個人山行紀行文 12.07.03日(火)
晴れ
大境山
1102m
参加者2名
(男1・女1)

1914 E/S
≪コースタイム≫
 新津(5:30)=小国町中田山崎登山口(7:15-7:30)…県境尾根(8:47)…沼川の源頭水場(9:22)…山頂(10:16〜11:53)…
 登山口(14:10)=関川道の駅ゆ〜む=新津
≪紀行文≫
                              〜〜〜もう山には登れないかと諦めた事も有りましたが〜〜〜

 2週間前、温身平の帰り酒屋さんの横に大境山の登山口を見つける。5年前会山行の有った山でその時は都合が悪く行けませんでした。
 何か気になる山で直ぐ行きたくなり梅雨の晴れ間の日に登って来ました。
 飯豊山荘へ行く途中の酒屋さんの斜め反対側の道路の少し広い所に車を停め準備の後酒屋さんの敷地内を通ると早そうですが無断で
歩くのは気が引け小川沿いの農道を砂防ダムの近くまで歩き川を越え対岸に登ると大境山の標識が有り矢印にしたがい用水路沿いの道を
100メートル位行くと又標識が有り右に入る。(この先標識その他一切ありません)
大境山登山口 砂防ダム手前の標識 水路からの最後の標識
 10日前の谷川主脈日帰り縦走の疲れはもう無く体調は良好。
 少しぬかるんだ所を通り小川を渡り川沿に少し行くと急登が始まり良く刈りこまれた
広い道を登る。(山頂まで良く刈りこまれ藪歩きは無し)
 少し平らの所で一休み。
ブナ林の中の登山道 県境尾根からの飯豊山 水場に咲いていたシラネアオイ

 此処から中尾根のブナ林の中の急登。道は良く刈りこまれて広い。道の広い訳は以前山頂にアンテナが有りその資材を上げた時の工事用の
道だそうです。
 綺麗なブナ林の急登を行き850m付近の県境尾根に出る。
 此処からは麓の集落や車道、倉手山、山頂付近の沢に残雪の残る飯豊連峰も良く見える。
 急な尾根を登るとこんどはトラバース気味に下りが始まり水の無い小沢を渡りその先の沢が沼川の源頭で冷たい水も流れていて此処で
休憩し冷たい水で喉を潤す。見ると小さなシラネアオイが一輪だけ寂しく咲いていました。
 此処より登りが始まり又県境尾根に出る。目の前にピークが立ちはだかりこれが山頂だと思い急な登山道を木につかまり登る。
 登り切るとその又先にピークが、こんな事を繰り返し右側に小さな池が有りその先のピークが山頂でした。
山頂と騙されたぴーくその1 山頂と騙されたぴーくその2 山頂手前の小さな池
 山頂近くの登山道には姫サユリやイワカガミも可憐に咲いていました。
 狭い山頂には男1名女2名の新潟からのグループが食事中で三角点には近寄れませんでした。
イワカガミの花 本当の山頂 山頂にて

 今日は天気も良く山頂からは360度の眺望、倉手山から見る飯豊も良いですが違った角度から見る飯豊も又良いです。
 飯豊本山は遠くに見え目の前には杁差、鉾立峰は杁差の陰にに成り見えません。
 直ぐ近くに枯松山も見えのんびりと山を眺めながらの食事、此のひと時が本当に幸せを感じます。
 もう山には登れないかと諦めた事も有りましたが片目が見えなくとも山には登れます。(下りが怖い)
山頂からの飯豊連峰 手前枯松山

 1時間半余りの休憩後下山、下りは怖いが木の枝につかまりながら緊張の下山、午後から気温も上がり緊張からの冷や汗とで汗ビッショリ、
登山口に着き直ぐ関川の道の駅で入浴サッパリと汗を流し帰りました。
                                                                          (終わり)
姫サユリ 急な下り 用水路の上を歩く