個人山行紀行文 11.11.23(祝)
晴れ
多宝山・633m
(大滝沢コース)
参加者
2名(男)
2011 Y/O

                         

≪コースタイム≫
 新潟発10:00=岩室温泉=自然遊歩道石瀬口11:00~登山道入口11:05~大滝11:15~三段滝へつり道・合流(11:25-11:45~2回目渡渉11:45~右岸尾根に乗る12;10~登山道・合流12:50~山頂・昼食(13:00-13:25)~14:25石瀬休憩所=往路を戻る=新潟着16:00

 大滝沢コースで多宝山に行ってきました。去年は賞玩滝エンテイからK彩R会O滝小屋の裏手の尾根を登って「ひらたけ、なめこ」をゲットしたことを思い出して、今年は並列の大滝コースを目指したのです。

 石瀬休憩所から弥彦方面へ自然遊歩道が右に屈曲した辺りからヤブに突入します。
大滝沢を渡り左岸沿いに進むと間もなく20メートルの見事な大滝が現れます。道は大滝を右に高捲き、落ち口に立つとその上から小滝が連続していくのです。
やぶから入ります 20メートル大滝(上部) 20メートル大滝(下部)
紅葉がきれいです。三段滝を見る辺りで踏み跡が消えてしまいました。周囲をさがしても見つからず、仕方なく左岸尾根を上ることにしたのです。
 木枝、草の根を掴んで腕力勝負で這い上がります。沢登りの高捲きもかくや、と思いながら20分も格闘すると、ひょっこり「へつり道」に出ました。
三段滝 その上の三段滝 小滝が連続します
赤い紅葉 黄の紅葉 紅葉ズーム
 近くに坑口も残っています。崖松コースの坑口みたいにその昔、銅を掘って搬出した道なのかもしれません。やぶのへつり道は一旦沢に降り右岸尾根の杉林へ伸びていました。
へつり道に出ました 坑口が口を開けています ヤブのへつり道を行きます
 高度計が350メートルを指す辺りで尾根に乗ります。
細尾根に変わると、やぶも薄くなり見上げるような急坂が続きます。枯れ木に乾いたナメコの幼菌が発生していました。今日の「きのこ」はこれだけです。急坂を登り上げるとブナ林近くのT字路に出ました。
尾根に乗ります なめこ幼菌です ぶな林・登山道に合流します

 陽だまりの山頂は賑やかです。快晴の空に真白な飯豊連峰が浮かんでいます。

 ゆっくり休憩の後は往路を戻ります。上りでナタメを付けて来たので下りは順調です。今日はきのこのお土産はありませんでしたが、大滝と美しい滑滝を見ることができて満足の一日でした。(おわり)