり“逆さ戸隠”は望めなかった。
鏡池の湖畔に到着
鏡池と後方が戸隠山 鏡池と戸隠山をバックに集合写真

 青空が広がり、全く雨の心配もなくなった。

 鏡池から小鳥が池をつなぐ池めぐりコース
の遊歩道を歩く。

 この道は緩やかなアップダウンを繰り返し
歩きごたえはあるが、唐松の葉が落ちた登山
道は黄金に輝くと言う言葉が当てはまる位
素晴らしかった。
鏡池から中社に向かう分岐点 
青い空に白い幹の気がまぶしく光って 広く柔らかい池めぐりコース遊歩道 道が黄金の絨毯を敷いたよう

 池めぐりコースの最高点には“硯石”があり、此処からの荒倉山山系を中心とした展望は素晴らしい。
 しばし展望を楽しんだ後は一気に下るのみ。やがて左前方に“小鳥が池”が観えてくる。
 小鳥が池は何と言っても後方に観える戸隠山とのロケーションと思う。
見晴らしの良い硯石で休憩(後方が荒倉山山系) 小鳥が池、後方は戸隠山

 小鳥が池を後にし中社地区にある“石楠花ロッジ”さんへ。
 今回は此処で新そばを打って頂くことになっている。旅館なので御客は我々だけの貸切。
 美味しい新そばと、天ぷらや小鉢に入った珍しい料理、仕上げに蕎麦饅頭と贅沢(でもとても安い)な一時を過ごした。
 
 昼食後は歩いてすぐの“中社”をお参りし、バスの待つ駐車場に向かった。
 “石楠花ロッジ”出頂いた新そば料理  中社の“さざれ滝”で集合写真 

 略予定のコースを終えたが、素晴らしい天気になったことや、戸隠五社の内三社(奥社、九頭龍社、中社)しかお参りしていないので、すぐ先にある残りの二社(火之御子社、宝光社)に
行くことにした。

 ただ火之御子社はバスを止める場所が無いので鳥居の前を徐行してもら車中から柏手。

 宝光社は長い石段が有名で、メンバーからは
「今日のコースで一番きつかった」とのジョークも飛び出した。


 五社すべてをお参りし、新潟に向かうことになった。

 新潟には計画通りの時間に帰着することができた。
 そして全員何事もなく無事に戻られたが何よりもうれしく感謝に堪えない。

                  (終わり)


 これで小生担当の今年の山行は全て終えた。
 関係各位に感謝申し上げます。 
宝光社のなが〜い石段  宝光社前にて