会山行紀行文 2014年
 10.04(土)〜05(日)
天気:下記記載
(ひのえまた)(ひうちがだけ)
尾瀬桧枝岐・
尾瀬燧ヶ岳
       2356m
参加者 (紀行文) 2198 H/W 
24名
(男性10名・女性14名) (写真) 2097 T/Y
≪コースタイム≫
【10/4(土)】
新潟駅南口(6:05)=新潟西IC=(北陸・関越道)=小出IC=銀山平=中土合公園(11:50-13:00) =前沢曲家集落(13:45-15:05) =尾瀬御池ロッジ(泊)
【10/5(日)】
尾瀬御池ロッジ(5:00)…御池登山口(5:05)…広沢田代(6:02-6:21)…熊沢田代(7:12)…俎板ー(8:48)…燧ケ岳(柴安ー)(9:14)…俎板ー(9:35)…御池登山口(12:39)…尾瀬御池ロッジ入浴=銀山平=小出IC=(関越・北陸道)=新潟駅南口(18:30)
≪紀行文≫
                                〜〜〜アクシデント、天候に恵まれずも〜〜〜
【10/4(土)】曇り時々晴れ
 御嶽山の噴火からちょうど1週間後の山行です。
 予定通り新潟駅南口を出発し、新潟西インターから高速に入ったのですが、想定外はここにもありました。

 巻・潟東インター手前で事故渋滞に遭遇、1時 間程動きが止まりました。出だしから先が思いやられるアクシデントです。
 リーダーからは夕食時間を考慮すると、会津駒の登山は時間的に厳しいとの話がありました。

 結局遅れを回復できず、本日は観光に変更し「重要伝統的建造物群保存地区」の南会津町前沢集落をガイドさんの案内で見学しました。

 その後、早めに尾瀬御池ロッジに到着、夕食は生ビールで乾杯、明日への鋭気を養いました。
前沢曲家集落全景 
昼食場所とした中土合公園入口駐車場 公園への中土合橋 公園で昼食
公園の中には多くの東屋がある 憩いの場所にはもってこい 右の急登の展望台へ登る(10名弱登って昼食)と桧枝岐全景と燧ケ岳を望む
前沢集落の入り口 ガイドさんから説明を受ける 前沢曲家資料館 
立派な曲家の部屋  立派な曲家の前で   今日初めての山登りで
「かやぶき屋根の見える丘」へ
   
【10/5(日)】曇りのち雨         〜〜「百名山」の尾瀬燧ケ岳(おぜひうちがたけ)(2356m)〜〜

 台風18号の影響を考慮、予定より早めの5時に出発、しばらく岩や木の根の多い急坂を登る。
ヘッドランプを付けて登山開始 30分ほど経って漸く明るくなり始め、
広沢田代まで後30分
広沢田代まではこのような岩場の
急登が続く

 紅葉も始まっており、色づいた木々を見ながら広沢田代に到着、ここで朝食のおにぎりをいただく。まわりは一面の草もみじでした。
広沢田代直前になり緩い木道になった 広沢田代湿原の草紅葉、
晴れたらもっときれいなんだろうな
広沢田代で6時朝食、誰も登ってこないようなので木道で座り失礼!
広沢田代湿原を出発、のんびりと歩く 広沢田代湿原を抜けて階段状の木道 また少し急登が続きます

 熊沢田代を経て7〜8合目になると雨が降り出しましたが、予定通り4時間程の登りで頂上の俎板ーに到着しました。
 残念ながら、雨風強く、展望もききません。
5合目の標識が出て皆“半分登った〜”の声 紅葉が曇り空では今一 熊沢田代に到着しました
熊沢田代の標識  これから風が強くなるので1枚上着を
着るよう指示して数分の休憩で出発 
階段状の木道が横に倒れており
霧で濡れてすべり易いので慎重に歩く 
7合目を過ぎたころから
歩きにくい岩礫帯が始まる 
急登の岩礫帯を黙々と登る  9合目の標識、あと少しだよー 
9合目過ぎると少し緩い登山道になるが  霧にかすむ俎板ー  俎板ー直前にまた急登がある
この岩を超えると俎板ー  俎板ー頂上   俎板ーから休まずに燧ケ岳(柴安ー)頂上へ

  
 希望者はリーダーと共に柴安ーを往復した後、下山となりました。
 ところが、木道も岩も雨に濡れスリップ注意報は出っぱなし。何人かの人が転んでましたが、転び方も上手な方ばかりでけが人は無く、全員無事下山しました。
下山開始 
 下山で熊沢田代湿原の全景が見えた 熊沢田代で集合写真、後ろは俎板ー頂上  
下山途中で一番奥の会津駒ケ岳発見  広沢田代湿原の木道を歩く  御池登山口へ到着 

 百名山二座に登る計画でしたが、事故渋滞や天候不良でちょっと残念な山行でした。
 帰途の車中、リーダーからは今回の経験をふまえ、来年は出発時間やルートを改良してまた行いたいとの話がありました。