個人山行紀行文 11.05.03(祝)
〜05(祝)
奥多摩紀行(3)
飛龍山・
2077m
参加者
4名(男1・女3)
1507 N/O

                  *今回の山行、三日間のコースタイム記録は、1539 S/Tさんにお願いしました。

≪コースタイム≫ 5月5日
  雲取山荘5:05〜雲取山〜三条ダルミ6:20〜北天のタル8:25〜飛龍山山頂(9:10930)〜北天のタル10:00
 三条の湯11:30〜後山林道終点11:50〜林道後山線ゲート13:20〜駐車場所13:25)
=丹波山温泉「のめこい湯」
 14:30
=青梅IC=赤城高原SA(夕食)=巻潟東IC=自宅

 本日の天気はカラリとした晴れではなく、薄曇りって感じで、雲取山の山頂からは富士の姿は見えません。昨日、下った泥濘の山荘から山頂までの道は、朝早い所為か土が締まり、昨日ほど泥濘ではないようです。
 雲取山山頂、避難小屋の先から三条の湯方面に下山路を取ります。途中の分岐から主目的の飛龍山へ向かいます。

 小さなアップダウンの繰り返しで快適な歩きです。快適でも脚は遅いですが(笑)三条ダルミの分岐しばらく歩くと突然開けた場所が此処が狼平でしょうか。こんなような気持ちの良い歩きが続きます。

三条ダルミ 狼平 歩きやすい道が続きます

 ようやく「北天のタル」です。「ダルミ」は垂れている場所。「タル」は中くぼみ。登山用語解説でそんな書いてありました。此処からいよいよ飛龍山への登りです。少し雪も残っています。山頂です!

 飛龍山は少々不遇な山です。雲取山より標高は高いのに「東京都の最高峰」でもないし、日本百名山でもないし、辛うじて山梨県が「山梨百名山」で救い上げてくれた・・・・・というのは、屁理屈ですが。 

北天のタル 飛龍山山頂 バイカオウレン

 山頂の展望はありません。少し外れた所に展望ポイントがあります。
将監峠方面からグループがきました。将監小屋に二泊して「笠取山」「和名倉山」と登ったのだそうです。そっか!次は「笠取山」だな!と気持ちだけは西側方面へ。
 写真を撮ってから北天のタルまで戻り、今度はトラバースするように三条の湯へ、ひたすら下山します。

 向こうから来た人たちが「バイカオウレンが見事に咲いていたよ!」と話していましたが、こちらにも咲いていました。
 
帰りを急ぐので、三条の湯で休憩はなし。これから長い長〜い後山林道も歩かねばならないのです。

帰路、三条の湯を振り返る 道の駅に隣接「のめこい湯」

 林道後山線は渓谷沿いの新緑を見ながら、ゆっくり、でも休まずに歩きます。途中、崖崩れ等の工事車両が停まっていて、「この工事の元請は・・・」の馴染みの看板が出てきた。
 急に里らしくなってきました。
この林道は水源地の関係で管理は東京都水道局で、余りに長く通行止めが続いたので、工事終了後は車両通行可にしようと言っているのだとか。来年の4月以降くらいには工事が完了するらしいので、通行できるようになるのではないでしょうか。

 早朝505に山荘を出てから、約8時間半歩いた脚には「頑張ったネ!」と褒めてあげたい。
車に戻ってから国道を少し山梨側に走らせ、「丹波山温泉のめこい湯」で汗を流し、一路新潟へ。
三日間共、山中には雨に合うこともなく、体調もまぁまぁで(私のみゆっくり歩きましたので)満足の山行となりました。         (おわり)