個人山行紀行文 11.10.18(火)
~19(水)
赤谷山(富山)
・2270m
参加者
4名(男3:女1)
1861 K/Y

                         

≪コースタイム≫
 ゲート(6:15-6:45)~堰堤~ブナグラ峠(9:10-9:20)赤谷山(11:00-11:45)ブナグラ峠(13:10-13:25)堰堤15:15~ゲート15:50

 「~♪剱みるなら 赤谷山で・・♪~」と歌の文句に誘われて、剱岳北側の赤谷山(あかたんやま)に行ってきました。
 新潟からの当日出発は朝が辛いので、前日に登山口でテント泊して登ることにしました。馬場島荘先の林道に入るとゲートがあり、「関係者以外通行禁止」と立て看板がありますが、施錠されていないので今まではゲートを開けて中に入っていました。私だけではなく、だれもがそうしていました。
 しかし、今日のゲートはピカピカの南京錠で施錠されていました。仕方ないので馬場島のキャンプ場でテントを張りました。馬場島荘の方の話では、2週間前に営林署が施錠し、今後は無期限に施錠すると言っていたそうです。なお、馬場島のキャンプ場は無料です。

 18日は雲が垂れ込めていて、しかもゲートの施錠で出鼻をくじかれ、何となく沈滞した気分でしたが、19日はピーカンの晴天、元気はつらつと出発しました。ゲート前には10数台の車が止まっていて、他の登山者はもうとっくに出払った後でした。
 これはうまく抜かせてもらえないと、帰りが遅くなるかも知れないなと、多少危惧しながらブナグラ谷に入りましたが、草葉の朝露はたっぷり、蜘蛛の巣もあり、人が通った気配がありません。皆さん、大猫平方面に行ったようで、結局赤谷山に入ったのは私達だけでした。

 遠路はるばる出張った甲斐がありました。とても良い山行になりました。

ブナグラ谷からの赤谷山

ブナグラ峠を望む。右赤谷山、左猫又山にむかう稜線

ブナグラ峠。お地蔵さんが待っていてくれました。
茶色の円筒は、赤谷山のルートを維持してくれている方々の寄金箱です。

ブナグラ峠からブナグラ谷を見下ろしました。谷一面が紅葉しています。

ブナグラ峠の少し上から見上げた猫又山に向かう稜線です。ブナグラ峠から上は紅葉が終わっています。

赤谷山に向かう尾根の途中からの毛勝三山。手前から猫又山、釜谷山(かまたんやま)、毛勝山です。

赤谷山の山頂。赤谷山に三角点はありません。ここはピークから5mほど低い位置です。石仏は地蔵菩薩だと思いますが、違っていたら御免なさい。
背景は、剣岳、その左が池ノ平山、白ハゲ、赤ハゲと続いて、この赤谷山に繋がります。

山頂部を石仏から剣側によるとこんな感じになります。ここはチングルマの赤い紅葉に埋め尽くされているはずでしたが、残念!終わったようです。しかし、今年は赤くならなかったという話もあります。
ここで歌を唄いたいのですが、ワンフレーズしか知らないので、唄えませんでした。