会山行紀行文 2013年
 07.05(金)〜07.06(土)
小雨   曇り強風
(あさひ)(だいぼさつりょう)
旭岳・大菩薩嶺
1900m・2057m
参加者 (紀行文) 2070 S/F
3名
(男性1名・女性2名) (写真) 2070 S/F
≪コースタイム≫
≪7/5≫
自宅(4:30)=御座石登山口(9:20-9:40)…西ノ平(10:30)…旭岳(12:00-12:30)…御座石登山口(14:25-14:35)=青木鉱泉他=尾白の森(15:45:テン泊)
≪7/6≫
尾白の森(6:10)=上日川峠P(7:40-8:05)…福ちゃん荘(8:30-8:35)…雷石(9:30)…山頂(9:35-9:45)…雷石…賽ノ河原小屋(10:15)…大菩薩峠(10:40-11:20)…福ちゃん荘(11:55)…上日川峠P(12:10-12:20)=大菩薩の湯=自宅(19:00)
≪紀行文≫
                                   〜〜〜天気に恵まれずも〜〜〜
≪7/5≫
 8月実施予定会山行“鳳凰三山”の御座石コースを下見したく出掛けるも、登山口では天気予報は大きく外れ小雨が降り続く。
 到着し登山準備中に会山行で利用する鳳凰小屋の持主である御座石鉱泉に挨拶に行き多量のパンフレットを渡される。

 雨降る中、登山開始。いきなりの急登が待っていた。しかも今日の折り返し予定(12時を限度に)の燕頭山まで。
登山口に立つ御座石鉱泉 駐車場トイレ脇の登山口(直ぐ急登) 樹林帯をひたすら登る

 概ね登り一辺倒の登山道だが九十九折りになっており歩き辛くはない。
 また時折フラットな道もあり息を整えるのに丁度良い。
 西の平付近は林道から400m程治山工事の道が作られていてここまでバスが入れそうと思った。
 (下山後工事事務所で確認、事前に連絡があればバスの進入はOKとのこと)
時々フラットな道もありホッとする 西の平付近(ここまでバスが入れそう) 七合目と書かれている(どの山の?)

 旭岳で12時となった為、前方に観える燕頭山を眺めて折り返すこととした。
崩れそうな痩尾根 旭岳手前の尾根から千頭星山を望む 狭い旭岳山頂(祠がある)

 小雨が降る続く中での登山で陽が差さない為好きな写真が今一つになってしまった。
 下山後、青木鉱泉方面の林道も下見をし、テント泊予定地の“尾白の森”に向かった。
 “尾白の森”は風呂もあり快適なキャンプ場。
登山口から旭岳山頂までの間でカメラに収めた花々の順
≪7/6≫
 昨夜からは久し振りのテント泊で楽しく過ごす。只消灯が早かった為全員3時には目が覚めてしまった。
 簡単な朝食を口にし、テントを撤収し今日の目的地大菩薩(本来の目的地の天候が悪い為、昨夜テント内で決定)に向け出発した。
 到着した登山口の上日川駐車場は早朝と言うのに満杯状態。
 登山口のロッジ長兵衛で白桃と李を販売していた。李は両手で持てるだけ持って100円、白桃も美味しく安かった。
楽しいテント泊で一晩を過ごす 上日川峠の駐車場は満杯 長兵衛荘で試食桃を食べ結局購入

 登山口から先ずは福ちゃん荘(他人とは思えない)に向かう。登山道は静かな樹林帯だが、沿ってある舗装道路でも登れる。
登山口(福ちゃん荘までなら右の舗装路でも) 分岐路に立つ福ちゃん荘 分岐路には大きな看板が(唐松尾根を選択)
 
 唐松尾根は最初はなだらかだが徐々に急登になり、大きな岩が目立ってきたら山頂への分岐点である雷石まで直ぐ。
 雷石ではツツジが綺麗に咲いていた。でも強い風には閉口する。
山頂への分岐“雷石”風が強かった 大菩薩嶺の山頂 雷石から大菩薩峠は岩場が多い

 山頂を後にし大菩薩峠に向かう。
 風が強いうえに途中岩場が数か所あり難儀な尾根歩きとなった。
賽ノ河原(避難小屋が建つ) 雨にぬれ強風の為、とても足場が悪い 大河小説「大菩薩峠」作者の記念碑
大菩薩峠の「介山荘」可愛い店番が居る 広い下山路 下山途中の木々の切れ間から富士が

 大菩薩峠と言えば小説や映画が有名で、1969年の大菩薩事件(赤軍派大量逮捕)でも有名。

 しかし、今はそんなこと知らない若者が登山を楽しむ。

 大菩薩峠の“介山荘”で店番をしている小学1年生で丸坊主の少年は素晴らしい“接客マナー”を心得ている。

 この少年をみていると環境が人を育てるのだと改めて思う。