会山行紀行文 12.11.13(火)
晴れ
(みょうぎさん)
妙義山

1104m(相馬岳)
参加者13名
(男10・女3)

(紀行文1968 N/K
(写 真)1968 N/K
≪コースタイム≫
新潟駅南口(6:00)=松井田妙義IC=妙義神社(9:30)…奥の院(10:55)…相馬岳(13:10)…中間道(14:05)…妙義神社14:40=(入浴)=松井田妙義IC=新潟駅南口(19:30)
≪紀行文≫
                                 〜〜〜岩、鎖、怖さ、景色、、、満喫です〜〜〜

 鎖場が何か所もあり日本三大奇勝の岩山だと聞いてる 妙義山の山行、早速参加を希望しました。

 地図を眺めていたら、やたらと危険マークが付いており滑落注意、鎖場、鉄梯子、落石などの注意書きが、またガイドブックには足がすくむ、危険と隣り合わせ、自然のスリル、岩上からの眺望景観などの文字をよく目にし、調べるほど段々怖くなってしまいましたが挑戦したくもなりました。どんなになっているのだろう? 

 火山体が長年の風化や浸食により特異な岩に形成された妙義山は、赤城山や榛名山を含め、上毛三山と呼ばれている事。
 国の名勝に指定され、日本百景に選定されている事等のほか 白雲山,金洞山,金鶏山の峰群を表妙義山と呼び、その北西に在る中木川に隔てられた岩峰群を裏妙義山と呼んでいる事なども記されていました。

 新潟駅南口を定刻に出発。途中、リーダーから今日の山行概要の説明と注意点など教えてもらいながら妙義山に向かいます。

 当日は遠くの山並みも望め、岩稜と紅葉の鮮やかな光景に見とれ又、スリルにあふれた印象に深い山行でした。

 上信越自動車道、松井田妙義インターから南西に約800m位の所にある 妙義神社から西方向に歩き始めるとすぐに 白雲山登山口 があります。
         表妙義山(山麓より撮影)                            (上)駐車場より白雲山 (下)妙義神社

 先ずは登山届を提出し、尾根に囲まれた道を進むと鎖が目立つようになります。
 麓から見えていた大の字峰まで約1時間。さらに奥の院まで25分。 稜線の見晴まで向かう途中は鎖の連続する岩壁です(20分)。
 危険な場所が沢山あり慎重に進みました。
      鎖場              大の字             奥の院              危険な鎖場の連続    

 見晴は断崖になっており切り立つ岩峰が眼下に連なっていました。又1.7q程離れた北西方向には裏妙義山とその遠くに浅間山が望めました。北東方向に榛名山も見えていました。
      (見晴より撮影)裏妙義山とその遠くに浅間山                      (見晴より撮影)切り立つ岩峰

 ここから35分程で 大のぞきです。途中にはビビリ岩、玉石、小岩峰などの変わった怖いくらいの巨岩がありました。
 吸い込まれそうな断崖の縁も渡ります。
相馬岳付近の巨岩と厳しい鎖場

 30mの鎖やキレットを超えて 天狗岩 まで35分。危険マークのいっぱい記されたガイドブックの通りでした。
 目の前の天狗岳、タルワキ沢のコルを越えて相馬岳 まで45分。
 迫力がありました。相馬岳からの展望は岩峰群の岩脈が見渡せ、切り立つ岩肌には圧倒されました。
      相馬岳付近より金鶏山                余裕たっぷりのメンバー               相馬岳より金洞山
相馬岳より裏妙義山

 帰路はタルワキ沢コースから、中間道に合流しました。
 岩、鎖、怖さ、景色、、、満喫です。  ご同行下さいました皆さん有難うございました。  終わり