個人山行紀行文 11.09.13(火)
晴れ
日光白根山
2578m
参加者
2名(男1・女1)
1914 E/S

                                      

≪コースタイム≫ 
 新津4:00=菅沼登山口(7:50~8:05)~弥陀ヶ池9:55~白根山々頂11:10~奥白根神社(11:20~12:20)~五色沼避難小屋13:00~五色沼13:20~弥陀ヶ池14:00~菅沼登山口15:15=白根温泉=新津20:30
                             (行程時間)休憩を入れて7時間10分
 

 今週も新潟は暑そうなので少し涼しい所の山に行きたくなり、日光白根山へ行ってきました。最近は会山行にも参加できず、久しぶりの山歩きです。
 白根山はロ-プウェイ山頂駅から登った事は有りますが、菅沼からのコースは初めてです。登山口の駐車場には既に車が5台有りました。直ぐ支度をして歩き出す。

 最初は広い道を行くと直ぐ登山道の案内の看板が有り、此処からが山登りの始まりです。登山道はシラビソなどの樹林帯で昼でも薄暗い中を、石や木の根っ子につかまりながら登ります。2時間近くかかって「弥陀ヶ池」に着きました。此処からはこれから登る白根山が良く見えます。又、池は水も綺麗で神秘的な雰囲気が漂って居ます。
 池の横の斜面にはシラネアオイの群生地だったのでしょうか?、今は花は有りませんが鹿避けの電線で囲って有りました。池の畔では親子ずれ3人が休んでいました。私達も此処で少し休憩をしてこれからの登りに備えます。
登山口 弥陀ヶ池 弥陀ヶ池からの白根山
 最初は背の低い灌木などが有り、シャクナゲの木も有りました。今の時期に、此の山紅葉には早いし、又、花は何も咲いていません。花の時期に来られれば綺麗に咲いた「シラネアオイ」や他の花も見れた事でしょう。又「シラネアオイ」の名前はこの山から付けたそうです。
白根山々頂 日光市の山頂標識 片品村の標識
 登りは厳しくなり、浮き石も有って落石に注意しながらペンキ印をたどって稜線に出ました。登山道の右側は切れ落ち怖い所も有りました。
 「北峰」に登ると、すぐ目の前の岩山が「山頂」で、その先のピークが「南峰」です。奥白根神社の小さな祠が祀って有ります。此処から少し下り山頂を目指します。岩山の山頂は狭く、又ロ-プウェイの駅からの登山者も多く写真を撮って直ぐ他の人に譲り、360度の眺望を楽しみました。
三角点の代替え品 奥白根神社の祠 賑合う山頂
 この山には、山頂の標識が2本あります。1本は「日光市」が立てた物で、日光白根山と書いて有ります。もう1本は「片品村」が立てた物で、白根山と書いて有りました。此処で「三角点」を探すも四角な石に十字を書いた物しか有りませんでした。此処には2等三角点がるはずなのに、後で調べたら「亡失」となって居ます。力持ちの人が持ち帰ったのかしら?
五色沼 ダケカンバの林 五色沼避難小屋
 此処から神社の有る南峰へは急な岩場を慎重に下り又登る。神社の直ぐ下の風の来ない所で昼ご飯を食べ、1時間ほどのんびり休憩をする。やはり高い山は涼しく気持ちが良い。
弥陀ヶ池 五色沼からの白根山
 下りは砂礫混じりのジグザグな道を石車に乗らない様に気を付け、途中ダケカンバの林を通り、五色沼避難小屋の前で休憩した後、五色沼を目指す。五色沼は瑠璃色をしていて水は綺麗で透きとおっている。
 又此処から見る白根山も綺麗。五色沼から弥陀ヶ池への最後の登りが始まる。疲れた身体に登りは厳しい。ゆっくりと歩いて何とか登り切り、休憩の後、弥陀ヶ池に着く。此処にも大勢の人が居るも皆ロ-プウェイで帰る人達ばかり、菅沼へ下山するのは私達2人だけ。
 薄暗い針葉樹の見通しの悪い道を、木の根っこや岩につかまりながらただひたすら下るだけ。

 菅沼登山口に着き、途中の白根温泉の露天風呂に入り、又、暑い暑い新津に帰りました。       (おわり)





(紅葉していたナナカマド)