会山行紀行文 2013年
 04.20(土)
晴れ後曇り
(すがなさんかい)
菅名山塊縦走
909m(菅名岳)
参加者 (紀行文) 1907 M/E
33名
(男性17名・女性16名) (写真) 1907 M/E
≪コースタイム≫
新潟駅南口(7:00)=馬下保養センター=いずみの里(8:15)…大蔵山(10:25)…菅名岳(11:30-12:15)…鳴沢峰(12:45)…馬下保養センター(14:55-16:05)=新潟駅南口(17:10)
≪紀行文≫
                           〜〜〜純白の雪化粧、ルンルン気分の稜線漫歩となった。〜〜〜

 このコースは昨年、雪が多く鳴沢峰から大谷山に渡る尾根に残雪・雪庇が危険な状態で残っていたため菅名岳までのピストンで出発したが、大蔵山からの稜線に出たとたん強風で撤退した。
 一昨年も雪が多く、且つ温度が低いため鳴沢峰からの急坂がガチガチに凍結し通行不能と判断し菅名岳までのピストンで実施した。私が担当してからまだ完走していない。

 今年は、雪が多かった2年間を考慮し、実施日を1週間遅らせて計画した。

 4/14(日)
 馬下保養センターより鳴沢峰往復の下見、登山道の枯れ枝を整理しながら登る。
 あまり人は入っていないようで踏み址が見えない。

 ヘリポート付近から残雪があるが非常に少ない。
 ただ、残雪にワカンの跡が一筋。数日前のもの。

 「鹿返道」から鳴沢峰への尾根及び急坂には残雪はない。
 しかし、数日前からの寒波で急坂から上部に20cm程度の新雪が積もっておりステップが全く見えず登り下りとも難渋した。

 今年は鳴沢峰から降りれると一安心。
小山田彼岸桜(4/14)
4/18(木)
 いずみの里→大蔵山→菅名岳→丸山尾根→いずみの里のコースで下見。
 大蔵山は6合目までは夏道、その上部には積雪が残っているが非常に少ない。
 大蔵山頂上は消雪していた。
 菅名岳までの尾根線は一部夏道も露頭しているが大半は積雪が残っており、雪上歩きが可能。
 雪がしまっておりつぼ足でワカンは不要の状態。
 菅名岳山頂で約1mの積雪。昨年、一昨年と比べると非常に少ない。
 目視ではあるが菅名岳から鳴沢峰までも同じ状態。
 これで不安部分は解消。当日の好天を祈るのみ。週間天気予報では晴れ後曇りで悪くはない。
 ただ、前日の19日は寒波が入り山では積雪の予報。多く降って欲しくない。

4/19(金)
 予報どおり寒い。新潟は晴れているが、菅名山塊、五頭連峰等の山々は終日雲の中、全く姿が見えず。
小山田彼岸桜遠景(4/18)
4/20(土) 
 当日、予報どおり晴れ上がった。鳴沢峰を見るとそんなに白くなっていない。(13日は明らかに白くなっていた。)
 馬下保養センターで現地集合者を乗せいずみの里へ、ワカンは不要と伝達。
 約15分出発が遅れたが、大蔵山までに遅れを取り戻した。
大蔵山6合目 大蔵山山頂直下 大蔵山山頂直下

 暑からず寒からず適度な風もあり絶好の登山日和。
河内山塊 大蔵山から 大蔵山から菅名岳を望む

 稜線歩きでは前日の新雪で純白の雪化粧、汚れた雪を見ることもなく、ルンルン気分の稜線漫歩となった。

 雪もしまっておりつぼ足であるため早い早い、予定の時間を前倒しして進んでゆく。

 ところが「バス15時に馬下保養センターに持って行きます。」との運転手の言葉を思い出し、早く着いても入浴道具等はバスの中、マズイ。
稜線漫歩 菅名岳頂上で

 そのため、昼食の時間を長くしたり、極力ゆっくりと歩き、特に鳴沢峰からの急坂「急ぐな!滑るぞ注意しろ!」と声をかけつつ唯一の難所を無事通過した。


 休憩回数を増やしたり、ヘリポートでふきのとうタイムを設けたり、第一鉄塔ではゼンマイ取りをしたりして、14:55に全員無事完走をはたした。

 もう少し積雪が多くワカン歩行を望まれた方々には物足りない面もあったか?。

 到着と同時にバスも到着。

 めでたしめでたし。

 ゆっくりと入浴後バスに乗り込んだら小雨が降り出した。
 まるで我々の会山行に合わせてくれた天候であった。

 参加者の皆さんご苦労様でした。
鳴沢峰より阿賀野川 鳴沢峰の急坂
鹿返道で休憩 鳴沢峰を望む