会山行紀行文 2013年
 04.25(木)
快晴
(くまのながみね)
熊野長峰
1234m
参加者 (紀行文) 2169 K/O
20名
(男性2名・女性18名) (写真) 2169 K/O
≪コースタイム≫
新潟駅南口(7:00)=鶴岡西IC(9:20)=大谷貯水池(10:00-10:10)…十字路(11:35-11:40)…龍尾ヶ池(10:45)…龍頭ヶ池(11:00-11:05)…頂上(11:10-12:00)…大谷貯水池(12:30-12:45)=鶴ヶ岡城跡(13:10:-15:00)=庄内物産館(15:10-15:30)=新潟駅南口(18:00)
≪紀行文≫
                                   〜〜〜素晴らしい!来てよかった〜〜〜
【はじめに】
 今年2月に新潟楽山会に入会した 2169 K/O です。
入会の理由は、
 ・ 今まで一人での登山が多く、達成感はあったものの、時には寂しさを感じる時があったこと。
 ・ 今年から行政書士を開業し、時間に自由が利くようになったこと。
などが主な理由です。
 そして、どの会山行でデビューとするかを考えていたところ、Mリーダーの「熊野長峰」追加募集を見て、「これだ! 日頃の運動不足の私にとって、丁度よい行程だ。湿原に咲く花も見たい!」と思い、今回の参加に至ったものです。

 しかし、郵送されて来た計画書の内容を見て驚きました。
 50歳代は私だけ!! 中には、私の母の年齢のような方(失礼!)もおられました。
 「もし、皆さんに付いて行けなかったら(^_^;)」という不安感を持ちつつ、4月25日の会山行の日を迎えたわけです。

【熊野長峰 山行】
 今まで、私が参加する登山ツアーは雨天が多く、「雨男」を自認しているところであり、前日も雨であったことから心配していたところ、天気予報通り快晴となり、幸先のよいスタートとなりました。

 バスに乗り、目的地の山形県鶴岡市へ向かったわけですが、旧岩船郡朝日村から山形県あつみ温泉まで下道となることから、一日も早い高速道路化が望まれます。

 登山口まで細い砂利道が続きましたが、バスの運転手さんの技術により、酔わずに高度をどんどん稼いでいくことができました。

 そして、登山口に到着。 前日が雨だったことから、スパッツを付ける等、皆さん万全の支度をして出発しました。
 登山口には大きな池があり、奇しくも私と同じ名前の「大谷貯水池」、何か今回の山行の縁を感じるところであります。
 登りはじめて山道の両脇に、ショウジョウバカマの花が所々にひっそりと咲いており、早くも心が癒されました。
登山準備の後、リーダーの説明 登山口の大谷貯水池 可憐で心癒されるショウジョウバカマ

 しばらくして、リーダーのMさんの「これから、いよいよ湿原です。ミズバショウが咲いていると、いいですね。」の声に、私は期待で胸を膨らませて、木道を渡ったのですが、期待とは逆に、ミズバショウはチラホラとしか咲いていませんでした。

 私は、「ウーン、こんなものなのかな。早すぎたのかな。」とがっかりしましたが、湿原は、この先にもあるとのことで、次に期待することにしました。

 私達は残雪を踏みしめ(中には踏み抜いて大きな穴を開ける方も(>_<))先に進んだのですが、前の方から歓声が沸きました。

私は、どうしたのかと思い、その方向を見たところ、湿原一杯にミズバショウが咲いていたのです。
私は、その様子を見て、「尾瀬で見た時より素晴らしい。来てよかった!」と思ったのです。
期待を膨らませながら木道を行く
残雪を踏みしめながら進む 湿原一杯のミズバショウに「素晴らしい!来てよかった」

 しばらく歩くと、頂上に着きましたが、頂上から見た風景も絶景でした。
庄内平野や海が一望に見渡せ、折からの晴天も加わり、「来てよかった!」という感動で一杯となりました。

 さて、その中での昼食です。
 不味いはずはありません。 

 また、風流に野点をやっておられる方もおられ、私もそのお茶とお菓子をいただきましたが、そのおいしさに会員の方々の奥の深さを感じ入りました。
庄内平野と日本海が一望 野点のお茶とお菓子を頂く
【鶴ヶ岡城跡】
 新潟の桜は散り始めましたが、山形県鶴岡市では、運良く丁度満開の時期でありました。
私達は、山行を終え、鶴岡市の中心にある「鶴ヶ岡城跡」に向かいましたが、日本の桜名所百選に選ばれているだけあって、これまた絶景でありました。
また、鶴岡市が生んだ剣豪小説家で城跡内にある「藤沢周平記念館」を見学し、教養を深めるとともに、荘内神社で今後益々の健康と発展をお祈りさせていただきました。
桜名所百選の鶴ヶ岡城跡公園 藤沢周平記念館を見学 荘内神社へ参拝

【おわりに】
 私にとって、今回が会山行デビューとなりましたが、山行の他に、名所見学、お土産の買い物等、様々な行程があり、学生の修学旅行的な気分になりました。

 やはり団体行動もいいものだと感じ、今後も新潟楽山会の山行に是非とも参加したいと思いました。

 また、ここまで企画立案していただいたMリーダをはじめとするスタッフの方々にも、この文章の場を借り、お礼をさせていただきます。

 そして、私ごとでありますが、現在、私の開業している行政書士の仕事も、はじめたばかりでありますので、相続関係のご相談など、ご用命がありましたら、お気軽にご連絡(рO250−24−7669)いただきたいと思います。
熊野長峰頂上にて集合写真