個人山行紀行文 11.04.14(木)
晴れ
高陽山・高森山・万冶峠 参加者・単独
1861 K/Y

≪コースタイム≫
 県境尾根突端8:0010:20高陽山10:3511:40高森山12:3513:10尾根分岐14:50万治峠→16:30県境尾根突端

 風が暖かくなりました。お天気が良いので、新潟と福島県境の高陽山を経由して高森山まで行って見ました。高森山からの飯豊(大日)の眺めは絶景です。

私は高陽山や高森山に行く時には、新潟県側高森集落跡、福島県側大出戸集落に挟まれた県境尾根から登って行きます。高陽山には中ノ沢集落から夏道があります。高森山には道はありません。
 高森山は飯豊の展望台として関東にも名前が知られているようで、関東方面からの登山者を見かけることがあります。ガイドブックのようなものがあるのでしょうか、関東方面の方々は弥平四郎の手前の弥生集落から尾根伝いに高森山に登ってきます。

県境尾根の雪割草 県境尾根の雪割草 雪割草が咲き始めた尾根の様子

 なお、雪が消え登山道が出ると、高陽山に登ろうという人もあろうかと思いますが、山菜採りを防ぐために地元の人たちが登山道を巡回しています。高陽山に登ろうとする人は身を慎み、トラブルを起こさないように気を付けてください。

高森山に向かう尾根・・広いです。  高森山に向かう尾根・・広いです。
 今年は残雪が多いことと、大地震があって行きそびれていて、例年よりも行く時期が遅くなりました。だけどおかげで思わぬ拾いものがありました。日当たりが良く、雪消えが早い場所に雪割草が咲いていました。
 県境尾根ルートは何度も歩いていますが、雪割草を見たのは初めてです。まだ咲き初めで、花だけがポツポツと落ち葉の間から顏を覗かせていました。角田や樋曽山周辺ではあまり見られなくなってしまったピンクの花が主体で、青い花がポツポツ、めずらしい八重の花もあります。

万治峠に向かう尾根・・最初はヤセ尾根が続きます。

ここは広いほう、
 ナイフリッジもあります。

高森山からの帰りは、高陽山の少し手前から尾根伝いへに万治峠に出て、さらに尾根伝いに万治峠の登り口に下り、また尾根を登り、高森集落跡地を経由して県境に停めた車に戻りました。    

 万治峠、のどかです。

訪れる人を待ち焦がれているようです。でも峠に至る道は
まだ雪の下、斜面をへつる登山道はこの時期とても危険です。私は200mほど高陽山側に戻った所の尾根伝いに下りました。

・・・人の賑わいはまだ先になります。
                              (おわり)