会山行紀行文 2013年
 03.27(水)
晴れ
(こせがさわやま)
小瀬ヶ沢山
444m
参加者 (紀行文) 1914 E/S
2名
(男性2名) (写真) 1914 E/S
≪コースタイム≫
道の駅三川(4:30)=室谷洞窟前(5:40)…林道撤退場所(6:25)…室谷洞窟前(7:00)=小瀬ヶ沢洞窟入り口(7:25)…小瀬ヶ沢山々頂(9:29-11:38)…小瀬ヶ沢洞窟入り口(12:48)
≪紀行文≫
                                 〜〜〜眺望を楽しみ至福の一時を過ごす〜〜〜

 お天気が良いので旧上川村の魚止山に登る予定で道の駅三川で待ち合わせ室谷洞窟前の除雪終点に駐車し準備の後歩き出す。
 林道入り口の積雪計は1メートル60センチ、雪の上をツボ足で歩くも途中からワカンを付け歩く。
 橋を3ヶ所渡った先より雪崩の跡のデブリの上を沢に滑落しない様に慎重に歩くがその先雪崩の危険が有り安全のため引き返す。
除雪最終地点室谷洞窟前 撤退した林道地点 林道を撤退中

 お天気も良く時間も早いので帰りに通る近くに有る小瀬ヶ沢山に登る事にしました。
 県道津川室谷線の横にある小瀬ヶ沢洞窟入り口より歩き出します。
 此の山、標高は低いですが県道から取り付く尾根は無くアプローチは長がかったです。
 洞窟入り口の道を少し歩き雪の斜面をワカンを付けて登り林道を横切り急斜面を登り出すが未だ気温が低く雪も固く10本爪アイゼンを付けて登り出す。
小瀬ヶ沢洞窟入り口 尾根の藪漕ぎ 残雪を拾いながら歩く

この辺り低山なので雪消えも早く所々藪漕ぎ、これと言った登山道は無く雪の上を歩くのですが尾根には雪は無くアイゼンを着けたままの藪漕ぎは大変、木を分けながら385メートルピークを越え40メートル位急下降、又登りで4カ所くらいピークを越えると岩の上に雪の付いた山頂が見え痩せ尾根の雪の上や藪を慎重に歩き山頂に着く。
 山頂は狭く直ぐ前は急なスラブの岩壁。
最後のピーク 山頂 山頂アップ

 山頂の雪の上に持参のスコップで腰かけを作ってもらい落ちないように気を付け早いが昼ご飯にしました。
 444メートルと標高は低いですが目の前に大峰、反対に御神楽岳、2月に歩いた福取岳や兎ヶ倉山、1週間前歩いたばかりの棒掛山、遠くに飯豊連峰と見飽きる事は有りません。
 お天気も良く眺望を楽しみながら2時間余りも至福の一時を過ごしました。
パノラマ写真 御神楽岳
大峰
飯豊連峰
山頂直ぐ横の痩せ尾根
  
 下山は雪も緩んで来たのでアイゼンは外して歩く。下りの藪漕ぎは早い、登りの約半分の時間で下山しました。

 今回目的の山には行けませんでしたが安全第一、又何時か行ける機会が有るでしょう。     (おわり)