「~♪剱みるなら 赤谷山で・・♪~」と歌の文句に誘われて、剱岳北側の赤谷山(あかたんやま)に行ってきました。
新潟からの当日出発は朝が辛いので、前日に登山口でテント泊して登ることにしました。馬場島荘先の林道に入るとゲートがあり、「関係者以外通行禁止」と立て看板がありますが、施錠されていないので今まではゲートを開けて中に入っていました。私だけではなく、だれもがそうしていました。
しかし、今日のゲートはピカピカの南京錠で施錠されていました。仕方ないので馬場島のキャンプ場でテントを張りました。馬場島荘の方の話では、2週間前に営林署が施錠し、今後は無期限に施錠すると言っていたそうです。なお、馬場島のキャンプ場は無料です。
18日は雲が垂れ込めていて、しかもゲートの施錠で出鼻をくじかれ、何となく沈滞した気分でしたが、19日はピーカンの晴天、元気はつらつと出発しました。ゲート前には10数台の車が止まっていて、他の登山者はもうとっくに出払った後でした。
これはうまく抜かせてもらえないと、帰りが遅くなるかも知れないなと、多少危惧しながらブナグラ谷に入りましたが、草葉の朝露はたっぷり、蜘蛛の巣もあり、人が通った気配がありません。皆さん、大猫平方面に行ったようで、結局赤谷山に入ったのは私達だけでした。
遠路はるばる出張った甲斐がありました。とても良い山行になりました。
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ブナグラ谷からの赤谷山 |
ブナグラ峠を望む。右赤谷山、左猫又山にむかう稜線
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ブナグラ峠。お地蔵さんが待っていてくれました。
茶色の円筒は、赤谷山のルートを維持してくれている方々の寄金箱です。
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ブナグラ峠からブナグラ谷を見下ろしました。谷一面が紅葉しています。
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ブナグラ峠の少し上から見上げた猫又山に向かう稜線です。ブナグラ峠から上は紅葉が終わっています。
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赤谷山に向かう尾根の途中からの毛勝三山。手前から猫又山、釜谷山(かまたんやま)、毛勝山です。
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赤谷山の山頂。赤谷山に三角点はありません。ここはピークから5mほど低い位置です。石仏は地蔵菩薩だと思いますが、違っていたら御免なさい。
背景は、剣岳、その左が池ノ平山、白ハゲ、赤ハゲと続いて、この赤谷山に繋がります。
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山頂部を石仏から剣側によるとこんな感じになります。ここはチングルマの赤い紅葉に埋め尽くされているはずでしたが、残念!終わったようです。しかし、今年は赤くならなかったという話もあります。
ここで歌を唄いたいのですが、ワンフレーズしか知らないので、唄えませんでした。
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