会山行紀行文 2014年
 07.24(木)
(ながれいしやま)
流石山
1813m
参加者 (紀行文) 1767 K/S 
25名
(男性7名・女性18名) (写真) 1630 S/O
≪コースタイム≫
新潟駅南口(6:00)=林道終点(9:30)…大峠(10:30)…流石山(12:00)…大峠(13:00)…林道終点(13:30-13:50)=道の駅下郷(14:15-15:00)=新潟駅(17:40)
≪紀行文≫
                          ~~~「ながれ石山」だけど心では「さすが!山」~~~

 新潟駅6時集合。我が家周辺は雨が降っているので、傘をさして家を出ます。
 目的地の福島、栃木県境付近は、絶対晴れるぞ!という思いです。
 乗車するバスは、マイクロバスで、男性7名、女性18名の総勢25名、補助席を使っての満員御礼。
 私の隣は、リュックが4つの山積状態ですが、リーダーの、登山口までの林道の状況が悪くマイクロバスでないと、行けないので協力お願いしますという、言葉があったので「はーい」と了解。
 そして、それは、長い会津下郷までの普通道から林道に入ってしばらくの後、その実体験をすることになり、「ひえー」と声を出す場面が3回ほどありました。
 そして、マイクロバスの終点に到着。
 いよいよ「流石山」1812m「標高差480m」目指して登山開始です。
登山の支度 林道終点の標柱

 林道も含めて大峠までが、第一目標「標高差50m」を歩きます。
 途中「鏡池」の説明板がありました。ダケカンバや細身のブナの樹林帯を歩きます。
 足元の笹や、木々の根が、歩行の妨げになってくれます。

 正面に大きくまろやかな山容と開けた空間「三斗小屋」方面の標識に出会えば「大峠」に到着です。
 可愛い2体のお地蔵様と、ピンクや紫のシモツケ草やフウロウ草などの花々が美しく咲き誇り、顔がほころびます。
 やや遠く高く「鏡池」の水が光っています。
 なるほど大きな峠です。
 水分補給と、暫くの憩いの後は、いよいよ次の「標高差300m」に取り掛かります。
広い登山道を行く 大峠

 笹とつつじなどの低木の間にニッコウキスゲがひょっこり黄色の顔を覗かせ際立っています。みんなに愛でられ得意顔かな。
 しかし、そんな光景もつかの間、みるみる眺望が閉ざされ、雨降りとなってしまいました。
 これ以降は、雨具装着の山歩きとなり、ひたすら登り続けます。

 「あそこが山頂?」「まだまだ」の会話を何度も重ねながらもどうやらピークに到達。
 ちょっと一息ついたら後は、「標高差50m」の尾根は軽快に山頂を目指します。

 晴れていたらどんなにか!と、思いながら行けば、「山頂!」の声がして着いちゃった!道は先にも続いているようで、奥がありそうです。 
山頂への登山道脇のフウロウ ウスユキソウ
シモツケ シャジン
お花は咲いていたが...キスゲ 雨で集合写真は摂っていません 標柱

 暫くの休憩の後は、写真撮影もそこそこに、昼食はパスで下山にとりかかりました。
 登りで滑り止めの欲しかった箇所を注意しながら、泥んこ道も「エイや!」と。

 登りで先を行く人が、フウロウの花を「つぼみの時は、頭を垂れているのに、花が開くと顔をピンと上に向けているのね」と言いながら鑑賞されていたことを「なるほど」と確認しながらも、ひたすらバスの待つ林道へ下山しました。
 待ちに待った昼食は「西会津道の駅」でということで、時刻は14時を回っていたな。

 その頃は、雨も上がって、西会津の山々がきれいに見えていました。
 下山後のバスの中で、リーダーは、「リーダー人気下落?」と危惧されましたが、天候不良の為、山行のキャンセルが相次ぎ気持ちが⤵だったので、次のステップへの活力になったかな!と私は満足でした。

 どういうわけか私の頭の中では、「流石山(ながれいしやま)」を「さすが山」と読み癖ついていたので、そのまま評価することにしました。
 雨にも負けず元気に同行の皆さんお世話様でした。