会山行紀行文 2014年
 11.06(木)
曇り
糸魚川のしろ池
参加者 (紀行文) 1861 K/Y
25名
(男性8名・女性17名) (写真) 1861 K/Y
≪コースタイム≫
新潟駅南口(7:10)=糸魚川IC(9:40)=しろ池の森入口(10:10)…しろ池・蛙池散策(10:45-13:30)…しろ池の森入口(13:50)=糸魚川IC(14:10)
=新潟駅南口(16:30)
≪紀行文≫
                        〜〜〜みなさんニコニコ顔で和やかに歩いています〜〜〜

 三度目の正直。苦節三年、ようやっと会山行計画どおりに山行を実施することが出来ました。
 過去二回、いずれも山行当日の糸魚川方面が荒天で、他所に行先変更を余儀なくされていました。
 それでも懲りずに、めげずに、三回目の山行を計画しましたが、もうそろそろ心は折れる寸前でした。


 糸魚川大久保の雨飾山麓しろ池の森に到着すると、空は真っ青、風は無く、ぽかぽかの小春日和、しかも空気が澄んでいて、駒ヶ岳など頸城三山、雨飾山がくっきりと見えています。
 雨飾山と鋸岳の間には、薄く冠雪した焼山が見えます。山々の裾は、言うまでもなく錦の紅葉に彩られています。
 しろ池へは、どんぐりの小道と名付けられた尾根道を経由して向かいました。でも疲れることが心配な方々には、舗装された林道を歩いてしろ池に向ってもらいました。
 しろ池に通じる舗装された林道は、通常は車で走行することが出来ませんが、身体障害者等の場合は、申請すれば車での走行を許可してもらえます。
しろ池の森入口、後ろは雨飾山 どんぐりの小道をのどかに歩く  どんぐりの小道、後ろは頸城三山

 どんぐりの小道は、しろ池に向かう舗装された林道と交わるところで終点になります。そこからは別の山道がしろ池に通じています。この山道は途中から塩の道に合流して、しろ池に向います。
山道の入り口、後ろは頸城三山 山道、もうすぐ塩の道と合流します 山道を抜けました、もうすぐしろ池です

 しろ池に到着です。風が無いので、周りの景色が水面に良く映り込んでいます。光線の加減で、カメラを向けれる方向が限られてしまいました。
 しろ池、後ろは雨飾山 このアングルだと逆光ぎみ 水が澄み、木々を鏡のように映します

 しろ池の周りには、池を周回できる遊歩道があります。昼飯前に、まずはしろ池の周りを回ってみました。
 しろ池周回@ しろ池周回A しろ池周回B

 ぽかぽか陽気の中で、なごやかに食事をしました。
 食事の後は、周辺の遊歩道を散策する予定です。でも塩の道がしろ池の脇を通っているので、せっかくですから、遊歩道の散策前に、塩の道を少し覗いてみることにしました。
しろ池のほとりでなごやかにお食事 ぼっ荷宿跡近く、塩の道の標柱 塩の道の道標

 塩の道は、しろ池と戸倉山の間を、戸倉山の裾を巻いて通っています。
塩の道の石の祠 塩の道から戸倉山を見上げる 戸倉山斜面の紅葉

 遊歩道の散策は、まずは蛙池に向いました。蛙池はしろ池に比べるとかなり小さな池です。
でも形が入り組んでいるので、池全体を一望に見渡すことはできません。それだけに、何か奥深さやしみじみとした落ち着きを感じさせます。
 蛙池には、貴重種のルリイトトンボが生息しています。むろん秋には見ることはできません。見たければ夏に来なければなりません。なお、蛙池には周りを周回できる道はありません。
蛙池@ 蛙池A  蛙池B

 遊歩道はブナ林の中を縦横に巡らされています。しろ池の森一帯のブナ林は巨木がなく、若木ばかりです。
 このあたりは炭焼きが盛んに行われていて、木は炭にされましたが、炭焼きが終焉した後にブナが植えられたようです。
ブナ林の中の遊歩道@ ブナ林の中の遊歩道A ブナ林の中の遊歩道B

 ブナ林の中の遊歩道は、起伏が多くあり、けっこう急傾斜の箇所もあります。
 ブナ林には、皆心が癒されるのでしょうか、みなさんニコニコ顔で和やかに歩いています。
 遊歩道の道端に、ツルリンドウが赤い実を付けていました。たくさん実を付けたツルリンドウは、そうそう無いとのことなので、それならばと写真に撮りました。                                                    (おわり)
ニコニコ顔で歩いています きれいな所があるようです たくさん実を付けたツルリンドウ