会山行紀行文 2014年
 07.21(月)〜22日(火)
晴れ時々曇り  晴れ 
(じょうねんだけ)(ちょうがだけ)
常念岳・蝶ヶ岳
2857m 2677m
参加者 (紀行文) 1919 K/S 
15名
(男性5名・女性10名) (写真)1919 K/S 1833 M/N
≪コースタイム≫
≪7/21(月・祝)≫
新潟駅南口(5:00)=西 IC(北陸道)=大積PA=(上信越道)=安曇野 IC(8:30)=常念岳登山口(9:40)…王滝ペンチ(10:40)…笠原沢(12:10)…胸突八丁(12:54)…最終水場(13:18)…常念乗越(14:11)…常念小屋(泊)
≪7/22(火)≫
小屋出発(6:00)…常念岳(7:30)…蝶槍(11:30)…横尾分岐(12:01)… 蝶ヶ岳ヒュッテ(昼食12:15-13:00)…蝶ヶ岳(13:10)…まめうち平(15:24)…三俣登山口(16:45)=入浴=新潟駅南口
≪紀行文≫
                      〜〜〜常念乗越の空が燃えるように赤く 、感激いっぱいの朝を迎える〜〜〜
≪7/21≫
 安曇野の西に、端正なビラミット形の山容を見せる「常念岳」。
 初夏には山名の由来とされる伝説の「常念坊」の雪形が見られ、昔は常念岳とは言わず 「常念坊」 と呼んでいたそうです。

 稜線からの 槍ヶ岳、穂高連峰のすばらしい展望を眺めてみたく、会山行の「常念岳から蝶ヶ岳」に参加し歩いてきました。

 7月21日9時40分、常念一ノ沢登山口より登りはじめます。
 そろそろ梅雨明けの予感がする木漏れ陽の登山道を気持ち良く歩きます。
 途中の「山の神」に今回の安全登山を祈念して一礼して通過です。
一ノ沢登山口 木漏れ日の登山道 山の神


 登山道は、胸突八丁に出るまで一ノ沢に沿っています.

 樹林帯を登って開けた河原に出てから再び登りだします。

王滝ベンチで休憩、軽く昼食を頂きます。 

 汗ばんだ身に、傍に咲いていた山ユリや沢の流れがひときわ爽やかに感じられました。
樹林帯の登り 沢沿いを歩きます
王滝ベンチで休憩 爽やかな沢の流れ やまゆり

 烏帽子沢を渡って急な二つの木の階段はスリル満点?、次に 「笠原沢出会い」 です。 
 笠原沢を渡ると遠くに雪渓が現れます。                             
烏帽子沢 急な階段 笠原沢を渡る
沢で一休み 幾度か沢を渡ります 雪渓を登ります

 いよいよ、このコース唯一の難所「胸突八丁」の始まりです。
雪渓を過ぎると胸突き八丁の始まり 胸突き八丁はキツイン登りが続きます

 胸突八丁はお花がいっぱい! 花に癒されてドンドン登ります。
 そして、最終水場。 雪どけの清水の美味しかったこと! 
 急登もお花で癒されます 最終水場(常念乗越まで50分位の地点) 最後のひと踏ん張り

 ジグザグに登って、第3ベンチを過ぎた辺りで左側に常念岳の山頂部が見えてきました。
 足取りも軽くなってくるのが分かります。 登りきって、「常念乗越」 です。
 槍ヶ岳、常念岳に出迎えられ 登りの苦労が報われた一瞬でした♪  
漸く到着しました“常念乗越” 直ぐ傍に常念小屋があります 遠く槍ヶ岳が観えます
明日登る常念岳 常念だけをバックに 振り返ると槍
  

≪7/22≫
  二日目、4時30分常念乗越の空が燃えるように赤く 雲で御来光は見られなかったけど感激いっぱいの朝を迎えました。

 朝食をしっかり頂き、身支度を整え朝日の中を出発します。

 登りはじめて1時間、岩ゴロゴロの先にようやく頂上が見えてきました。

 今日は月曜の平日なのに、頂上付近は登る人下る人で賑っています。

 バンザーイ!! 頂上到着でーす♪  
  常念乗越の夜明け
山頂が観えます 大小の岩が転がっている登山道を登ります 
山頂まで後少し 山頂から常念から横通岳、大天井岳方面   山頂のお社
常念山頂 1班の皆さん(槍の穂先が観えます) 常念山頂2班の皆さん

   青い空に残雪の 穂高連峰に槍ヶ岳!
 足元には、これから辿る蝶ヶ岳の稜線! 絶景でした〜♪!
穂高の山並み 槍ヶ岳から南岳 蝶ヶ岳への稜線

 素晴らしい展望を充分楽しんだ後は、大岩ゴロゴロの急坂の下りにとりかかります。
 なだらかそうに見えた急坂は巨岩が重なり合いなかなかキツイ下りでした。
 途中 雷鳥の親子に遭遇ラッキー! みんな「可愛い♪」を連発です!  
巨岩の急坂を下ります  ライチョウの親子「可愛い!」

 大岩ゴロゴロの岩塊群を巻いて最低鞍部まで下り、小さなピークを幾つか超えます。

 2592mのピークだったでしょうか、振り返ると、今まで歩いてきた道の先に、常念岳が!
 休憩の目前には槍ヶ岳が! 何度見ても感激です。
振り返り観ても最高です 休憩時に観た槍ヶ岳、最高です。 
 
 蝶槍の手前で草原をジグザグに下り蝶槍を巻いて登り返すと、ハイマツ帯(瞑想の丘)の先に 「蝶ヶ岳ヒュッテ」 が見えてきました。

 ここでお昼です。

 蝶ヶ岳の山頂は蝶ヶ岳ヒュッテから5分くらいのところにありました。


 蝶ヶ岳の山頂から三俣駐車場へは、蝶ヶ岳新道を下ります。
  
蝶ヶ岳ヒュッテで昼食 蝶ヶ岳の山頂

 「蝶ヶ岳新道」は、木漏れ陽の中のお花いっぱいのフラワーロード、疲れも癒されます。
 蝶ヶ岳新道に咲く花々に癒されます  

 そのほか 「まめうち平」、「ゴジラみたいな木」、「沢にかかる橋」 を経て三俣駐車場に到着です。
まめうち平  ゴジラみたいな木 本沢にかかる橋

 リーダー、サブリーダー、会計さん、班長さん、二日間、お天気に恵まれ メンバーに恵まれ、北アルプス・雷鳥・高山植物と素晴らしい山歩きをさせて頂きました。 感謝、有難うございました。