個人山行紀行文 12.12.02日(日)
曇り時々晴れ
松岳山・天神山・多宝山
174m  235m  634m
4名
(男性1、女性3)
2070 S/F
≪コースタイム≫
岩室温泉駐車場(9:00-9:10)…岩室神社(9:15)…松岳山(9:35-9:40)…天神山(10:20-10:30)…石瀬峠(10:40)…多宝山(11:45-12:30)…石瀬峠(13:25)…天神山…丸子山公園…岩室温泉駐車場(14:25)
≪紀行文≫
                              〜〜〜新雪を踏みしめ3年ぶりの里山に登る〜〜〜

 天気予報は“曇り”、で降水確率も低く雨も降りそうも無いので近くの里山でも登ろうと考え、3年前に歩いた松岳山から入り多宝山に至るルート(岩室神社〜松岳山〜天神山〜多宝山〜石瀬)を考えましたが積雪の心配から石瀬に降りず往路を戻り丸小山公園に降りる事にしました。

 このルートは比較的登山者も少なく、早春の頃は素晴らしいお花畑が続くルートです。

 前回歩いた2009年はNHKドラマ“天地人”の影響もあり天神山付近は相当賑わっていたし、山頂付近も綺麗に整備されていたのだが…。
 さて今はどうなっているのだろうか。

 朝、時折薄日もさす中、岩室に向かう。
 車窓から昨日降った雪の為、遠くから観る多宝山は白く冠雪していたが、今回は通常の山スタイルで向かう。

 岩室温泉街を少し過ぎた所にある道路わきの駐車場に車を止め登山準備。目の前に松岳山(松ヶ岳)が観える。
 駐車場を後にし車道を新潟方面に少し歩くと左奥に岩室神社が見えてくる。
 この岩室神社の左わきに松岳山に登る登山口がある。

 神社から緩やかな登りの登山道が続き、ひと汗で中段腰曲輪跡に到着する。
 木々の切れ間から展望が越後平野や遠くの山々の展望がある。
  軽く立ち休憩し、ひと登りすると松岳山山頂に着く、山頂は広く展望も素晴らしい。西の方角に多宝山の美しい三角錐の山容が望める。

 松岳山から天神山へのルートは戦国時代の山城特有の堀跡でアップダウンは有るものの比較的明るい登山道が続く。
 早春の頃はこの付近の花が素晴らしい。やがて天神山と多宝山との分岐点に差しかかると天神山までは後僅か。

 到着した天神山は国土地理院の地図には掲載されていないが、ドラマで有名になり山頂には天神山城最後の城主大国実頼の子孫の方が筆をしたためた大きな石碑が立てられた程だったが、今はその石碑だけがやけに目立っていた。でも山頂としたは広く素晴らしい展望が楽しめる。

 しばらく景観を楽しみ、最終目的地多宝(十宝)山に向かう。
 多宝山へは一旦石瀬峠まで降り、後は急登に次ぐ急登の登山道を上がっていく。徐々に積雪が多くなってくる
 山頂に近付くにつれ積雪も多くプチ冬山気分を味わう。

 結構タフな急登も最後の階段が見えてくるとひと登り、作業用林道に出て直ぐ山頂に到着する。 
 山頂には登山者も少なく、風も無く穏やかな中、新雪と展望を楽しみながらゆっくりと昼食を摂った。 

 昼食休憩後、下山を開始。下山ルートは石瀬峠から石瀬集落に降りず、再び天神山に登り、岩室丸子山公園へ降りた。
 丸子山公園から出発地点の駐車場までは直ぐ目と鼻の先程。

 休憩を含み約5時間、結構タフな山歩きになってしまった。
 来年の春にはカタクリや雪割草を求めて来て見たいし、会山行で計画もしてみたい。