会山行紀行文 12.10.27(土)
晴れ
(だいげんたさん)
大源太山

1598m
参加者25名
(男17・女8)

(紀行文2131 Y/S
(写 真)2131 Y/S
≪コースタイム≫
新潟駅(6:00)=湯沢IC=旭原林道終点登山口(8:05-8:20)…渡渉点A(8:50-9:00)…大源太山山頂(11:07-15)…下山途中昼食(12:40-13:10)…渡渉点(13:45)…登山口(14:15)=入浴=湯沢IC=新潟駅(17:40)
≪紀行文≫
                        〜上越のマッターホルンと呼ぶにふさわしい鋭鋒を3度目にして念願の登頂〜

 リーダーに聞くと、昨年春、今年の春と会山行で企画をするも、積雪と増水により断念した大源太山
 今回は3度目の正直とばかり、昨日からの晴天で絶交の登山日和、期待が膨らみます。

 新潟駅を定刻に出発したバスは、途中でご来光を見ながら、途中巻IC、栄PAと参加者を乗せ一路湯沢へ向かいます。
 車窓からは朝靄で幻想的な景色を楽しみながら湯沢に到着、いつの間にか朝靄は消え湯沢周辺の山並みが紅葉に染まっています。

 登山口に予定より30分近く早く到着、皆さんテキパキと登山仕度をします。
 (思えば、今春初めて会山行に参加させてもらった時、仕度が遅くおいて行かれそうになったことを思い出します…自分なりに成長したなぁ(笑))


 リーダーから、注意事項「途中数回の渡渉、その後は急登で岩場・鎖場と気を抜けない登山です」と、私を含め新人4名の自己紹介があり出発です。

 出発して約15分で最初の渡渉点@、ここは皆さん慎重にも軽々と通過します。

 そこから沢沿いに進み、謙信ゆかりの道分岐をすぎ、梯子場などを通過しながら奥に進むと渡渉点Aです。
(クリックすると拡大します)
渡渉点@ 渡渉点@ 難なく渡ります 謙信ゆかりの道分岐

 ここはなんだか手ごわそう…、先に通過したSLがロープを引っ張っています。
 (運動会の綱引きをやっているわけではありません。ロープを手掛かりに出来るようにしています…感謝)

 手でロープを掴みながら、ジャンプして先の岩に飛び移って行きます。チョットしたスリルを味わえた渡渉点でした。
梯子場 渡渉点ASLがロープを引っ張っています 渡渉点Aチョットしたスリル

 渡渉点を過ぎると急登が続きます。でも皆さん健脚揃い足取りは軽快です。

 ブナやカエデの紅葉に囲まれた林の中をどんどん標高を上げていきます。
急登を行く 紅葉のトンネルを進む 紅葉の登山道を進む

 森林を抜け尾根に出ると、まさにマッターホルンの異名を持つにふさわしい、迫力満点の山容が頭上に覆いかぶさって見えます。
紅葉のブナ林 山頂はまだ遠い 見上げると上越のマッターホルンと呼ぶに    相応しい山容が

 振り返ると山肌の紅葉と、両側にキレ落ちた尾根道、圧巻です!

 岩尾根の急登を慎重に登りながら山頂を目指します。
振り返ると 振り返ると2 振り返ると3

 そして登頂です、やったー!皆さんリーダーと握手。

 山頂は強風と寒さ、谷川岳方面は薄黒い雲に覆われておりましたが、達成感のある登頂です。
岩場・鎖場の急登を慎重に登る 山頂までもう少し 山頂でリーダーと握手

下山も岩場・鎖場など危険個所多数、登り以上に慎重に下って行きます。

 昼食はロープがある急斜面の林の中で食べることにしました。

 誰からか「おむすびコロリン…」と口ずさむ声で、笑いが出るなど、体と弁当を転がさないように注意しながら和やかに食べました。
山頂から望む七つ小屋山方面の岩場 下山も慎重に 急斜面で昼食

 下山も終盤、難関の渡渉点Aが現れました。今度は飛び上がるようにジャンプしなければなりません。

 慎重にして思いっきり行かなければ、と、その時一人のメンバーが沢に落ちそうになります!!

 すかさずリーダーが手を差し伸べて引っ張り上げます……ホットします。

 参加した皆さんケガもなく予定より1時間以上早く下山、湯沢の温泉で汗を流し帰路に着きました。

 リーダーの責任感とSL・LL等の気配りで安全に無事登頂出来たことに感謝します。

 参加した皆さんありがとうございました。
あ!危ない。リーダーが助けます。 無事下山
集合写真(左から1班、2班、3班)