会山行紀行文 2014年
 05.25(日)
曇り
(にのうじだけ)
二王子岳
1420m
参加者 (紀行文) 1919 K/S 
30名
(男性16名・女性14名) (写真) 1919 K/S
≪コースタイム≫
新潟駅南口(6:10)=二王子神社(7:15-7:30)…3合目(8:45)…5合目(9:35)…7.5合目(10:45)…二王子岳(11:15-12:10)…5合目(13:25)…3合目(14:15)・・・二王子神社(15:10-15:30)=新潟駅南口(16:45)
≪紀行文≫
                             〜〜〜頂上はやっぱり嬉しく思います〜〜〜

 二王子岳(にのうじだけ)は、新潟県新発田市にある山。越後山脈の北部に位置し、日本二百名山の一つに数えられています。 
 この二王子岳に 「登山シーズンに備え、新緑の中で体力つくりを。」 と、山行に参加し登ってきました。 
 当日の天気予報は、曇りのち晴れ 最高温度24℃で一日雨の心配なしとか。
 今年はじめての二王子岳に少し心配し緊張つつ集合場所の新潟駅南口に向かいました。


 予定通り二王子の神社着きリーダーの挨拶のあと、SL、LL、班長、新人紹介後、鬱蒼とした緑の中を歩きはじめます。
 最初の心地良かった山の空気は三合目では汗びっしょりに変わりました。
二王子神社でのミーティング 元気よく歩きはじめます 三合目で休憩

 休憩で元気をもらい、咲きはじめのサンカヨウや芽吹いたばかりの柔らかい緑に癒されて進みます。
サンカヨウ 可愛いサンカヨウの蕾 心地よい緑

 三合目を過ぎた辺りから残雪が見られるようになりました。
 やはり雪の上は涼しくって快適です。そして定高山(五合目)--高山(五合目)は通過です。
快調に残雪歩き 定高山の五合目 雪道をあるいたり土の道をあるいたり

 雪渓をゆっくりと一歩々登ります。 六合目の尾根に上がると、土の暖かさが足から伝わってきます。 
こ こはまだ春が来たばかりのようです。 マンサクが咲きカタクリが咲いていました。

 マンサクもカタクリも小さく自然の厳しさがうかがえる可愛い感じです。
一歩々、雪の急坂を登る 六合目の尾根 遠くに二王子岳が見えてきました

  いよいよ、油こぼしに向かいます。油こぼしのこのあたりが体力的にも一番キツイところ、気合いを入れて登ります。
 油こぼしに上がって七合目半あたりのブッシュの陰の風の来ない雪原で休憩です。
 お天気がいいと、この辺で五頭連峰が見えたりの絶景なのですが、風が強く曇っていて残念です。
 休憩で一息ついて、大きい雪原の斜面を慎重にトラバース して九合目に向かいます。

 今日は二王子の山開きです。九合目あたりからスライドする人達に出会います。

 バンザーイ! 頂上の避難小屋が見えてきました。
油こぼしに向かいます 九合目の鉄塔 頂上の避難小屋が見えてきました

 ザックを風の来ないブッシュの陰に置いて全員元気に頂上に向かいます。
 展望はイマイチながら、鐘をならしたり記念写真を撮ったり頂上はやっぱり嬉しく思います。
頂上の避難小屋
 二王子岳頂上  頂上で記念撮影 

 ランチタイムは、薄らと見えたきた飯豊連峰を眺めながら 「今度はあの山に登りたいね♪」などと和やかな会話が広がります。
 エネルギーを補給した後の下りは快調であっというまに八合目。
 油こぼしでは、下越山岳会の人達が雪上訓練でしょうか滑落停止のトレーニングをしていました。
 和やかな昼食  トラバースを終え広い雪原を眺める  油こぼしの下り

 油こぼしを無事下り六合目付近の急坂も終わり、安全な場所で休憩です。
 ほっとして飲んだ水の美味しいかったこと! 久々の美味しい水でした。

 雪の原から緑の林に入ります。
 帰りの三合目では、ミズバショウやサンカヨウ、ツバキ、スミレを見ながら水を補給しました。

 休憩後 今回はじめての人もいるので、一王子にまわって帰ります。
 久しぶりに訪れた一王子のまわりにはツバキ、スミレが咲いていました。

 15:01分、お疲れさまでした〜♪ ようやく二王子神社に帰ってきました。
 リーダーはじめSL、班長さん、大変お世話になりました。 お陰さまで楽しい山行。 感謝でーす♪    (おわり)
 安全な雪上でほっと一息 目にしみるような緑の林  緑の中に佇む一王子 
 ツバキ  スミレの群生  見えてきた神社の前広場

 追記:二王子で見た、可憐で美しい花の写真をご覧ください。