会山行紀行文 2013年
 03.09(土)〜03.10(日)
晴れ
(みとうさん)(かわのりやま) 
三頭山川苔山 A
1531m  1363m    
参加者 (紀行文) 1507 N/O
18名
(男性3名・女性15名) (写真) 1866 S/T
≪コースタイム≫ 3/10(日)
宿7:20=林道始点7:55…細倉橋(8:50-9:00)…百尋の滝(9:55)…足毛分岐(10:50)…川苔山(12:05-12:40)…舟戸(13:00)…鳩ノ巣駅(15:05)=もえぎの湯・入浴=青梅IC=新潟駅南口(21:20)
≪紀行文≫【Part-A 川苔山(川乗山)
                           〜〜〜美しい滝も次々と現れて変化に富んだ登山道〜〜〜
≪10日(日)≫
 さて、一夜明けて、今日は川苔山(川乗山とも言う)です。
 奥多摩を代表する山とも言え、数年前に岩崎元郎氏が総会の講演でいらした時には「川苔山は良い山です!」と話していました。
 東京方面の方には、日帰りで行けて、電車、バスの便も良いのですが越後方面からは日帰りって訳にも行かず、「遠い山」です。

 川乗橋バス亭からはゲートがあり、しばらくは舗装の林道歩きです。川乗林道は渓谷に沿った道で、山側斜面からは落石が多いので気をつけて歩くようにとのリーダーの指示でした。確かに路には小石等落ちています。

 細倉橋で林道と別れて登山道に入りますが、ここには簡易トイレなどあるので、しばし休憩です。

 林道はしばらく続き「山と高原地図」では破線道になり「蕎麦粒山」まで続いています。
   きれいな清流を右左に見ながら幾つかの小さな橋を渡り、美しい滝も次々と現れて変化に富んだなかなか歩きがいのある道が続きました。
川乗林道入口 細倉橋、登山道入口 スリルのある個所も幾つか。
こんな橋も何回か渡ります オーバーハングもありました 変化に富んだ登山道を楽しみました

 小川から離れる所に「百尋ノ滝」があります。
 滝つぼへ出るのは登山道から少し下りるので、本日は上の登山道から眺めるだけに留めて先を急ぎます。
フカフカの落ち葉を踏んで 百尋の滝全景 百尋の滝

 今日の天気も晴れ、気温は夏日の25度とありますが、風も結構強くお陰さまでそんなに暑さは感じません。
 強風に飛ばされそうになる帽子に気をつけながら、快適に歩けます。
 滝から離れると登山道はジグザグ路になり、かなりの急登が続きます。
川沿いを離れて、山道にかかります 足毛分岐。直登コースに入ります 沢沿いの道は凍っています。アイゼン装着

 そしてその先の、谷沿いの道には積雪もあり、アイゼン装着となりました。昨日に続いての装着なので、みんな少し上手くなって「今回の山行は、アイゼン歩行も初めて経験が出来て良かった!」の声もありました。

 やがて登り切った山頂は広く360度見渡せますが、今日は煙霧と黄砂で富士山は望めません。

   「川苔で 背中並べて 春の昼」
   「春の風 シートも気持ちも 舞い上がり」
アイゼン歩きが上手くなりました 山頂直下の尾根 川苔山山頂到着

 さて、山頂でゆっくりしていたいところですが、食事を終え、集合写真を撮ってから下山です。

 川苔山は埼玉県側北、青梅川東、奥多摩町側西、南と登山道が幾つにもありますが今回の下山路は「杉の殿尾根」で鳩の巣駅への最短コースです。
高度差のない階段状の路が長く続き、ストンストンと下りて行きます。

 やがて、こじんまりした鳩の巣駅の後ろに出て、少し横へ行った処に無料駐車場があり、バスが待っていました。
昼食風景 下山は日当たりの良い道が続きます 広い尾根道をルンルンと・・

 国道を少し戻ったところにある「もえぎの湯」で入浴し、生ビールで「お疲れ様!」

 帰路の車中でもTリーダーが苦心されました「唄のしおり」が大活躍で、伴奏無しで、しおり後半の青春歌謡、叙情歌の合唱となりました。

 予定時間よりは1時間遅れの新潟着となりましたが、怪我も事故もなく全員無事に帰り着きました。

 リーダー、サブリーダーさん、班長さん、会計さん、皆さんありがとうございました。

 4月の後半には、又、奥多摩へ〜〜などと早くも思っている次第です。


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川苔山山頂での集合写真