会山行紀行文 12.10.14(日)
晴れ
(いなつつみやま)
稲包山

1598m
参加者20名
(男7・女13)

(紀行文2062 R/S
(写 真)1427 H/N
≪コースタイム≫
新潟駅南口(6:00)=湯沢IC=旧三国スキー場登山口(8:05-8:20)…徒渉地点(9:10)…三坂峠(9:50)…西稲包山(10:15)…小稲包山(10:30)…三国峠分岐(10:45)…稲包山(10:50-11:00)…三国峠分岐…鉄塔(11:45-12:30)…キワノ平の頭(13:20)…長倉山(14:20)…三国峠(14:35-14:50)…三国トンネル登山口(15:15-15:25) =街道の湯(15:40-16:25)=湯沢IC=新潟駅南口(18:15)
≪紀行文≫
                                 〜〜〜美しい秋を満喫しての山歩きでした〜〜〜
 朝晩めっきり涼しくなりましたが今年初の紅葉を期待して稲包山の山行に参加しました。
 リーダーは昨日、今日と二日に分けての稲包山なので頭が下がります。

 好天に恵まれ、湯沢ICで高速を降り、国道17号線より353号線を行くと提灯岩がある旧三国スキー場に着きます。
 登山口の駐車場に着いたら既にマイクロバスが1台、自家用車が数台止まっていました。
 バスの団体さんは身支度を整えると先に出発しました。

 登山口より「これから歩いて行く先にぬかるんだ所あるので、各々、拳大以上の石を持って歩いて下さい」とリーダーに言われ、少しでもぬかるんだ道の改善に協力できればと思い、手に石を持って歩き始めました。

 歩き始めて直ぐに「キノコ」を収穫した人もいて、さすが楽山会の山男、山女は凄いと思いました。
 湯ノ沢の徒渉地点まで40分位の歩きは平坦な道で、刈り払いされており、沢のせせらぎを聞きながら歩き易い道でした。 
登山口の旧三国スキー場に着いた 黄連沢の橋 湯の沢の徒渉

 徒渉地点を過ぎてからはアップダウンの連続です。急登にはロープが付けられ、要所には道標もあり、よく整備されていると思いました。
 三坂峠から稲包山までは沢山の石楠花の木があり、花の季節には登山者を癒してくれることでしょう。
 西稲包山からずっーと下って小稲包山まで登り返しですが山の斜面が紅葉で美しく彩られて、お日様が当たっている所は輝いていました。
 疲れが吹っ飛びます。
木々が色付き始めている 刈り払いされた笹原を歩く 山頂の頭が遠方に見える
 
 山頂は、360度の展望で素晴らしく、平標、仙ノ倉等谷川連峰もよく見えます。
 山頂が狭いのと先発の団体さんがお弁当を広げていたので山頂で昼食はとらず退散です。
山頂に近づいて来た これから稜線を歩きです 遠方に仙ノ倉山が見える

 山頂を後にし、縦走路の三国峠に向かって歩き、途中の鉄塔の所でお昼になりました。 
黄葉した木々 昼食風景

 地図を見ると、稲包山の山頂へ向かうより帰路の方が遙かに長い道のりです。全行程笹が茂っており、刈り取られた笹が登山道を埋めています。
 道を覆っている笹は踏まれるとガサガサ音を立てます。笹に足を取られ転ばないように慎重に歩きました。
 時折爽やかな風が吹き、見上げるとブナやカエデ、モミジ等が紅葉しており、秋をいっぱい満喫しての歩きです。
青空に映える紅葉 鉄塔の脇2回通過 斜面の紅葉が綺麗です

 最後の急登、長倉山を登ると間もなく三国峠です。
 三国峠は越後の弥彦、群馬の赤城、信濃の諏訪の三神が祀ってある御坂三社神社があり、石碑には峠を越えた歴史上の人物が刻まれて、歴史の一端に触れられる所です。
 ここで長めの休憩をとり、バスの待っている三国トンネル登山口迄行きました。
建て替えられた三国権現 登山口に着いた お迎えのバスが来ていた


 心配したヒルや熊、アブ、蜂にも遭わず楽しい1日でした。

 帰りに街道の湯で1日の疲れを落とし、帰路に着きました。

 リーダー始め、同行した皆様に感謝しています。

 有り難うございました。
山頂での集合写真