会山行紀行文 2014年
 06.28(土)〜29(日)
 晴れ    雨  
(いとうだけ)
以東岳
1000m
(タキタロウ山荘)
参加者 (紀行文) 1507 N/O 
23名
(男性11名・女性12名) (写真)1866 S/T 1507 N/O
≪コースタイム≫
≪6/28≫
新潟駅南口(6:10)=泡滝ダム(10:20)…登山口入口(10:40)…昼食(11:55-12:40)…大鳥小屋(14:40-14:50)…三角池(15:15-15-25)…大鳥小屋“タキタロウ山荘”(15:45 泊)
≪6/29≫
大鳥小屋(6:00)…登山口入口(8:50)…泡滝ダム(8:56)=ゆり花温泉(12:18-14:00 入浴&昼食)=新潟駅南口(16:50)
≪紀行文≫
                〜〜〜以東岳登頂は又の機会に・タキタロウ山荘での楽しい宴会が楽しかった〜〜〜

≪28日(土)晴れ≫ 
 「以東岳」は朝日連峰の北の端に位置していますが、私達が憧れて行きたくなるのは、タキタロウ伝説を持つ大鳥池とその辺に立つ「タキタロウ山荘」に泊まってみたいからです。

 個人的には2003年に山仲間と10月11〜12日に行き、その時は紅葉の木々に囲まれた大鳥池、三角池の幻想的な姿が印象的でした。

 今回の山行は、私にしては珍しく高速を余り利用しない工程です。
 山形県へ行くのも震災の所為ではありませんが久しぶりでした。

 タキタロウ山荘の管理をしています、麓の旅館「朝日屋」に登山届けを出して行きます。
駐車場に着き、準備 泡滝ダム ダムの反対側から登山道が始まります

 本日のタキタロウ山荘は毛布貸与300円、卓上コンロ500円で借りられることを事前に調べましたので、少しでも荷を軽くしようと思い、エアーマットとガスは持って来ませんでした。
 でも、その分リーダー提案の「一人一品」で、晩酌のつまみをたくさんザックに詰め込みました。

 ザックの中には水をたくさん用意してきたのですが、タキタロウ山荘にも水は豊富だし、途中、ザックが重過ぎて足が遅くなった私は水を捨てました。やはり、周辺状況を考えて水の量を持ってくるべきでした。

 泡滝ダムに登山道に沿って流れているのは東大鳥川で、その間には幾つもの沢があり、何箇所か崩落模様の場所も渡ります。。
沢渡渉 立金花(リュウキンカ) 二輪草

 途中、冷水沢の吊橋のつり橋を渡ったところで昼食休憩です。
冷水沢の吊橋 まずはリーダーが渡ります この吊橋を渡り終えた場所で昼食です

 昼食後、元気に出発。暑い急坂の樹林帯もありますが、涼しげな七ツ滝沢橋のようなつり橋もあり変化を楽しみます。
お腹がいっぱいになりました、頑張って!! 七ツ滝沢橋

 吊橋を渡り終えると最後のジグザグ七曲がりです。最後の踏ん張りどころです。

 このルートの沢には何箇所か冷たい沢水が飲める場所があり、紐付きの柄杓がありました。疲れた身体には最高です。

 七曲がりを登り終えると、木々の間から大鳥池が見えてきて、まもなく小屋の後ろ側に出て、ようやくホットしました。タキタロウ山荘到着です。
冷たい沢水! 七曲がり 大鳥池が見えてきました(後方以東岳方面)

 荷物を置き三角池(みすまいけ)を散策し、夕食の準備の後は楽しい夕食会の始まり。
 皆さんの持ち寄り品が次から次と廻り、ビール、焼酎とお酒も進みます。
タキタロウ山荘 三角池(みすまいけ)を散策 皆でカン〜〜パイ!!
≪大鳥池や三角池(みすまいけ)を散策時に出会えた花々≫  
 延齢草(エンレイソウ)  山荷葉(サンカヨウ)  燕万年青(ツバメオモト)

 さて、後片付けをして、就寝。
 ところが、夜半目覚めるとザァ〜ザァ〜と音が外でします。
 さて?池が音を立てる訳はないし、川も無いし、階下へ行き外をそ〜〜と見ると雨です。

 昨夜リーダーの話では朝から雨なら中止と言うことだったので、残念!!
 ≪29日(日)雨≫
 さて、朝食は5時から。
 残念がってばかりいても仕方ないので、大鳥池とタキタロウ山荘に泊まれただけで、満足と言う方もいますし、昨夜の宴会が出来ただけで満足!と言う方も。皆さんプラス思考です。
 使わせて頂いた部屋を掃いて、又、来ますネ!
 綺麗になった2階の部屋 玄関前で選り選り雨具姿の美女達(?) 雨でも楽しい!新緑の歩き

 登山道脇に銀竜草(ギンリョウソウ)です。

 来る時には気づかなかったのですが雨の中では嬉しいのでしょうか?

 下山途中にはもう雨は小止みになり、雨具を脱ぐことが出来ました。

 これから戻って、登るか!!と言う声も出ましたが、それな無理ですね。 
 銀竜草(ギンリョウソウ) 

 下山後、ドライバーさんからシャッターを押して頂いて、最後に集合写真です。

 帰路は時間がタップリあり、余りに早く帰っても家族に迷惑(?)だろうとゆり花温泉でゆっくり入浴&昼食。

 スィーツが美味しいと評判のお店にも立ち寄り、新潟には5時前に着きました。
 ゆり花温泉
皆さん、笑顔です 温泉併設の食事どころ「かがり火」
 
 山は晴れていればラッキー!でも雨でもそれなりに楽しい!
 山頂を踏めればラッキー!でも中途で帰ってもそれなりに楽しい!

 皆さんで行けば、和気藹々、それが一番楽しかったでした。

 リーダー、サブリーダー始め、皆さんにお世話になりました。ありがとうございました。