個人山行紀行文 11.05.20(土)
晴れ
冠着山(かむりきやま)
・1252m
参加者
2名(男1・女1)
2052 M/T

≪コースタイム≫ 
 坊城平登山口1305〜ぼこだき岩コース分岐1330〜山頂(1345-1355)〜ぼこだき岩コース分岐1410
 〜坊城平登山口1425

 聖山、四阿屋山とともに筑北三山の一つで、別名姨捨山(おばすてやま)とも言われています。姨捨山という名に引かれ、いつもは通過するだけの更埴ICを下りてみました。更埴ICを出ると、すぐにずんぐりと釣鐘型をした冠着山が迫ってきます。特徴のある姿なのでそれを目印に国道を上田方面へ、戸倉町からは「坊城平いこいの村」の看板に従って林道へ入ります。
 この林道がまた長〜い、ひたすら走り坊城平広場に。ここはすでに標高が1000m近く、一気に車で登りました。広場横の鳥居をくぐりコテージ村へ。

釣鐘型の山容 登山口の鳥居 開業準備中のコテージ村

コテージ村を抜け、標識に従い右尾根へ。登山道は良く整備されています。クルマバソウ、ヒトリシズカ、イカリソウ・・・と花好きには嬉しい山道です。展望台で一休み。善光寺平が一望に、岩井堂山がきれいな三角錐の姿を見せています。

右尾根へ 登り易い登山道 展望台

 展望台からひと登りで山頂です。鳥居をくぐり冠着神社にまず参拝。サクラにコナシの花が満開。ありますあります、北斜面にニリンソウの群生が。高浜虚子の「更科や姨捨の月ぞこれ」の句碑も。ここは観月の名所、秋にまた訪れてみたいものです。帰りはぼこだき岩コースを巡り下りました。

眼下の岩井堂山 トタン屋根の冠着神社 広々とした山頂
クルマバソウ ヒトリシズカ イカリソウ
ミツバツツジ クサボケ ニリンソウの群生