会山行紀行文 2014年
 06.24(火)
晴れ
(ろくじゅうりごえかいどう)
六十里越街道
973m
参加者 (紀行文) 2154 A/T 
40名
(男性12名・女性28名) (写真) 1866 S/T
≪コースタイム≫
新潟駅南口(6:10)=山形道(8:55)=田麦俣・蟻腰坂(9:45)…弘法茶屋跡(10:00)…独鈷茶屋跡(10:45−10:55)…護摩壇石(11:05)…護身仏茶屋跡(11:20−11:25)…細越峠・昼食(12:05−12:55)…一杯清水(13:05)…笹小屋跡(13:15)…一本橋(13:30)…湯殿山道路(13:45)…薬師小屋跡(13:50)…ザンゲ坂(14:00)…湯殿山神社(14:25)=参籠所・本宮参拝(15:00−15:50)=湯殿山IC=新潟駅南口(19:20)
≪紀行文≫
                                〜〜〜街道の歴史を感じ〜〜〜

 今回は古来より内陸と海側の庄内を結ぶ出羽の古道を歩く会山行でした。
 古くは参勤交代や山岳信仰そして庶民の生活物資を運ぶに欠かせない道であったようです。
 この街道の歴史を感じ、楽しみながら進みます。

 最初に七ツ滝を見てから幾つもの茶屋跡あり、ブナ林のすがすがしさを感じながら歩きました。
登山口近くの「日本の滝百選・二ツ滝」 蟻腰坂からスタートです 新緑の道、木漏れ日を浴びて心地よい。

 そのブナ林の中には、千手ブナ大木(樹齢200年)があったり、斎藤茂吉の歌碑やまた、小堀抜、大堀抜という山を掘り抜いて造られた道を通りましたが、何の必要があってわざわざ掘ってまで造られたのか不思議に思いました。

 最後の急登は「ザンゲ坂」です。登る姿がまるでザンゲしているように見えることから、名付けられたとか。
ふかふか落葉を踏み、緩く坂を登る 弘法大師伝説の「独鈷茶屋跡」 「千手ブナ」樹齢200年、
千手観音を思わせます
弘法大師が護摩祈祷したという
「護摩壇石」
「月山遙拝所」
生憎、山頂付近は見えません
緑のトンネルが心地よい
「大堀坂」緑の屋根の切り通し 「堀越峠」にて、ゆっくりと昼食タイム 四国産の石で造られた「堀越峠の石碑」
「砲台跡」戊辰戦争の戦跡 「湯殿山石碑」道中に、
幾つか寄進されています
参道分岐の看板、
こんな看板が要所ごとに

 これより湯殿山神社本宮で出羽三山の奥宮とされ、社殿はなく御神体は熱湯の湧き出る巨岩だそうです。
 参拝に際しては裸足になり、お祓いを受けてからお詣りしました。心が引き締まる思いがしました。 
銅の名盤、
こうした名盤も何箇所かにあります
「湯殿山参籠所」に到着。
お疲れさんでした!
「本宮入口」
これより先の神域は、撮影禁止です。

 天候に恵まれ最高の山旅でした。
「なでしこ楽山」堀越峠にて 「楽山おとこ組」堀越峠にて
堀越峠での集合写真 本宮参拝を終えて、大鳥居前にて全員集合