個人山行紀行文 12.10.10日(水)
晴れ
(たつのさわ)
辰の沢

788m
単独行
1977 T/A
≪コースタイム≫
  自宅(4:50)=谷地川橋(6:50)…入山口(7:10)…三角点(9:35)…稜線探索…三角点(14:00)…入山口(15:50)…谷地川橋(16:10)
≪紀行文≫
                           〜〜〜辰年に年男が辰の名が付く山へ、しかし登山道は無い〜〜〜

 阿賀町(旧上川村)の低山(標高787.7m 二等三角点)に行ってきました。
 それは山里・「黒谷、谷地」集落に流れ下る谷地川の上流に位置します。
 地形図上に三角点が印されて山名はありません。調べると基準点名が「辰の沢」です。

 偶然にも「辰」に目が向いて辰年に当たる今年、そして自分も辰年生まれです。
 益々、気をよくしてこの山に登りたい気持ちになりました。
 下見を始めて一進一退を繰り返し三度目で山頂に達し、今回は四度目で余裕を持って楽しむ思いで再訪しました。

 谷地川に沿った林道を直進し「谷地川橋」の袂に駐車です。

 ここで身支度をして暫く林道を歩き、終点手前で若いブナ林が広がる山の懐に入ります。
 登山道はないが山仕事などに利用した踏み跡や古い鉈目、獣道があり、それを忠実に伝います。

 五葉松と潅木の繁る明るい尾根筋になると、小休止を入れながらひたすら登るだけです。
目的の山 岩稜に生える五葉松

 潅木の混み合う尾根を抜けて、屹立した岩峰に上がると頂稜部の一端です。
 360度の展望は利きませんが、それでも満足感ある景色が展開します。
 高山でもない知らない山々が、遠方に連なって見えます。続いて三角点のある頂上に向います。

 潅木を進んでいくと三角点の石柱があります。二等三角点です。丈高いリョウブの根元でやや傾いてます。
 ここからの展望は大きな杉や松、潅木の木立に塞がれ止むを得ません。
御神楽岳を望む 三角点

 今日は時間に充分余裕があるので、更に続く稜線尾根 を探索し、途中の小ピ−クで昼食をとって引き返しました。
 そして登ってきた尾根の踏み跡を外さないように下山しました。    (終わり)
彫り込んだ文字 続く稜線尾根 朽ちる測量杭?境界杭?