会山行紀行文 2014年
 07.04(金)
曇り時々小雨
(ねこまがだけ)
猫魔ヶ岳
1404m
参加者 (紀行文) 1919 K/S 
22名
(男性9名・女性13名) (写真) 1919 K/S
≪コースタイム≫
新潟駅南口(6:05)=八方台登山口(8:15)…猫魔ヶ岳山頂(9:45)…雄国沼休憩舎(11:15〜11:40)…雄国沼湿(12:30)…雄国沼休憩舎(13:45)…雄国沼登山口(14:45)=ラビタス磐梯(15:05〜16:05)=新潟駅南口(18:30)
≪紀行文≫
                        〜〜〜湿原一帯に見事に咲いている様は本当に圧巻〜〜〜
 7月4日、会山行に参加し 「猫魔ヶ岳・雄国沼」 を歩いてきました。
 お目当ては猫魔ヶ岳を縦走して雄国沼一帯に咲く 「ニッコウキスゲ」 です。
 「猫魔ヶ岳」 は、磐梯山の西に位置し、雄国沼を取り囲む外輪山の一つです。
 山名は昔化け猫が住みついて人を食べていたという伝説によるもの、あるいは、食料をネズミに食い荒らされて困っていた 慧日寺の僧がネズミ退治のため猫王を山に祀ったことによるものなどの説があります。

 お天気は あまり良くありません。 「ひょっとして、中止かな?」 と、思いつつ集合場所に向かいました。
 バスの中で、「現地の天候しだいで、雄国沼のピストンだけになるかもしれません。」  とのリーダーの挨拶を聞き出発します。

 現地は曇り空、時折霧雨が感じられる程度で予定通り猫魔ヶ岳を登ります。
 1時間ほど歩くとガスが、山道は幽玄的で涼しく、快調に進みます。
 急な岩っぽい道を頑張って登ります。
予定通り猫魔ヶ岳を目指します ガスが幽玄的です こんな岩場も頑張りました

 バンザーイ! 岩の急坂を登りきると、頂上でした。

 山頂は東西に細長く、岩が地面から露わになっていて晴れていれば桧原湖方面が広く見渡せ、磐梯山や猪苗代湖も目前に見え、なかなかの展望地のはずなのに、今回はすっかり霧につつまれてしまい、展望なしで残念でした。

 でも、やっぱり頂上は嬉しいもの、1、2班 と3、4班に分かれて記念撮影です。

 少し離れたところに三角点が、ここは一等三角点でちょっと意外でした。
山頂に到着 立派な一等三角点です
山頂で記念写真(1班と2班の皆さん) 山頂で記念写真(3班と4班の皆さん)

 猫魔ヶ岳山頂から20分程歩くと猫伝説を彷彿させる猫石が見えてきました。
 とても大きく、猫石というよりも猫岩がぴったりのようです。

 猫石を右手に見て、霧で湿った山道をドンドン下ります。粘土質の滑りやすい道を慎重に下ります。
前方に猫石が 猫石(猫岩?) 滑りやす道を下ります

 途中3回ほど小さい沢を渡ります。

 猫石から1時間ほど歩いたでしょうか? 傾斜が緩くなり、何となく目的地が近いことが感じれます。
 ふく風も涼しく、足どりも軽く速まります。

 林が途切れ、雄国沼が見えてきました〜♪
 雄国沼が見えてくると「わ〜これが雄国沼!」と、自然と足も速まります。 

 爽やかな風を額に受け、雄国沼休憩舎に向かいます。

途中のアヤメやニッコウキスゲ、アザミに癒され歩きます。          
小さな沢を渡ります
傾斜も緩くなり足取りも軽くなります 雄国沼が見えてきました 湖畔の道は足取りも軽いです
アヤメ ニッコウキスゲ アザミ

  どうやら、お天気はもってくれたようです。 少し早いようですが、雄国沼休憩舎でお昼のようです。 
 少なかった休憩舎が、次第に団体さんや個人の人たちの到着でたちまち賑やかになってきました。
 ほとんどが登山口からの雄国沼ピストンのようです。

 昼食後、いよいよニッコウキスゲの群生する雄国沼の湿原へ向かいます。

 林を抜けると、木道の先一帯にバーッと、黄色いニッコウキスゲの花 花 花 …!「思わずわ〜〜!」 と、歓声があがります。 
雄国沼休憩舎を 雄国沼に向かいます 見事な雄国沼のニッコウキスゲ

 湿原は案内板に決められている通りに、一方通行で歩きます。
 今が最高の見頃でしょうか。 素晴らしい日に訪れました。 感謝! 感謝! です♪  
 広ーい湿原一帯に見事に咲いている様は本当に圧巻でした! 
 たっぷり露を受け瑞々しく咲いています。 湿原は一方通行です
今が見頃のようです まるで木道から、語りかけるように咲いています。 

 広ーい湿原一帯に見事に咲いている様は本当に圧巻でした!。
 ニッコウキスゲの傍に可憐なラン系? の花も仲良く 咲いています。

 感激を胸に全員集合、雄国沼の木道で記念撮影です。
湿原一杯のニッコウキスゲは圧巻です
可憐なラン系? の花も仲良く咲いています。 雄国沼の木道で記念撮影です。

 このあと、雄国沼休憩舎から約1時間10分、「雄国沼せせらぎ探勝路」 を辿り、登山口に帰ってきました。
 
 リーダーはじめサブリーダー、ラストリーダー、そして班長さん、会計さん、お天気がイマイチで、ハラハラすることもあったことでしょう。
 大変お世話になりました。素晴らしい山行、有難うございました。                         (おわり)