会山行紀行文 2014年
 07.25(金)
晴れ
(むれいやま)
牟礼山
616m
参加者 (紀行文) 1396 H/K 
14名
(男性7名・女性7名) (写真) 1396 H/K 1866 S/T
≪コースタイム≫
胎内市役所(9:10)=登山口(9:50)…分岐(10:00)…山頂(11:20-12:15)…分岐(13:20)…下山口(13;30)=大波石見学(13:40-14:00)=胎内パークホテル入浴(14:10-15:20)解散
≪紀行文≫                                


 〜〜〜遠くに見える飯豊山をおかずにして気心知れた会員同志の話が弾む〜〜〜

 胎内市役所に14名集合し、目的地「牟礼山」登山口に向かう。

 駐車場は狭くて5〜6台位しか止められません。

 Iリーダーより今日のコースの説明を受け9:50登山開始です。
牟礼山登山口の案内板
登山口での準備 リーダーよりコース説明 登山開始です

 私は初めて登る胎内市の「牟礼山」。ましてやIリーダーがこの登山道開通に尽力したと云う“山”です。期待しながら登ります。
 日照りも暑く登山開始とともに汗が吹き出し、杉・ブナ林の登山道は30℃を超えているのではないでしょうか? それでも日陰に入ると時折涼しい風が汗ビッショリの身体を気持ちよく冷やしてくれます。

 登り一辺倒の登山道ですが、タイミング良くリーダーが休憩を入れてくれた。そんな時は先ずは水分の補給です。

 平均年齢72.4歳でも若さを失なわない14名でゆっくり、ゆっくり登って11:20陽当り良好な牟礼山頂上に到着です。(標高616.4m)。 

 頂上は日陰も無いが遠くに見える飯豊山をおかずにして気心知れた会員同志の話が弾んで賑やかです。
 
ブナ林を汗をかきかき登ります。 ようやく頂上に辿り着きました。
見晴らしの良い頂上で飯豊方面を
楽しいランチタイム(S/T) 頂上で集合写真(S/T)  

 12時15分下山開始。下りは昨日の雨で濡れて滑り易い状態だったので私をはじめ数人の方が尻もちをついてしまいました。
 下山口には予定より早く13時30分着。各車に分乗して「夏井の大波石」の見学をする。
夏井の大波石
奇岩の前で集合写真(S/T)

 最後は汗ビッショリの身体を「ロイヤル胎内パークホテル」でお風呂に入り15:20解散となった。
 この時期は何の花も無いが秋の紅葉の時期はどうなのだろうか? 又来てみたいと期待させられる牟礼山でした。
                「夏 井 の 大 波 石

 「波石」は波石沢川上流一帯に多くみることができ、中でも「夏井の大波石」は高さ・幅5m
を超える巨岩で、新潟県で最大のものです。

 今から2億年前(ジュラ紀)、まだ胎内市が海だった頃につくられたとても古いものです。

 模様が波のような縞模様にみえるため「波石」と呼ばれており、チャートと呼ばれる海の
プランクトンの死骸などがたまってできた岩石層と、泥岩と呼ばれる岩石層が交互に重なり
あい、それらがプレートのダイナミックな力に押されつくられたものです。

  江戸時代には「柳沢のお殿様が藤の花見をした場所」として伝説に登場し、旧制中学校
の地理教科書(昭和7年)にも「稀にみる奇岩」として紹介されています。

 昭和46年に黒川村の文化財となり、平成17年に胎内市の文化財、そして平成22年に
新潟県の天然記念物に指定されました。
                      

                               平成22年3月23日 新潟県指定文化財