会山行紀行文 2014年
 10.30(木)
快晴
(よねやま)
米山
993m
参加者 (紀行文) 2091 T/K
23名
(男性8名・女性15名) (写真)1630S/O
≪コースタイム≫
新潟駅南口(7:00)=水野林道登山口(9:00-9:20)…米山(11:10‐1200)…水野林道登山口(13:45-14:00)=長峰温泉「ゆったりの湯」
(14:20‐15:15)=新潟駅南口(16:50)
≪紀行文≫
                                ~~~ゆっくりと大自然を楽しみながら~~~

 定刻に出発です。リーダーより「最高の天気なので山頂からの展望を楽しんで下さい。」と挨拶がありました。
 参加メンバーの中には米山は初めてのかたも何人かいられるようですし もちろん私も初めてです。

  念願の米山登山 秋晴るる

 駐車場はすでに5~6台の車が止まっています。ここからの眺めも素晴らしい。
 準備体操をし注意事項の説明後 登山開始です。

 登山口はすでに573m。雑木林の中の階段を進みます。
 紅葉が所々始まっています。さらに緩やかな階段を進みますと ブナの原生林(やくしの森)の広場で休憩です。
 葉の落ちたブナの枝は青空いっぱいに広がっています。

  秋惜しむ 橅の林に包まれて

水野登山口出発準備 登山道の紅葉 急な登山道が続く

 水野林道分岐を20分程進みますと、しらば避難小屋と書かれたしっかりとした小屋があります。
 リーダーから「地元の山の会の方々が建てたもの」と説明がありました。
 “しらば?”とはかって女性はこれ以上登ることが出来なかったため 待機したところで女人堂があったところからきているらしい。

 15分くらい進んでいきますと 紅葉真っ盛りの尾根に出ます。
 シャッタータイムです。日本海の青さ、紅葉の峰々、そして秋の光をたっぷり頂きました。

  右は谷 左は海の尾根紅葉

  存分に秋光を浴び 吾山に
下牧コ-スと合流 志賀の山々を望む 「しらば避難小屋」
 山頂と思ったら「だまし」でした  日本海を近くに望む  紅葉のトンネルを行く

 その後はV字状の山道が続き山頂になりました。
 三角点をタッチし、薬師如来がまつられている立派な御堂の中に入れて頂きお参りいたしました。
 米山は日本三薬師の一つで地元のみならず全国から信仰を集め大切にされています。

  千羽鶴瓶に詰められ 秋の峰

  
ひっそりと すすきの陰に地蔵様

  
紅葉山 鐘の音響く薬師堂

 昼食はこの大パノラマの中 思い思いの山を眺めながら頂きました。食事することが惜しくなるくらいです。

 月山?鳥海山?は日本海に浮かび、弥彦も海に浮かんで見えます。
 近くの山もはるかかなたの山もブルーです。風もなく雲一つありません。
 地元の人から「こんな天気は 年に1~2度しかありません」とお聞きしました。なんとラッキーなことでしょう。

  山霧や 頸城平野を流れをり

  秋の海 弥彦の山も青く見ゆ

  山頂の大パノラマや 天高し
山頂に着きました 遠く白銀輝く北アルプスも見える 山頂での集合写真 
佐渡峨島が浮かんで見えた 刈羽黒姫山遠くに粟ケ岳、守門岳の山々 柏崎市、新潟市方面 遠くに朝日連峰が白く輝いていた

 記念写真の後 この見晴らしを惜しみながらゆっくり下山しました。
紅葉を惜しみつつ下る①   
紅葉を惜しみつつ下る②   

 今回の登山は標準の倍の時間をかけたとのことでした。

 リーダーのおかげでゆっくりと大自然を楽しみながら、何時の間に山頂に導いて頂けました。皆さんも大満足です。

 登山の後は源泉100パーセントの地元の温泉で疲れを癒し帰路に着きました。
 今回は夕日が沈んでも最後まで雲一つ見ることはなかったです。

 リーダーさん 班長さん 会計さん有難うございました。     以上
やくしの杜