会山行紀行文 2014年
 10.31(金)
晴れ
十日町の棚田
と秋の美人林山

参加者 (紀行文) 2144 H/K
10名
(男性1名・女性9名) (写真) 1862 Y/I
≪コースタイム≫
新潟駅(8:30)=越後川口IC=道の駅ふるさと会館(10:45)=星峠の棚田散策(11:10-40)=ぶなが池植物公園(12:00-13:00昼食)=美人林散策(13:30-14:20)=子安観音・三十三観音散策(14:30-15:10)=松代芝峠温泉(15:30-16:30入浴)=越後川口IC=新潟駅(18:40)
≪紀行文≫
                           〜〜〜静かな十日町の原風景を訪ねて〜〜〜

 前日の晴天ほどではないけれど、まずまずの天気に恵まれ、新潟駅を8時半に出発です。
 参加人数が少数のため、小型バスではなく、10人乗りレンタカーになりました。
 リーダー兼ドライバーの石井さんの運転で、一路十日町に向かいました。

 初めに、十日町松代地区にある星峠の棚田を目指しました。山道であるため、カーブに続くカーブ。
 星峠は、名前の通り、夜になると一枚一枚の田にキラキラと星が瞬くのではと思われる見事な景色でした。
 紅葉の着物をまとった木の影が水を張った田に反射してその見事さにしばらくそこに立ちつくしてしまいます。
 日は照っていなかったけれども、遠くに巻機山や谷川連峰、苗場山も見えて、山の上から見ているとまるで自分が自然に溶け込むようでした。
星峠から棚田に見入る仲間たち。 季節季節でこの棚田の風景が違って見えるのです。春夏秋冬楽しめます。 角度を変えるとこんな感じ。この後、棚田の中をドライブしました。

 それから、車で棚田を2、3箇所見てから、「空中庭園」と名付けられたところで昼食です。
 過去の「大地の芸術祭」に作られたモニュメントがならんでいるところです。
 目の前の池(ぶなが池)には、大きな鯉が泳ぎ、ひっそりした感じでした。勿論、私たちだけ、貸し切りでした。  
雪深いこの地域は春に備えて田に水を張っておきます。紅葉の影が素敵でした。 ブナが池植物公園「マザ−ツリー空中庭園」で昼のお食事会。こんな贅沢いいのかしら。 ぶなが池には優雅に錦鯉が泳ぎ、紅葉が水面に映えていました。

 松ノ山の「美人林」では、みんなで元美人と言って記念写真を1枚。
 そこではゆっくり歩き、ブナの落ち葉をカサコソカサコソ踏みしめながら一周しました。
 春の美人林は残雪と凛とした空気に包まれていますが、秋の美人林は上を見上げると木漏れ日の中に青い空が見え、足元に落ち葉が黄色く広がり、私に絵心があるならすぐにでも描いてみたい風景でした。
さあ!「美人林」です。黄葉には一足早かったようですが、秋の雰囲気真っ盛り。
「美人林」散策風景、その1。なんでみんな下を向いてんの?登り坂です。 みんな美人になった気持ちで「ハイ!ポーズ!」。みなさんスタイル抜群です。
「美人林」散策風景、その2。黄色く染まった美女連、黄疸じゃないわよ、失礼な。 「美人林」散策風景、その3。見上げる空から陽の光、足元には落ち葉がカサコソ。 どうですか「美人林」の極め付け。皆さまもどうぞお出で下さい。

 次に、松代の子安観音、三十三観音です。
 80mも上がった山の中腹にある三十三観音は、盛り土の周りに33体がぐるりと一周に置かれ、その1つ1つの表情が豊かでした。
 本当に33体あるかなと数えてみました。身が引き締まる中にも微笑ましいパワースポットでした。
子安観音でーす。今さら「安産祈願」じゃないですけど、やさしいお顔が素敵です。  ぐるっと回って、確かに33面あるわ!でもね、何かい回ったか、歳は取りたくないねー。  ;観音様は百面相、いろんなお顔がありました。厳かな中にも安らぎとユーモアが滲んでいました。 


 最後に、芝峠温泉に行きましたが、露天風呂の喫水線から先ほどの景色が広がって見える素晴らしい温泉でした。

 ゆっくりと汗を流して帰路に着きました。

 新潟駅に18時40分到着。

 紅葉と棚田の景色を満喫した一日が終わりました。

 石井リーダー、運転と案内を一日ありがとうございました。
芝峠温泉の露天風呂からのゼネラルビュー。遠くに苗場(右奥)、平標・仙ノ倉(中奥)、谷川岳&巻機山(左奥)。 
 

以上