会山行紀行文 2013年
 01.02(水)
晴れ
(みたけさん)
御岳山
929m
参加者 (紀行文) 1866 S/T
単独
(男性1名・女性 名) (写真) 1866 S/T
≪コースタイム≫ *タイムは5分単位で2捨3入
立川駅6:39=青梅線=鳩ノ巣(7:40)…尾根乗越(8:10)…大楢峠(9:20)…参拝路合流点(10:45)…神殿参拝(11:05)…分岐点(11:20)…大塚山(11:40-12:00)…大久保(12:35)…丹三郎登山口(13:05)…古里駅(13:10)=立川駅(14:20)
≪紀行文≫
                               〜〜〜今年も沢山の山に登れますように〜〜〜

平成25年最初の登山は、奥多摩の御岳山(みたけさん)でした。山頂には、日本武尊の創始と伝えられる”御岳山神社”があり、いつも多くの参拝者で賑わっています。
 神社境内には、何軒かの宿坊や土産物屋さんが軒を並べており、とても山上とは思えない光景が見られるのです。多くの参拝者は、ケーブルカーを利用して登りますが、自分はもちろん徒歩での登山となります。

 雪の新潟を後にして、新年は息子一家&娘一家と共に河口湖畔で過ごし、元旦と2日は東京の息子宅に移動しての正月でした。
 その合間を縫って奥多摩に向かったのです。2009年のゴールデンウィークにも、息子宅に泊まって登ったのですが、その時は、ケーブルカーと並行している登山道からでした。今回は幾つかある登山道のうち、鳩ノ巣駅から登り吉里駅に下山するコースです。
 2009年の様子はこちらクリック⇒ http://yamayama.at.webry.info/200905/article_1.html

 快晴の青空と無風の願ってもない天気、理想的な陽だまりハイクが楽しめそう。
鳩ノ巣駅を出てすぐ多摩川の橋を渡ります。間もなく舗装道路が切れて登山道に変わります。更に登っていくと、尾根の展望台に到着。今ほど登ってきた鳩ノ巣駅方向の街並みがよく見えました。
鳩ノ巣駅からすぐ多摩川を対岸へ 尾根乗越から登山口方面を望む 手入れされた樹林帯を行く

 見事な杉の植林帯を登っていきます。20分ほどの急坂もありましたが、総じて道は緩い勾配となっており、知らず知らずのうちに高度を上げているようです。
 そして到着した大楢峠(おおならとうげ)には、なんと!車が駐車してあるのでした。反対方向から車道が延びているようです。車はなぜか?秋田ナンバーでした。
大楢峠にはには車が・・・ 峠名の由来となった大楢の木 気持のよい道が続きます

 大楢峠からも歩きやすい道が続きますが、それらは山腹を巻く道となっており、行けども行けども登りを感じることはありません。ただ同じ道を歩くうちに時間だけが経過していき、やや”飽きたなぁ”と感じる頃、神社の参道合流点に到着です。
 ケーブルカーの山頂駅から延びる参道は、たくさんの人が歩いてきますが、まだ時間も早い、そしてケーブル到着の合間なのでしょう、時折人通りが途絶えたりします。
 参道脇には、国指定天然記念物の”御岳の神代ケヤキ”が異様な姿を見せてくれたりします。
 ここから何段もある参道を登って土産物屋さんが軒を連ねる場所を過ぎ、更に階段を上っていくと漸く山門に到着です。
とても歩きやすい道が続きます 参道に出ました 神代ケヤキ

 更に階段を上った先が本殿です。この場所が御岳山の山頂でもあります。
本殿前で神妙に二礼二拍一礼して、「なにとぞ今年も無事にたくさんの山に登れますように」と、お願いごとをします。
 燦々と明るい日射しの下、新年の参拝は何とも気持のよいもの。これで、今年の山行も全部うまくいく!(信ずる者のみ救われる!)
神社山門です 更に続く階段 本殿です。御岳山山頂でもあります

 分岐まで戻ってケーブル駅に向かう人波と別れて、大塚山・920mに登ります。

 参道から左へ、やはり感じの良い道を少し進んで大塚山山頂です。

 峠には幾つかのベンチもありますが、やや下った先の園地には、立派な屋根つきの休憩舎がありました。

 ここで持参の弁当を食べて吉里駅への下山開始です。

 夜にはまた他の予定もあるので、あまりゆっくりはできません。サッサとテンポよく下っていきます。
大塚山への道
こんな気持ちの良い場所も 大塚山山頂 山頂直下の園地

 途中で、何人かの登ってくる人とすれ違います。登るときの鳩ノ巣駅からのコースでは、ホンの数人の姿を見たのみでした。

 実際に歩いてみると、やはり吉里駅コースが短く感じるし、より歩きやすいように感じました。

 登山口に着いてみれば、きれいなトイレ付の休憩舎がありました。
 鳩ノ巣コースには無かった登山口を示す標柱も立派なものが建っていました。

 どうやら、軍配は吉里コースに上がるようです。
下山路 吉里駅からの”丹三郎”登山口

 こうして今年最初の登山も、まずまず楽しく終えることができました。
 果たして今年は幾つ登れるのだろう?、更には、飯豊や朝日も無事に登れるのだろうか?、そして北アルプスにも南にも、まだまだ登りたい山はたくさんあります。
 追い付いてくる年齢に負けないように、今年も元気で明るく、たくさんの山行を楽しみたいものです。 (おわり)